仏国でのあの卑劣で痛ましいテロ事件を、体調不良だったこともあり、ベットに横になったまま悲痛な気持ちで観ていた。こうしたテロ事件には、地域性や因果関係的な要因も多分にあるのだろう。だが、今日迄の各種各様のテロ事件を思い起こせば、2011.9.11事件以来現代は、確かに、「テロの脅威」はどこにでも潜在している時代に完全になっているとも思った。
人間社会だけでなく人間そのものにも、ある日突然、病魔という悪玉に襲われて苦しめられ、時に脳卒中や急性心不全等で即絶命することもある。当方は、生き方の面では「ピンコロ」願望だが、幸いにして未だその兆候はない。でもこの1週間は、聊か大袈裟な云い方になるが、未経験のかなり激しい咳に散々苦しめられた。
以前から時々出ていた鼻水に加え、6日の夜半頃から、急に咳き込みが1分程続いて、息苦しくなりだし、その咳込状態が、1時間に何度も、起きたりしていた。痰が絡むこともなく、食欲も普通だった。だから、そのうち治るだろうと判断し、その後も、うがいの励行、喉を温めることや早目の就寝、それに食は抜かないよう努めていた。微熱も退き、呼吸時の胸の微痛もなくなったが、咳き込み状態から何とか抜け出したいと思い、外に出る意欲も出て来た13日(火)、総合病院の専門医の診断を受けた。
問診と聴診後その医師から、「・・・大事に至らず良かったが、微熱が続き胸痛があり、これに痰が絡んでいれば、急性肺炎で即入院でしたよ。家での処置が概ね良かったこと、あなた自身に病に耐える体力があったからこの程度で済んでいる。・・・咳込は和らぐが、今暫くは続く。病み上がり状態だから、散歩及び体全体を動かすストレッチ等は、暫く自重するよう・・・」と云われた。
お蔭様で、毎食後の処方薬の服用により、昼夜の咳き込みは殆どなくなり、NHK[まいにち中国語」の視聴、抜けていた日記の記入、メールチエックも出来るようになった。もう大丈夫だろう。
医者の診立ては、「鼻風邪が治りかけている状態」だとのことだった。鼻風邪が進んで急性肺炎にでもなっていれば大変なことだ。約68年前の小学5年の頃、その急性肺炎で闘病した昔のことが又思い出された。そうならずに済んで本当に良かった。
鼻風邪なる言葉は、初めて聞いた。通常の風邪と、どこがどう違うのか知らないが、いずれにしろ、「侮るなかれ、風邪は万病の基」なのだから。・・・・
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