小金井 サッカースクール A.C.Fonte

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3年目を感じた

2012-05-29 21:17:25 | 活動内容 2010.2~2015.11
天気が持ってくれて、最後までやりきる事が出来て良かったです。早い段階でメールをしましたが、変更しながら進行をした事はお詫び申し上げます。やはり私が予報を気にして手を打つと天気は回復しますね・・・。



さて、アップをまず3対3対3にしようとしたのですが、人数が3人余ったので4対4対4にしました。この場合、狭いスペースでトレーニングすべきなので、その人数でペナルティエリア内のみで行う。流れは以前の活動報告でもある流れで。12人でペナのみは判断の早さなどを考えるとちょうど良いですね。


試合前に、「仮に20分を3本やったとしてもとのコーチは1試合分のスコアしか見ないから。例えば3本やって3-3だった、でも2本目までは1-2でこっちが負けてた・・・であればこっちの負けだよね?少年サッカー1日1試合でないことが多いけど、基本的に見るべき事は20分ハーフ1本での出来事だからね。」


で、その後ポジション発表・・・ここで欠席と私のミスで来ないハズの選手が居たりで後半のシナリオが大きく崩れそうに。。ほぼやっつけで最初の方に考えていたプランを当てました。この学年はメンツは居るが、どーもポジションが決めにくいメンバーばかりで3パターンくらい考えてました。嬉しい悩みでもあります。


1本目は0-1のビハインドで折り返す。しかしながら何も悪くなく、皆チャレンジしているし、キーパーに置いた5年生の失点も私がやってほしいミスからの失点でしたので狙い通りだった。一応狙いは、普段の練習のミニゲームなどでパスやドリブル時のボール置き場所などにミスはあるが、周りのおかげで致命的なミスになっていないので、どれほどのミスをしているか理解出来るチャンスがない→キーパーという後ろにゴールがある状態でいつも通りのプレーをすればどんな状態に陥るのか、自分がどのようなミスをしているかに気付けるチャンスとしてキーパーに置きました。そして、相手が目の前に居る中クリアを試みたが、相手にあたりそのまま先制される。それが私のやって欲しかったミスという事です。交わせる技術を持っていても、状況判断がしっかり出来てなければ自分の技術は活かせないという事をね。


チームとしては修正する点が全くないし、今までのフォンテの試合や他の学年以上に良いチャレンジとミスの多さであり、戦術も表現しようとしていたので「今のチャレンジとミスを続けた上で0-1は素晴らしいし、俺が見てる所は君たちがそれを続けた先にある6年生になった時な訳だ・・確実に今の6年生より良いサッカー、攻撃的なサッカーが出来る選手達になっていると思う。」と伝え、選手を変更して後半。


今日は個人に対して少し言いすぎなくらいで書きます。今日私がキラリに当てた選手。セスクみたいでしたよ。ボールの持ち方、ヴァイタルエリアへのドリブルで侵入からパスなのかドリブル突破なのか、シュートなのか、それも周りの選手が良いオフザボールの動きをしてくれるからまた良い展開がやってくるんですよね。見ていてワクワクさせてくれるプレーヤーになっていました。パスも効果的に出すのでそりゃ自然とボールも集まりますし、オフザボールの運動量もキラリの発表で分かりましたが・・・ボールタッチ数が多いわけです。そこまで自己分析が出来る選手になっていたとはね。素晴らしい。


右サイドの小さなメッシ2人も良かったですね。2、3年生とは思えないし2人とも10番なんですよね(笑)なんかプレー中に「俺がメッシだし!」みたいな感じでワンツーやらオーバーラップをお互いやりあっていましたね。3年生の方のメッシは交代後戻ってくる時に「ワンツーが出来た!」「素晴らしかったよ!」とカワイイです(笑)


後方からのオーバーラップが積極的すぎるのは初めて見ました。ただ、そこで私が「○○!ちょっと裏取られてるから下がろうか」という声掛けをして消極的にさせたくはない年代ですから我慢しました。だからDFが一人も居ない状態になっていて失点しても、裏を取られていても指示は出しませんでした。攻撃的で良いんです。常にそんなサッカーを観ていたい。裏を取られてもそこまで正確なロングは入りませんし、何のために「手の使えるCB」と言っているかっていう事、そして裏を取られている事実は選手が感じればそれで良いんです。


高い意識の高学年と練習して育ってきたなという印象を受けたのは私だけでしょうか。これが本来あるべき育成方式。現在のトップに何が足りないのかを常に分析し下の年代で修正していく。育成年数や人数が少なくても、しっかりとPDCAを繰り返していけばどんなジャンルでも勝ち抜いていける。そして、私が多くの失敗をしてきた選手だという自信がフォンテを強くしていくでしょう。


クラシック聞いてブログ書くとこんな感じになります(笑)