長島充-工房通信-THE STUDIO DIARY OF Mitsuru NAGASHIMA

画家・版画家、長島充のブログです。日々の創作活動や工房周辺でのできごとなどを中心に更新していきます。

204.プロ野球も後半戦、激しいゲームが続いています。

2015-08-20 19:14:06 | 野球・スポーツ

言い訳を書くわけではないのだが、今年の夏も異常な暑さが続いていた。そして毎度のことなのだが、お盆前後に仕事が集中していたことも重なってブログの更新が空いてしまった。ここへ来てようやく、熱さも緩み、仕事も落ちついてきた。今日は熱戦がつづいた高校野球の決勝戦、神奈川の名門、東海大相模が強豪、仙台育英を下しひさびさの優勝を決めた。いい試合だったねぇ。

この猛暑の中、プロ野球も後半戦真只中である。セリーグは1位から5位までが団子で、まだまだどこが頭を取るか解らない状態の混戦である。毎年、団子の混戦はパリーグのおかぶだったのだが珍しいシーズンとなっている。そしてパリーグの方はというと首位、福岡ソフトバンク・ホークスの独走状態となっており優勝マジック・№が点滅し始めている。我が千葉ロッテ・マリーンズの現在の順位は51勝52敗勝率4割9分5厘で、2位の北海道日本ハム・ファイターズと8.5ゲーム差で3位となっている。

今年のロッテはシーズン序盤より先発投手の不足、打線の不調などが原因で苦しい戦いが続いている。勝率5割までいったかと思うと連敗が続き、順位も4位と5位の間を行ったり来たりということの繰り返し、選手もファンもフラストレーションが溜まる状況が続いてきた。個人的にも球場からは足が遠のき気味だった。ファンの姿勢としてはこういうことではいけないんだけどねぇ…。ここ数年来、夏になるとチーム全体が調子を落とすことが多かったのだが、今年は梅雨空けぐらいから少し調子が良くなり、投打もかみ合ってきて何とかAクラス入りを果たしたところだ。これも珍しいパターンである。それから今のところ他チームにくらべて怪我人が少ないということもラッキーと言えるだろう。パリーグの打率十傑に3人がランキングされていたり、キューバの主砲、デスパイネがホームランを打った試合は必ず勝というジンクスも生まれている。

千葉ロッテ・マリーンズ、今が大事な時期。ここで踏ん張って得意の短期決戦、クライマックス・シリーズ参戦の権利を勝ち得てください。最後まで応援しています。ボチボチ暑さも峠を過ぎたようだし、一日の制作が終わってからホーム球場にナイター観戦に出かけることにしようかなぁ。生ビールがうまそうっ!!画像はトップがゲーム中盤、ベンチ前で円陣を組むロッテナイン。下が向かって左から今年の先発投手、勝ち頭の一人石川歩、4番バッターのアルフレド・デスパイネ、内野席から観たQVC・マリンスタジアム。

 

      

 

 


184. 待ちに待ったプロ野球公式戦が開幕した。

2015-03-27 21:21:04 | 野球・スポーツ

地元千葉ではソメイヨシノの開花を待つ、晴天だが肌寒い天気が続いている。そんな中、待ちに待ったプロ野球セ・パ両リーグの公式戦が始まった。今年も12球団が熱いゲームを展開する。長かった冬の間は『野球盤ゲーム』で待ちきれない気持ちを我慢し続けていた。

サポーターとして応援している千葉ロッテマリーンズはオープン戦では2位でチーム打率はトップを走り、ここまで厳しいキャンプでの成果は上々で来ている。まぁ、あくまでもオープン戦の成績なのでまだまだ解らないが、調子が良いということはうれしいことである。昨年、引退したベテラン里崎捕手の置き土産に「2015年、千葉ロッテマリーンズは5年に一度のゴールデン・イヤーを迎える」という名言があった。2005年のパリーグ優勝~圧倒的な勢いで日本シリーズ日本一!!、2010年のリーグ3位~クライマックス・シリーズ~日本シリーズ優勝の日本一!!劇的な下剋上。このチームは5年周期で幸運な年が来るというのだ。そして迎えた今年が3回目の周期。こじつけかもしれないがファンとしては期待してしまう一言なのである。

