天気のいい日はウグイスが元気よく囀ります。
その囀りを聞きながらの朝食の時のことです。
笙子さんが
「ウグイス色のエプロン」
をしていました。
台所で動いている時には気がつきませんでしたが、
居間に坐った笙子さんが
ばかに太って見えました。
普段見慣れた姿とは違う笙子さんが…………
どっしりと坐っているのでした。
私がじっと見つめているので、
「なんだ………」
と男言葉で言い、私の顔を見ました。
「なんでもない……」
と小声で答えますと………
「はっきりいいなさい」
と言います。
何か悪口を
私がいいたそうにしていることを
見透かしているのです。
「ウグイス色の………エプロンさ」
といいました。
「春だからね」
を笙子さんは言いながらエプロンの端を見せました。
「うんうん」
と私は答えました。
だが………
私が言いたかったのは
「太ったウグイス」
という言葉でした。
………でも………
「太った」
という言葉を言えなかったのは
正解だと後で思いました。
すぐに言葉が出てこない………ことも、
それなりの役目をはたしているのでは………
と食事が終わってから思ったのです。
今日は、声を出して笑ってしまいました。
太っていても（そう見えても）痩せていても、鶯は鶯なので、きっと素晴らしい鳴き声を聴かせてくれるのでしょうね。
奥様との微笑ましいやりとりが、私に笑顔を運んできてくれます。
素敵なご夫婦で、うらやましいです。
桜は花を残しながら新しい緑が芽吹き始めました。
新緑の季節を迎えますね。
どうぞ、お体に気をつけてください。
暖かい、平和なご家庭の風景が目に浮かびます。
春ですもんね、いつも黒ばかり着ている（今も黒ずくめ）私もきれいな色が着たくなりました。
また伺います。
昨日は定期診察の日でした。
私が先生に話す前に、
笙子さんがあれこれ話しました。
私は置いてきぼり………ということで、
不愉快な気分で帰りました。
そして一夜明けた今、
思いついたこです。
つまり………
この病の人本人よりも、
付き添う人から話を聞く方が………
より客観だと思っているのだろうと。
つまり患者は
取り繕って自分の状態を
よく見せる努力をしてしまうからだろうと思いました。
でも………私の話も聞いてほしいと思いました。
愚痴をいってすみません。
ありがとうございます。
毎日何かを書くようにしていますのでご覧ください。又ブックマークに
「天気の日には外に出て」
という掲示板を作りました。
作りましたというより、
「短歌や俳句」などの
「投稿欄」
ができないかなあ………ということを書きましたら、何人かの方が
力を合わせて作成してくださいました。
是非ごらんください。
今後ともよろしくお願いいたします。
お礼と案内まで。
良い家庭ですね～何だかテレビのホームドラマを見ているようです。
懐かしいな～。
私たちも１４～５年前まではそんなだったような気がします。
人からは羨ましがられてたような・・・
でも上を見れば切りがなく下を見れば切りがないのがこの世の中。
与えられた今を勢一杯前向きに生きていきます
私たちは今年で結婚４５年です。
後５年金婚式まで共に生きれたらと欲なことを
望んでいます。
不思議なことがあります。
笙子さんが面白がるようにと
私が駄洒落を言います。
でも
グスとも笑ってくれません。
私の駄洒落では
私自身でも笑えません。
ずーっと昔からそうです。
ところが、
笙子さんが
「ウグイス」
の話をしただけで
笑えるということは何なんでしょうね。
この差が一生続くわけですから、…………
私が小さくなっていても不思議ではありません。
「内緒で教えていただきたいこと」
金婚式って何年目ですか。
次
私のブログの
「ブックマーク」
の一番下に
「天気の日には外に出て」
という掲示板を作りました。
私がある方の指導を受けつつ入力してできたものです。
投稿していただけませんか。
ご主人によろしくお伝えください。
おやすみなさい。