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小野、右足の甲を骨折!?

2005年06月02日 10時52分12秒 | スポーツ
 マナマでのサッカー日本代表の練習中に右足に違和感を感じて病院へ向かったという小野、どうやら右足の甲を骨折したようで、コンフェデを含めてプレーするのは無理ではないかとフェイエノールトが発表したという。
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練習で小野が離脱したときの映像を見る限り、軽く球を蹴っている時に突然右足の甲に違和感を覚えたといった感じで、右足の先を冷やしてクルマに乗り込む映像が紹介されていたが、骨折だったとすると疲労骨折ということなのだろうか?
 小野離脱後の練習では、小野のポジションに中田英が入り、中田英の後には小笠原が入ったという。
 FWには柳沢が入っていたということなので、この練習でのポジションは、

       柳沢
         小笠原
    中村

 三都主       加地

    中田英 福西

  中澤  宮本  田中

       川口

となったわけだ。

 なぜ、小野が離脱した後に稲本を入れないで中田英を下げてしまうのか理解に苦しむところ。
 中田英が高い位置にいると、高い位置での守備意識の高さやボールキープ力、相手に対しての威圧感、DFを2~3人ひきつけてくれるという面でのメリットがあって、裏をとる動きをする選手が動きや易くなるしカウンターへの切り替えを遅らせることができる。
 しかし、小笠原ではパスだしは上手いけど、あたりには弱いし相手を止める力もあまりないから、カウンター対策という面で不安が出るし、スペースを作れないから裏をとる動きをする選手が飛び込むチャンスが減ってしまうことになるんではと心配。
 ボランチに入る中田英にしても、スピードが乗って球を運ぶ相手に抜かれ後ろから追いかけてファールで何とか止めるというシーンを何度も見ているので、低い位置での守備に関してはかなり心配だ。

 小野がバーレーン戦と北朝鮮戦に出られればいいんだけど。

 まあ、個人的には小野は後半の切り札でスターターは

パターン1
       大黒
         柳沢
    中村

 三都主      中田英

    稲本  福西

  茶野  中澤  田中

       川口


パターン2
       大黒

     中村

 三都主  稲本  中田英

    遠藤  福西

  茶野  中澤  田中

       川口

というのがいいんじゃないかと思ってましたが。

 特にパターン2は、左に流れてプレーをする中村の空いた真ん中に稲本があがってきてプレーをすることになって、稲本と中田英、稲本と中村は流動的にポジションを変えながら、右に流れた稲本から真ん中の中田英が落として裏を取った大黒が決めるとか、中田英がそのまま切り込んで打つとか、スルーして中村が上げて大黒が打つとか、走りこんできた福西がヘディングするとか、バリエーションが多彩になるし、守りでも高い位置でのチェックで相手の攻め上がりを遅らせることができるし、中盤でバランスが取れる遠藤と福西が間延びしがちな中盤のケアをするのでカウンターのリスクを減らせるというメリットがあるんじゃないかと。DFの真ん中にはある程度1対1に強くて高さのある中澤をおきたいところ。

 召集されているプレーヤーの特性を考えて適正に組み合わせれば、負ける要素はないはずなんで勝敗の差は各選手の意識の問題。小野のケガは残念ですが、とにかく代表には気合でプレーしてもらいたいものです

 小野が軽症ならいいんですが。


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