ものわすれが気になる人・家族・支援者のための認知症介護サポー 松本 一生 河出書房新社 このアイテムの詳細を見る |
私、水木理は、松本一生先生には、公私ともにお世話になっています。
私が認知症と診断されて2年後、
私の状態を診察していただきました。
私がブログを発信していましたので、
「患者ではないのでは・・・」という
声が伝わってきたからです。
かかりつけ医と関係のない松本先生に
検査をお願いたしました。
こころよく画像診断をしていただき、
残念ながら「患者」であることを告げられました。
そして私は、ブログを続ける決心を改めていたしました。
その松本先生が、今年9月に
《 認知症介護 サポートマニアル 》
とい本を出版されました。
① 誰よりもり先に、今、認知症と診断され、告知を受けた人のために
② 大切な家族の誰かが認知症になっている家族のみなさんに
③ 認知症の人と家族を支援するあなたに
の三項目を、
10日間で読めるように工夫してあります。
先生は開業医であり、大学の教授であり、
認知症の人と家族の会の理事でもあります。
現場の中から取り上げられたことが基本になっています。
私のような患者自身が読むことが出来、
理解することができますので、
とてもありがたいです。
家族や施設に入られた人向けの本は沢山ありますが、
開業医の強みで
患者の目を見つめておられることが伝わってきます。
今の自分の状態と比較しながら読むことができ
わかりやすいので、とてもうれしいです。
お勧め本です。
水木様にも、認知症ではないのでは?という声があったのですか。
社会は、頑なな人も多いですね。
「社会の意識が変わる」には、時間がかかりますね!
あやちゃんにもありましたよ。
それで、病院もJ大学に代わったんです。
結果的には、三つも代わって折り紙に更に折り紙を付けたことになりました。ご主人のM氏は品質保証ってわけでも無いのになあ、と嘆いていました。
こういう事を証明しなければならないなんて、
ふくざつな気持ちになります。
でも、結果的にはJ大学が信頼できる所でしたので、よかったのですが・・。
ブログに書くことは一日の数分、数十分のことですよね。他の時間の姿が見えないのでそういうのかも知れませんし、書いている内容でそういうのかも知れませんね。書く事ってそれほど簡単じゃないと思う。
書くことの糸口をつかむって難しい。
何時もそばにいてそう思います。
早期に診断された人が、変に誤解されて自分の傷をほじくり返すことのないよう、心したいです。
mikiさんの言葉を読んで、よび起こされた気持ちです。
「話せれば患者ではない」という言葉は、
この世界では未だに生きています。
そういう方とは接触しないようにしています。
時間がやがて答えを出してくさると思っています。
私たち「この病」の人は、
闘うことに疲れているのです。
でも・・・変わりつつあることは事実ですから
昔のイメージが払拭されませんので、
早期発見の私のような場合、
「この病」であることを伝えたにししても、
取り上げてはくれません。
寝たきりになりたくないから、
ブログに言葉を書き、
「今日も生きています・・・」と伝えるのです。
過度気ですから・・・変化を待つしかありませんね。
私はそう思っています。