認知症一期一会 http://blog.goo.ne.jp/mizukiosamu/

毎朝8時30分
ケイタイのアラームが鳴ると、私はアリセプト5mgを飲み食卓を離れます。


若年認知症

2007年02月18日 | 水木理のお勧め本
若年認知症―本人・家族が紡ぐ7つの物語

中央法規出版

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「若年認知症」という本の副題は、
「本人家族が紡ぐ7つの物語」とあります。

私がこの本を購入したのは、平成18年5月です。
題名のとおりに、
若年の方のことが書かれています。

全部を読んであることは、
赤線がどこのページにも引かれていることで分かります。

でも・・・この本は
「水木理の本棚」には入れてありませんでした。

理由は・・・
私が若年ではなかったからです。

本棚に入れなかったことは私のミスでした。
「この病」を年齢で区別することは間違い。

運動会の綱引きで・・・
綱の先を持つか・中ほどをもつか・それとも後ろを持つか・・・
というようなもので、
連続していることに気がつきました。

この本は、
患者さん本人と子どもの立場からも書かれています。

《 認知症という診断がなされたとしても体が動かせるうちに、
いろんなことをやっておいたほうがいい》P16
という患者自身の言葉に偽りはありません。

若年という医学用語に惑わされた私が
反省の念をこめてお勧めします

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