今年のチーム・スローガンは『翔破・熱く!勇ましく!!泥臭く!!!』である。この最後の泥臭くというのが、恰好ではなく泥まみれになっても勝っていこうという強い気持ちが表れていて実にいい響きだ。そしてロッテらしいとも言えるだろう。今年のチームの一番の特長は全体に選手が若返ったということだろう。新人がキラキラと輝いて見える。そしてオフに大型補強はなかったものの助っ人外国人選手たちが粒ぞろいである。投手では韓国のイ・デウン、台湾のチェン・グァンユウ。野手では昨年後半加入して長打をガンガン打ちまくってくれたキューバの大砲アルフレド・デスパイネ選手。キューバ・リーグが春までかかるため少し遅れての登場だが、今年もきっと打ちまくってくれると期待している。

千葉ロッテマリーンズ、今年も球場で熱いプレーを見せてください。そして優勝に向けて泥臭く勝ち続けてください。1サポーターとして影ながら応援しています。画像はトップが応援ユニフォームを着た僕。下が同じ姿を後ろから撮影したもの、昨日の新聞に掲載されたセ・パ12球団各チームの監督コメント(部分)。

※このブログを制作中、開幕のソフトバンク戦に3-1と快勝した!! エース涌井投手の粘りの好投に好調打線が答えた勝利だった。開幕戦勝利はひさしぶりである。

 

   


160.千葉ロッテ 里崎智也・引退セレモニー

2014-10-01 20:47:03 | 野球・スポーツ

すっかり秋めいてきた昨今、プロ野球界が大詰めの時期を迎えている。米大リーグではNYヤンキースのデレク・ジータがヤンキース・スタジアムでの最終戦でサヨナラ・ヒットを放ち、ドラマのように出来過ぎたしめくくりに多くのファンを驚嘆させていた。我が日本プロ野球界でもセ・パ両リーグで上位6チームが出揃って来たところだ。

先月、28日。QVCマリンスタジアムでの千葉ロッテ対オリックスのナイターを観に行ってきた。そしてこの日はゲーム終了後、ロッテの正捕手として活躍した里崎智也(38歳)の引退セレモニーが開催される日でもある。

里崎智也と言えば、1998年にドラフト2位でロッテに入団後、怪我や不調に苦しみながらもロッテの捕手として目覚ましい活躍をしたプレーヤーである。2005年バレンタイン監督時代のリーグ優勝から日本シリーズ優勝。2010年西村監督時代のレギュラーシーズン3位からの日本シリーズ出場、優勝と2度の日本一に守備と打撃で貢献。2006年『王サムライ・ジャパン』の年、WBCに選出され正捕手として世界一に貢献し、ベストナイン(捕手部門)、ゴールデン・グラブ賞を受賞。2012年にはロッテ生え抜き捕手として初のプロ入り通算100号の本塁打を達成…などなど、すばらしい経歴に輝くロッテを、いや日本を代表する名捕手なのである。打てばチャンスにはとても強く、ここぞという場面でヒットを放ち『お祭り男』と呼ばれた。守れば強気なリードで投手をグイグイとひっぱり、里崎に育てられたというロッテの投手は数多い。ところが、残念なことに去年から故障した膝の具合が悪く、今年に入ってからも回復しない。いわゆる「キャッチャー座り」ができなくなってしまって長く静養を続けていた。

2014年10月現在、千葉ロッテはリーグ4位と落ち込んでいる。この日の対戦相手は首位ソフトバンクに続き、現在リーグ2位と好調のオリックス・バファローズ。「勝てるかなぁ…」

