若年認知症―本人・家族が紡ぐ7つの物語中央法規出版このアイテムの詳細を見る |
「若年認知症」という本の副題は、
「本人家族が紡ぐ7つの物語」とあります。
私がこの本を購入したのは、平成18年5月です。
題名のとおりに、
若年の方のことが書かれています。
全部を読んであることは、
赤線がどこのページにも引かれていることで分かります。
でも・・・この本は
「水木理の本棚」には入れてありませんでした。
理由は・・・
私が若年ではなかったからです。
本棚に入れなかったことは私のミスでした。
「この病」を年齢で区別することは間違い。
運動会の綱引きで・・・
綱の先を持つか・中ほどをもつか・それとも後ろを持つか・・・
というようなもので、
連続していることに気がつきました。
この本は、
患者さん本人と子どもの立場からも書かれています。
《 認知症という診断がなされたとしても体が動かせるうちに、
いろんなことをやっておいたほうがいい》P16
という患者自身の言葉に偽りはありません。
若年という医学用語に惑わされた私が
反省の念をこめてお勧めします