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三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

インサイド・マン

2006年06月22日 | Weblog
6月22日(木)

      

先日久しぶりに、映画(インサイド・マン)を観てきた。
「ダビンチコード」が前評判に反しイマイチのように感じたので、急きょ、「インサイド・マン」に変更しての鑑賞であった。

白昼、マンハッタンの大銀行の支店に、ペンキ屋に変装した数人の男女が押し入り、そこにいたお客、従業員合せて50人を人質に取る。そして、この人質全員に犯人たちと同じ格好をさせ、逃走用のバスとジャンボ機を要求するが、どうも、犯人たちは脱出する様子はもとより、現金、貴金属類を奪う気配もない。

本店にいたこの銀行の創始者である最高責任者は、腕利き女弁護士を犯人たちとある取引をさせるために送り込む。このある取引とは何か、がこの映画の隠された重要なポイント。
実は、この銀行最高責任者は、昔、ナチス・ドイツと裏取引をしたことのある影の顔を持つ冷徹な人物。どうも、銀行強盗を仕掛けたのもこの最高責任者のある目的を実現するための自作自演の匂いが.......。

そして事件は、一人の死傷者もなく、また、現金、貴金属類などの被害も一切ないままに解決する。もちろん、犯人達と同じ格好をさせられた人質のお陰で、警察も誰が犯人か分からずお手上げ状態で、結局、犯人が誰だったのかも分からず仕舞い。
そして事件の真の目的は達成されたかに見えたが......。

監督:スパイク・リー
出演:デンゼル・ワシントン、ジョデイ・フォスター、クライブ・オーエン
(128分)