試合前に電光掲示板にスターティング・メンバーが発表されるといきなり球場のロッテファンがどよめいた。この日、伊東監督の粋なはからいで、一番バッターにDH(指名打者)として里崎の名前が告げられた。ロッテにとって、この日の試合は里崎のための試合である。先発の涌井秀章が好投しオリックス打線を抑えた1回裏、第一打席は豪快に三振。里崎以降の打者も今日は特別な日なので気迫がこもっていた。第二打席も里崎は残念ながら三振。それでも球場に詰めかけた3万人を超えるファンはひさびさに勇姿を見ることができて大喜び、ベンチに下がる里崎に割れんばかりの拍手と声援が起きた。第三打席からはデスパイネ野手にバトンタッチした。涌井の好投が続き、9月に入ってようやく調子を取り戻した打線も踏ん張ったこともあってこの日は4-2と勝利した。

さて、ここからが、今日の本番である。球場の照明が落とされ、ホーム近くに里崎選手が登場するとスポットライトで浮かび出されセレモニーが開始された。ゆっくりと噛みしめながらこれまでの野球人生を振り返りながらの引退スピーチである。ファンへの熱い感謝の気持ちが伝えられるとスタンドのあちこちから嗚咽の声も聴かれる。そして里崎智也は数々の名言を生み出したことでも知られている。2010年の3位から日本シリーズまで勝ち抜いた時の『ミラクル・マリーンズ』や『下剋上』は記憶に新しい。今宵はどんな名言を残してくれるだろうか。スピーチも終盤となった時、「今年の投手陣の不調は守備につけなかった自分の責任でもある」と言った後、「今のロッテの順位は本来のこのチームの実力ではない。もっと、このメンバーで上位に行けるはずだ。来年はロッテが21世紀に入ってからの5年に1度のゴールデン・イヤーに当たる。絶対優勝してください!!」とチーム・メイト全員を喝破した。ここでまた『5年に一度のゴールデン・イヤー』という里崎名言語録が生まれたのだった。

フィナーレは球場を一周してのファン全員へのお礼参り。ライトスタンドのロッテ応援席の前に着くと信じられない量の紙吹雪が舞った。三塁側のオリックス応援席からも熱い里崎コールが送られる。会場は異常な熱気に包まれるが、これで終わりではない。もう少しで日が変わろうとする時間帯、球場外の特設ステージで「ラスト・ライブ」を開くという。最後の最後までファン思いのエンター・テイナーを通した本当の意味でのプロフェッショナルであった。「里崎選手、本当にお疲れ様でした。良い第二の人生を見つけてください。そして僕たちファンに数えきれない夢と希望をありがとう。それにしても惜しいねぇ…」 画像はトップが紙吹雪の中御礼参りする里崎選手。下が左からひさびさのプロテクター姿の里崎、バッター・ボックスに立つ里崎、球場内でも上映された「ラストライブ」の画面。

 

      


155.プロ野球は後半戦の真っただ中。

2014-08-08 21:04:01 | 野球・スポーツ

今月は毎日厳しい猛暑が続く。お盆が過ぎれば少しは緩んでくるのだろうか。さて今回は野球の話題である。

猛暑の中でも、プロ野球が熱い!! 後半戦も真っただ中で、毎年、この時期を乗り切れるかどうかでほぼ結果が見えてくる時期でもある。そして4月から続く長い連戦で両リーグ共、怪我人が続出する時期でもある。僕がサポーターとなっている地元パリーグ球団の千葉ロッテマリーンズもここにきて御多分にもれず野戦病院に送られる選手が後を絶たない。まぁ、開幕からのレギュラーがずっと出場できているチームなど皆無なのだが。それからホームグランドであるQVC千葉マリンスタジアムというのが海に近くドーム球場ではない立地条件からくるのか、真夏の過酷さは有名である。僕は数年前に相手チームの選手が猛暑で朦朧としてしまってダウンした試合を観たことがある。また人工芝は夏の日差しでかなり温度が上がりプレー中に火傷をすることもあるそうだ。プロ野球選手も命がけである。

