気心は未だ若い「老生」の「余話」

このブログは、閑居の間に
「言・観・考・読・聴」した事柄に関する
 雑感を主に綴った呆け防止のための雑記帳です。

歯抜け爺の呟き

2015-04-20 08:14:54 | 健康

健全な人の歯は上下合わせて32本あるのだそうだ。だが、当方の自分の歯は、今では僅か4本しかない。だから亡くなった28本分は総て入歯でカバーしている。

ところが最近、腔内老化に伴い噛み合わせがよくない上に、虫歯の治療も中断したままであるため、食中・食後の違和感が拭えない。早期治療と調整が不可欠な状況になっている。

海辺育ちで、子供の頃から魚介や海藻類をよく食べて育った割には、その頃から歯は丈夫な方ではなかった。「歯周病予防研究会」のデータによると、年齢別に残っている歯の平均の数は、以下のとおりだ。

20代・・28本、30代・・26本、40代・・22本、50代・・20本、60代・・15本、70代・・9本そして80代以上は6本となっている。なお、55歳以上の日本人のうち、約400万人が総入れ歯だそうだ。当方も総入れ歯同然の状況だ。昔から、歯・目・〇〇とも云われているとおり、当方の大事なこの三つの持ち物もすっかり機能低下してしまった。

厚労省は平成4年以来、80歳になっても自分の歯を20本以上残す8020(はちまるにまる)運動を推奨ししている。しかし現実は80歳以上の約8割の高齢者は、自分の歯も20本以下しかなく、部分入歯か総入れ歯で不自由な生活を送っている。

虫歯も入れ歯もない同年輩の友人が3月初めに他界した。歯は健康の源だと誇らしく語っていたその友が、先に逝くとは歯の神様も理不尽なことをするものだ。老化したわが歯の異常に気づくと、同時に、歯の健康面では手本のような友のことを暫し思い出した。命の神様は時には、不公平な運命の仕分けをするものである。

 

 

 

 


散る桜 残る桜も 散る桜

2015-04-10 08:00:20 | 環境

 

「世の中は 三日見ぬまの 桜かな」とも云われるが、大好きな桜が散りつつあるこの時期になると、一年振りに会った友との別れの後の心情のように「満足感が寂寥感に変わって行く」ように感ずる。そんな気持ちになるのも歳の所為なのかな・・・とつくづくそう思う。

標記の句は、良寛和尚の辞世の句で、旧軍の特攻隊員に愛唱されたとも云われる、句の意味を思い浮かべながら、ベランダ越しの桜を日々カメラに収め眺めてきた。観つめながら、来年もこの桜達は必ず見事に咲くだろう。

しかし、この自分は、果たして、この桜達の華やかな姿を来年も元気で観れるのだろうか・・と多少不安な気持ちが脳裏をかすめたりもする昨今だ。そんな老生だが、この先も気持ちの若さを失わず、来年も桜と共に、傘寿の春を迎えられるよう心と体の健康管理に努めたいものである。


注意力散漫症者の愚かなミス例と対策

2015-04-03 16:14:59 | 日常

最近、当方が送信した2通のメ-ルで又しても悪癖のケアレスミスによる誤変換をし、発信後にこんな筈ではなかったのにと気付く失敗をしてしまった。メ-ルの際は十分注意しているのだが、同じような誤りを時々繰り返し、申訳なく思うと同時に、ミスが防げない自分が情けない。

 その一は、訃報を知らせる2度目のメ-ル文中、先のメ-ルで間違えた故人の姓のうち、点ありの「富」を点なしの「冨」と入力訂正したものの、今度は、「永」を「長」と誤入力して冨長と書いてしまったことに気付かず送信したことだ。

以下はそのメ-ルー文の一部である。

謹んで富永 劭(たかし)君のご逝去(昨年12月11日)についてじ後連絡致します。

先信メ-ルで、冨長を富永と誤変換したまま送信し、故人に申訳ないことをしました。メ-ルの直後、小野さんから解説付きのさりげないご指摘を頂きありがとうございました。

・・・中略・・人情と仁義に篤い冨永君の生き方は、実に立派だったと思います。

その二は、選抜優勝校の敦賀気比を敦賀基肥地元を知元ヨーロッパをヨーローツパなどと、下記文中にあるような誤りをしたまま送信したことだ。

・・・.敦賀は、江戸時代は北前船の寄港地として栄え、明治・大正時代は、ウラジオストック経由でヨーローツパに至る、国際列車連絡船の発着港としても知られていた港町である。

僅か人口6万7千人の町に、三つ目の敦賀気比高が創立されたのは、昭和61年のことだが、野球の全国大会出場歴は、既に春夏通算11回、うち準決勝進出3回の実績もあり、の応援もヒートUPしているようだ。

その敦賀気比が、昨夏に続き又しても、準決勝で大阪桐蔭と明日対戦する。インターネットによる優勝予想率は、大阪桐蔭37.95%、浦和学院26.7%、敦賀基肥24.8%、東海大四10.6%(3月30日12時現在)となっている。・・・・

 筈と積りは、どっちもどっちのような関係にあるが、問題はどうすれば、防げる筈の安易な入力ミスを防げるかである。

当方は、長めのメ-ル文は ・Wordの画面で下書きし、読み返しチエックしたものをコピーしてブログ画面に貼り付け貼り付け後の画面で、再度文書構成上の齟齬や誤字・脱字等を再確認し、最後にプレビュー画面で複数回チエックしているのだが、それでも生来の注意力散漫症であるため、画面上のチエックだけではミスに気付かない場合が多い。なので、今後は、長めのメ-ル文を送信する時等は、一旦プリントアウトして、ペーパーで必ず確認するなどの方法で、ケアレスミスの防止に努めようと思っている。