認知症一期一会 http://blog.goo.ne.jp/mizukiosamu/

毎朝8時30分
ケイタイのアラームが鳴ると、私はアリセプト5mgを飲み食卓を離れます。


認知症介護

2007年10月26日 | 水木理のお勧め本
ものわすれが気になる人・家族・支援者のための認知症介護サポー
松本 一生
河出書房新社

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私、水木理は、松本一生先生には、公私ともにお世話になっています。

私が認知症と診断されて2年後、
私の状態を診察していただきました。

私がブログを発信していましたので、
「患者ではないのでは・・・」という
声が伝わってきたからです。

かかりつけ医と関係のない松本先生に
検査をお願いたしました。

こころよく画像診断をしていただき、
残念ながら「患者」であることを告げられました。

そして私は、ブログを続ける決心を改めていたしました。

その松本先生が、今年9月に

《 認知症介護 サポートマニアル 》

とい本を出版されました。 

① 誰よりもり先に、今、認知症と診断され、告知を受けた人のために

        大切な家族の誰かが認知症になっている家族のみなさんに

        認知症の人と家族を支援するあなたに

の三項目を、
10日間で読めるように工夫してあります。

先生は開業医であり、大学の教授であり、
認知症の人と家族の会の理事でもあります。

現場の中から取り上げられたことが基本になっています。

私のような患者自身が読むことが出来、
理解することができますので、
とてもありがたいです。

家族や施設に入られた人向けの本は沢山ありますが、
開業医の強みで
患者の目を見つめておられることが伝わってきます。

今の自分の状態と比較しながら読むことができ
わかりやすいので、とてもうれしいです。

お勧め本です。

 


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4 コメント

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秘話 (miki)
2007-10-26 20:02:13
そうですか。
水木様にも、認知症ではないのでは?という声があったのですか。
社会は、頑なな人も多いですね。

「社会の意識が変わる」には、時間がかかりますね!
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やはり、ありましたか。 (にんじんクラブ 近藤)
2007-10-26 20:37:23
認知症では無いのではないかと言う話、本当に、間違いだったらどんなにいいでしょうね。

あやちゃんにもありましたよ。
それで、病院もJ大学に代わったんです。
結果的には、三つも代わって折り紙に更に折り紙を付けたことになりました。ご主人のM氏は品質保証ってわけでも無いのになあ、と嘆いていました。

こういう事を証明しなければならないなんて、
ふくざつな気持ちになります。

でも、結果的にはJ大学が信頼できる所でしたので、よかったのですが・・。

ブログに書くことは一日の数分、数十分のことですよね。他の時間の姿が見えないのでそういうのかも知れませんし、書いている内容でそういうのかも知れませんね。書く事ってそれほど簡単じゃないと思う。
書くことの糸口をつかむって難しい。
何時もそばにいてそう思います。


早期に診断された人が、変に誤解されて自分の傷をほじくり返すことのないよう、心したいです。
mikiさんの言葉を読んで、よび起こされた気持ちです。


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変わりつつあります。 (水木)
2007-10-27 11:14:52
Miki様へ

「話せれば患者ではない」という言葉は、
この世界では未だに生きています。

そういう方とは接触しないようにしています。

時間がやがて答えを出してくさると思っています。

私たち「この病」の人は、
闘うことに疲れているのです。

でも・・・変わりつつあることは事実ですから
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過度気ですから (水木)
2007-10-27 11:35:17
にんじんクラブ近藤様へ

昔のイメージが払拭されませんので、
早期発見の私のような場合、
「この病」であることを伝えたにししても、
取り上げてはくれません。

寝たきりになりたくないから、
ブログに言葉を書き、
「今日も生きています・・・」と伝えるのです。

過度気ですから・・・変化を待つしかありませんね。

私はそう思っています。
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