マリーンズの成績はここまで45勝52敗2引き分け、借金7でリーグ4位である。1位のソフトバンク・ホークスと2位のオリックス・バファローズがガンガン飛ばしているのでリーグ優勝を狙うのがなかなか難しくなってきた。そして3位までの上位に入らなければクライマックスシリーズの出場権が得られない。ところがここにきて3位の日本ハムフェイターズが連敗していてゲーム差が3.5と縮まってきた。「微妙~っ…だが、いけるかも」 先月、キューバの主砲デスパイネ選手を獲得。WBCで活躍した名プレーヤーである。これが刺激になったのか打線も調子が上がってきて現在5連勝中である。2010年のリーグ戦3位から勝ち上って日本シリーズまでのし上がり優勝もしたチーム。この年『下剋上』という流行語まで作った。リーグ戦3位に入り短期決戦まで持ち込めば望みも見えてくるはずだ。勝って、負けて、また勝って、千葉ロッテマリーンズ、今が粘り時。猛暑にめげず良いプレーを続けてください。影ながら応援しています。画像はトップがロッテの右腕、唐川侑己。下が現在、怪我で治療中のリリーフ投手、カルロス・ロサ、同じくリリーフの大谷智久、バッターボックスでのキューバの主砲デスパイネ。

 

      


144.プロ野球セ・パ交流戦が始まっています。

2014-05-27 22:17:16 | 野球・スポーツ

今月、20日からプロ野球の『日本生命セ・パ交流戦』が開幕した。これから約1か月間、12球団が熱戦を繰り広げていくのだが、普段リーグ戦では対戦することがないチームやなかなかお目にかかれないスター選手との対戦が見れるのでプロ野球ファンとしては毎年、楽しみな期間となっている。

僕が応援している地元パリーグの『千葉ロッテマリーンズ』は,リーグ戦開幕前の関係者筋のゲバ評では「2位以上」という予想が出ていたのだが、初戦からいきなり出端4連敗をくらい、厳しいゲームが続いていた。ここまでの対戦成績は17勝19敗1引き分け、パリーグ4位。ファンとしては期待を膨らませていただけに「あれあれあれ…!?」というところである。まぁ、勝って、負けて、また勝ってを繰り返すのが勝負の世界。ここは監督や選手だけではなく、ファンも辛抱しなければならない。

という流れの中、20日のQVCマリンスタジアムで開催された交流戦初戦の対ヤクルト戦に参加してきた。先発投手はロッテが今期からFAで西武から移籍してきた沢村賞受賞の大物投手、涌井秀章。ヤクルトが打たせて取る右腕、古野正人。打線の方はロッテはここまで中軸に快音が聞かれず、あまり調子が良くない。対するヤクルトは3割打者がゾロゾロとならびセリーグで6連勝中と好調。昨年の交流戦での対戦成績は1勝3敗とこれもロッテが分が悪い。つまり、ヤクルトはロッテというチームを得意としているというわけだ。家を出る時から、いやな予感がする。

予想は外れて、両チームの打線が火を吹いた。取っては取り返し、また取るという打ち合い。9回裏まで来て5-6と1点差。「このまま逃げ切られて負けるのかぁ…」 ロッテの攻撃、さらに2人の打者が倒れ、3人目はベテランスラッガーの井口資仁。今夜は大入り、球場中のロッテファンの視線が井口のバットに集中する場面。さらに2ストライクと追い込まれる。ところがここで目を覚ますような同点のホームランが出たっ!!ベテランの意地の一発である。 6-6とゲームはまた振出。試合は延長戦に突入する。「長い試合になったなぁ」家に帰宅が遅くなるメールを打つ。10回表はロッテの救援投手がヤクルト打線をなんとか0点で抑える。裏の攻撃、さらにさらに期待がかかる回。ランナーが2人出たところで不調の打線の中で元気な若手の外野手、加藤翔平の登場。球場内は「翔平!翔平!」の大声援となった。ファンの誰もが期待している場面。甘く入った高めの球を赤いバットがきれいに捉えた。カーンッ!ヤクルトファンでいっぱいのレフトの応援席に打球は真っ直ぐに吸い込まれて行った。「やったーっ、見事な3ランホーマー!!!」 9-6でロッテが交流戦初戦に劇的な勝利をした。球場中のロッテファンはお祭り騒ぎとなった。僕も周囲の人たちとハイタッチの嵐、手のひらが真っ赤になっていた。

