ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

李朝井戸手盃

2022年02月17日 09時37分14秒 | 骨董

李朝井戸手盃

 

朝鮮王朝時代末期〜日帝時代にかけてのものです。

画像の通り、全体に貫入と貫入染みが広がり佳き姿です。

井戸、ではなく、井戸手としているところをご理解くだされば幸いです。

ご周知の通り、井戸は本来茶碗に対する約束事です。

ぐいのみ、徳利にまれに似た肌のものがあり、

われわれはそれらを井戸手と呼んでいます。

底厚、後期特有の重さがあります。重すぎるというほどではありませんが。

ニュウ、口縁に直し状の箇所がありますが、

漏れはありません。

高台脇に釉の剥落箇所があります。

このころの同サイズのものには、堅手に近いものや真っ白なもの、

さまざまな釉肌がありますが、

本品は稀にみる優品だと思います。

箱はありません。

口径 約7.3センチ前後

高さ 約4.1-4.3センチ前後

実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。

古いものですので、画像と説明文にない疵等ある場合があります。

サイズは前後と記載の通り、誤差を含みます。

ご売約

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事についてブログを書く
« 民平の筒茶碗 | トップ | 絵瀬戸 松葉文 茶碗 江戸後期... »
最新の画像もっと見る

骨董」カテゴリの最新記事