横浜の岩崎ミュージアム企画のグループ展『第6回 版と表現展』‐ 次世代による木口木版画の世界 - が、今月13日から始まった。オミクロン株が急速に蔓延する中、出品者の1人として初日に会場に行って来た。
この企画展も今回で6回目となる。僕は前々回からの参加なので今回が3回目ということになる。今回は40歳以下の若手の版画家をメイン出品者として、我々、年長組は「賛助出品」という形になっている。そして年長組は2点までの出品である。
現代版画の表現技法の1つとして専門の版画家の手により木口木版画が制作されるようになったのは1960年代~1970年代になる。その当時は専門とする版画家は10人もいなかったと思うが、かれこれ、50年~60年経った現在ではけっこう専門に制作する版画家も増えてきている。まぁ、その他の板目木版画や銅版画と比較すればそれでも少ないのだが…。
その少ない原因としては教える場所が少ない、版木や道具等が入手しずらいといったことがあるのだと思う。つまり今展は今後のこの版画技法を背負っていく若い世代にエールを送るという意味もあるようだ。
午後、会場に着くと平日ということもあり来場者は少なく、それでも出品者の若て版画家や版画関係者などに久々に会って話すこともできた。木口木版画は大抵が手のひらサイズの小さなものが多いが細密な絵柄でイメージも奥深いものが多く、18名の合計120点あまりの作品が並ぶとなかなか見応えがあり丁寧に観ていくと、あっという間に閉館時間近くとなってしまった。
残念だったのは、2年前の第5回展の時には出品作家による木口木版画の参加型ワークショップやアーティスト・トーク、オープニング・パーティー等が行われたのだが今回はコロナ禍により、その全てが中止となってしまったことである。まぁ、止むおえないことではあるのだが…。
展覧会は1/30(木)16:30入館締め切りまで。このコロナの状況下、あまり強くはお薦めできないが、神奈川方面の方、横浜市在住の方、アート・ファン、版画ファンの方々、お近くにお出での際は是非、一度お立ち寄り、ご高覧ください。
※会場はコロナ対策として換気、消毒等を行っていますが、ご来館の時には必ずマスク着用にてお願いいたします。
この企画展も今回で6回目となる。僕は前々回からの参加なので今回が3回目ということになる。今回は40歳以下の若手の版画家をメイン出品者として、我々、年長組は「賛助出品」という形になっている。そして年長組は2点までの出品である。
現代版画の表現技法の1つとして専門の版画家の手により木口木版画が制作されるようになったのは1960年代~1970年代になる。その当時は専門とする版画家は10人もいなかったと思うが、かれこれ、50年~60年経った現在ではけっこう専門に制作する版画家も増えてきている。まぁ、その他の板目木版画や銅版画と比較すればそれでも少ないのだが…。
その少ない原因としては教える場所が少ない、版木や道具等が入手しずらいといったことがあるのだと思う。つまり今展は今後のこの版画技法を背負っていく若い世代にエールを送るという意味もあるようだ。
午後、会場に着くと平日ということもあり来場者は少なく、それでも出品者の若て版画家や版画関係者などに久々に会って話すこともできた。木口木版画は大抵が手のひらサイズの小さなものが多いが細密な絵柄でイメージも奥深いものが多く、18名の合計120点あまりの作品が並ぶとなかなか見応えがあり丁寧に観ていくと、あっという間に閉館時間近くとなってしまった。
残念だったのは、2年前の第5回展の時には出品作家による木口木版画の参加型ワークショップやアーティスト・トーク、オープニング・パーティー等が行われたのだが今回はコロナ禍により、その全てが中止となってしまったことである。まぁ、止むおえないことではあるのだが…。
展覧会は1/30(木)16:30入館締め切りまで。このコロナの状況下、あまり強くはお薦めできないが、神奈川方面の方、横浜市在住の方、アート・ファン、版画ファンの方々、お近くにお出での際は是非、一度お立ち寄り、ご高覧ください。
※会場はコロナ対策として換気、消毒等を行っていますが、ご来館の時には必ずマスク着用にてお願いいたします。