こんなにいい試合はそう見られるものではない。球場に通い出してからのベスト3に入る好試合だった。千葉ロッテマリーンズ、この勢いに乗り交流戦を制覇してください。1ファンとして陰ながら応援しています。画像はトップがバックネット裏のこの日のスコアボード。下が左からこの日のロッテ先発、涌井秀章、ベテラン内野手の井口資仁と球場風景。

 

         


137.プロ野球のオープン戦に行ってきました。

2014-03-18 20:36:36 | 野球・スポーツ

今月初め、地元千葉に住む同級生の植木職人N氏より電話があった。「千葉マリンフィールドでのオープン戦のチケットが手に入ったんだけど…ロッテ対広島戦、観に行かないか」というお誘い。さらに、「今年のロッテは期待できるから、キャンプでの仕上がり具合をチェックしたいんだ」とのこと。僕は今までオープン戦というのを観に行ったことがない。練習試合の延長程度にしか思っていなかったのと、やはり応援するなら本番の公式戦と決めていたところがあった。が、このN氏の「…キャンプでの仕上がり具合をチェックしたい」という言葉がなぜか気に入ってしまった。かなりコアなファンの言葉である。

と、いうわけで16日の日曜日、幕張のQVCマリンフィールドでN氏と待ち合わせをした。「空いているだろう」と思っていたが、球場の外からかなり賑わっている。指定ゲートの開場待ち列の最後部に並ぶ。開場30分前だが、随分並んでいる。N氏と野球談議をしているうちに、あっという間に長蛇の列となった。「ロッテファンは熱心な人が多いんだなぁ」 開場と同時に走って行ってバックネット裏のいい席がとれた。グランドでは広島東洋カープの赤ヘル軍団がバッティング練習をしている。「いよいよ待ちに待った今期のプロ野球シーズンも始まるんだなぁ…」 座席に荷物を置き、いったんゲートを出ていつものように二人で球場名物のラーメンを食べに行った。席に戻ると3塁側のスタンドが真っ赤に染まっている。「いつの間にか広島ファンも随分来ているんだなぁ」

13時試合開始。ロッテの先発投手はドラフト一位指名で巨人と競り合って獲得した期待のルーキー「石川 歩」 対する広島の先発は長身の右腕「バリントン」 「ロッテ打線は長身の外人投手があまり得意でないからどうかねぇ」と隣のN氏に振ってみたが黙ってピッチャーマウンドを見つめている。石川は初回からテンポ良く投げていて、カープ打線を抑えていく。6回3失点ながらも、なかなかの出来栄えである。それに答えてマリンガン打線の面々も好調で3回以降、順調に攻撃し加点を続けて行った。結果、12-3と我が千葉ロッテマリーンズが快勝!! ルーキー石川もこの日がプロ初勝利。海べりのこの球場としては風も弱く快晴の一日で心地良く観戦できた。そして生ビールがうまい!! ライトスタンドの応援団がドンチャカ勝利の雄叫びに酔いしれる中、N氏に「仕上がり具合はどうだった?」と聞いてみた。答えはもちろん「まずまずだねぇ」 今月末、いよいよ公式戦が始まる。いい試合に誘ってくれた友人に感謝。千葉ロッテマリーンズ、今シーズンこそ悲願の『リーグ優勝~日本一』に向け頑張ってください。陰ながら応援しています。画像はトップがロッテ先発の石川歩。下がQVCマリンフィールドの外観、グランドに登場したマリーンズのベンチ入りメンバー、3塁側ベンチの赤ヘル軍団。

