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長島充-工房通信-THE STUDIO DIARY OF Mitsuru NAGASHIMA

画家・版画家、長島充のブログです。日々の創作活動や工房周辺でのできごとなどを中心に更新していきます。

108.青木画廊での絵画新作個展も無事終了しました。

2013-11-07 13:18:54 | 個展・グループ展

東京銀座、青木画廊での新作絵画個展『伝説の翼~The Wing of Myth and Legend~』も今月1日に無事終了いたしました。ご多忙の中、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

会期中は台風が接近するなど天候に不安がありましたが、祈りが通じたようにコースもそれて、とても多くの方々にご来場いただきました。画廊の方のお話では芳名帳に記帳されなかった方も含めると400名以上は来ているだろうとのことでした。また会場では多くの方に励ましや賞賛の言葉をいただき感謝しています。今回作品をご購入いただいた方の半分が初めて僕の作品を購入されたということも驚きでした。そして作品を通じて楽しんでいただけたこと、何かを感じて反応していただいたこと、絵を通じてさまざまなコミュニケーションができたことが何よりも嬉しいことです。

美術家というのは個人差もありますが、個展を開催するのに最低2年間ぐらいは仕事場に籠って制作します。そして作品が数十点たまると1週刊から2週間の1瞬に発表し、仕事が完了します。このことをたとえていうなら、セミの幼虫が長い年月土中生活をし成虫になったと思ったら、わずか1週間ぐらいで必死に鳴いて恋をし、産卵して、1生を終えるようなものです。このサイクルを何十回と繰り返していかなければなりません。

個展最終日、展示終了後に画廊のA夫妻と雑談を交えながら、おいしいお酒を一杯やりました。この時に次回の個展のテーマなどもお話ししました(内容は、まだ秘密です)。しばらくは今回ご好評いただいたネパール紙の作品を続ける予定です。また、しばらくの間は土の中にこもり制作に精進努力してまいります。

次回展もどうかまたご来場ください。よろしくお願いいたします。画像はトップが青木画廊個展の看板。下が会場風景。