何日か前のことなんだけれど・・ ボクのお散歩の途中で まだ枯れ残る藪の中
ガサゴソ・・ 大きな生きものの気配
それも いくつか・・
こんなところに 人間だ・・・ 見つかったらお互い大変だから そ~~っとしてよう
「 こっちじゃないんじゃないの・・ ? 」
「 そ~だな~ なにか痕跡はあるはずだからね・・ 」
「 さっきの 大きい石の所から 右の方じゃないかな・・ 」
「 そ~だなぁ 引き返すか・・ 」
ザックを背に それぞれ 地図らしい紙切れや スマホを手にした 4,5人の 人たちが
藪や枝をかき分けながら 側に面した木立の中に消えて行った
ボクの姿なんか見られたら 腰を抜かすかもしれないから着かず離れず ついて行ってみる
耳をそばだてると 古い道を探しているらしい
例えば 百年単位で昔の道なんかは 時代の流れの中で人通りが無くなると
地図上からも消えてしまうらしい
公図と呼ばれる お役所の図面の中にはきちんと残っているものもあるけれど
そんな図面は 簡単には手に入らないらしい
軽井沢を通過する 江戸時代の街道 中山道や北国街道 草津温泉に行く道筋なんかは
観光地図にも書かれているものがあるらしいけれど 語り継がれなくなった古道も多いらしい
このところの トレイルランや街道歩きが好きな人が増えて
登山道や山道が整備されたところだけでなく 山菜取りや踏み分け道まで歩く人影がある
この人たちは 昔の地図のわずかな情報を頼りに 何百年も前の道を捜し歩いているらしい
国土地理院の地図は 一定の時期に 更新されているそうだけれど
書き換えられる前の地図って どこかに残っていないのかな・・・
みなさん そーゆーお話 知りませんか?
道も線路も無くなると、分からないか
>昔の地図のわずかな情報を頼りに 何百年も前の道を捜し歩いているらしい
たいしたものだわ