 

      

 


102.パシフィックリーグのレジェンド・シリーズに参戦する。

2013-09-10 12:48:18 | 野球・スポーツ

先月末、プロ野球パシフィックリーグの公式戦である『レジェンド・シリーズ』の千葉ロッテ対北海道日本ハムの試合に参戦して来た。プロ野球も8月の末ともなるとセ・パ両リーグ共に後半の追い込みの時期である。セは早くも巨人の独走が続き、優勝に向かいマジックが点滅し始めた。パは毎年のことだが、『混パ』と呼ばれ、混戦状態。どこが優勝するのかまだまだ解らない。その中で東北楽天がスーパー投手、田中マー君の日本記録となる連勝も重なり頭一つ抜けてきた状況である。そして千葉ロッテマリーンズは現在リーグ2位で健闘中である。

そんな中、パ・リーグがおもしろい企画を打ち出した。その名も『レジェンド・シリーズ2013 野球はつながる -あの頃も、そして今も-』。期間限定でパ・リーグ6球団の監督、コーチ、選手が自球団の歴史や伝統に関係するユニフォームを着用してプレーするイベントである。我が千葉ロッテマリーンズは1973年~1991年まで使用された、前身の川崎ロッテオリオンズ時代のユニフォームが選択された。70年代初頭のプロ野球と言えば川上巨人のV9時代の頃でありテレビ中継も巨人戦に関する試合かオールスター、日本シリーズぐらいしか見ることができなかった。パ・リーグもあまり人気がなく、当時、川崎球場をホームグランドにしていたロッテオリオンズも、万年Bグループのチームであった。入場者もとても少なく外野席ではソーメン流しや花火をやっていたと言う…球団側も「テレビでは見られないロッテオリオンズ」を宣伝文句にPRをするが、一向に来場数が増えることもなく「暗黒の時代」と伝えられている。その川崎ロッテが名将、金田正一監督の下、1974年に日本一を奪還した。その時の伝説のビジターユニフォームである。日本一になったことから「チャンピオンユニフォーム」としても親しまれている。スカイブルーのベースカラーは当時では珍しかったということだ。BSやCS放送を通してシーズン中のセ・パ12球団の全試合が見られる現在のファンには想像もできないだろう。まさに「リジェンド=伝説」である。試合当日は当然だがファンも同じデザインのレプリカユニフォームを着用し、観戦することになっている。

幕張のQVCマリンスタジアムに到着すると一塁側とライトスタンドはスカイブルーに染まっていた。対する三塁側とレフトスタンドには白地に縦縞のシンプルな東京時代の旧ユニフォームを着用した日ハムファンで溢れている。球場中から熱気がムンムン伝わってくる。この日の試合は今季初先発のロッテ松永が好投し、ゲームを作った。そしてマリンガン打線も好調、うまくつながり8-2と千葉ロッテが快勝した。後日、ブログにのっていたのだが、このゲームをテレビで観戦した川崎球場時代からのロッテファンは涙が出るほど喜んだという…なんせ「テレビでは見られないロッテオリオンズ」だったんだからねぇ。川崎のロッテファンのみなさん、今年の千葉ロッテマリーンズは何かが違います。後半戦、首位奪還に向かい、まだまだ熱いゲームを続けまっせ!! どうか、シーズン終了までお見逃しなく。画像はトップが旧ロッテオリオンズのレプリカユニを着用した僕。下はこの日の球場全景、ロッテ先発の松永昴大投手、勝利してベンチにもどるロッテナイン。

 

     


91.交流戦も終了。リーグ後半戦がスタートした。

2013-06-22 13:31:59 | 野球・スポーツ

先月14日から始まったプロ野球『日本生命セ・パ交流戦』も終了。昨日から両リーグともリーグ共後半戦が始まった。

応援している地元球団である千葉ロッテマリーンズはここまで35勝24敗1引き分けと、貯金11でパ・リーグ首位、交流戦は12球団中5位という順調な成績である。優勝こそ逃したがなれない対戦相手の交流戦も最後のゲームまでよく奮闘した。今年は監督采配とコーチ陣がよく機能してゲームがとてもおもしろい。だが、リーグ優勝に向けての勝負はこれからである。例年のことではあるがどのチームも夏をはさんで故障者や体調をくずす選手が続出する。この時期をどうやり繰りするのかが指導スタッフの頭が痛いところだろう。

そんな中で良いニュースが入ってきた。春から右肩などの怪我で戦線を離脱していた正捕手の里崎智也が一軍復帰してくる。バッティングも期待できるので楽しみである。そして大砲ブラゼルの獲得が決定した。ホワイトセルが不調で下がっているところ、打線に強力な見方が増えるのでこれも期待大だ。いずれにしてもシーズンはまだまだ長い。プレーヤーはそれぞれ体調管理もたいへんである。

千葉ロッテマリーンズ、後半戦もいいゲームを見せてください。ファンの一人として、影ながら応援しています。画像はトップが対中日戦でのロッテの若手投手、藤岡貴裕。下がバッターボックスでの若手内野手、鈴木大地と交流戦でのQVCマリンスタジアム内野席風景。

 

  


87.千葉ロッテ・マリーンズがパ・リーグ首位に浮上

2013-05-10 13:08:05 | 野球・スポーツ
ゴールデン・ウィークも明けプロ野球も開幕から一月が経過した。応援している地元プロ野球チーム千葉ロッテマリーンが今シーズンは強い。今週の西武ライオンズとの首位攻防戦二連戦に勝利し、7年ぶりの8連勝でリーグ首位に浮上した。

2010年にリーグ3位からクライマックスシリーズ~日本シリーズを制して見事日本一に輝き『下剋上』と言われ日本中の話題となった…がその後、二年間リーグ下位に没みファンの一人としては辛い日々だった。選手はもっと辛いだろう。今シーズン、開幕前のゲバ票では関係者6人中6人とも最下位か5位という予想を出した。他のチームが派手な大型補強をする中、マリーンズは「大型補強は監督だけ」などと影で囁かれていた。ところが今期のマリーンズはどこか違う。その大型補強が当たったのだ。元、西武ライオンズの正捕手で数々の賞も受賞し、監督時代に西武ライオンズを日本一にした伊東勤新監督率いる指導人のもと蘇った。昨年までのように相手に先制点を獲られても簡単にはあきらめない。投手陣の粘っこいピッチングと野手の粘っこい攻撃で反撃を繰り返す。そして全員が機能するゲームを展開している。

最近プロ野球を見ていて、プレイヤーはもちろん努力しているんだろうけれど、それにもまして監督の采配やコーチ陣の指導力というのが大きな存在なのだとつくづく思う。今季の傾向としてはちょっと調子が悪い選手はどんどん換えるし、逆に二軍からも調子の良い選手はどんどん上げてくる。このキレの良さは見ていて心地が良い。

セ・パ交流戦を前に良い形ができてきたのはうれしいことだ。今後が楽しみになって来た。まあ、どのチームもそうだが、毎年の傾向として夏場に故障をする選手が増えてくる。長い戦いなので選手は本当にたいへんだと思う。ペナントレースは始まったばかりである。『伊東マリーンズ』この流れに乗ってシーズン通してガンバッテください。影ながら応援しています。画像はトップが対楽天戦バッターボックスで構える若手外野手の伊志嶺翔太。下が今年の守護神、増田直也とQVCマリンフィールド風景。