ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

古萩盃

2019年04月27日 07時58分31秒 | 骨董

古萩盃

江戸時代。

本来「古萩」は江戸初期頃までのものをいうので、

厳密にはこれは古萩ではありません。

ただ、幕末から明治のものではなく、

江戸中頃のものと思われますので、後のものと区別するためにそう書いています。

口と高台に直しがあります。

手取りはしっかりとした重さがあります。

井戸とも呼べるようなこの肌、

全体に貫入があり、今後長い年月をかければ育つかと思います。

当方でも使用していますが、簡単には変化はみられません。

口径 約6.5センチ前後

高さ 約4.6センチ前後

誂えの共箱がつきます。

ご売約済SOLD

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


高麗青磁白象嵌印花文平盃

2019年04月23日 18時09分03秒 | 骨董

高麗青磁白象嵌印花文平盃

高麗王朝時代の青磁、

みえにくいですが、白象嵌で印花文の平盃です。

釉がしっかりと生きており、

ぬらりとした肌をしています。

窯キズ、ひっつきを剥がした跡などありますが、

なかなかの優品かと思います。

口径 約8.5センチ前後

高さ 約3センチ前後

高台ややかたつきます。

ご売約SOLD

 

 

 

 

 

 

 


李朝初期白磁立壺

2019年04月23日 17時34分48秒 | 骨董

李朝初期白磁立壺

朝鮮王朝時代初期15−16世紀頃の白磁立壺です。

画像の通り、口縁に直しとそこからのびるニュウがあります。

共色で直してあったものを当方で銀を蒔きました。

抜群のあがりの白で、腰から高台に欠けてみられるこの手の壺特有のカセ具合がたまりません。

一度この肌をみるとなぜか取り憑かれたように魅入ってしまうのはワタクシだけでしょうか。

口径 約7.5センチ前後

胴最大径 約13.5センチ前後

高さ 約11.5センチ前後

箱はありません。

もれはありませんが、

ニュウのある箇所まで水を入れるとあるかもしれません。

ご売約

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


丹波茶碗

2019年04月20日 09時15分28秒 | 骨董

丹波茶碗

いまひとつ産地がはっきりしないのですが、

いちばん有力なのが丹波ということでこのタイトルです。

手捻りで造られたものですが、

土はねっとりしていて焼成は高温だったようで、

ほとんど磁器の音がします。

時代は江戸あるでしょうが、

それも前期から後期までのあいだというおおまかなことしか言えません。

茶人自ら焼いたものか、茶人の注文品なのかも不明です。

実際にお茶を点てると非常に点てやすい、

茶陶としてはもうしぶんないものです。

高台ややかたつきますが、お茶が点てにくいというほどではありません。

手取りは良いです。

最初と最後の画像で正面にあたると思われる部分だけ、胡麻のようなものがあり、

画像ではざらついてみえますが、実際はざらついていません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

径 約13センチ前後

高さ 約5センチ前後


米色青磁盃

2019年04月14日 08時53分11秒 | 骨董

米色青磁盃

伝世されてから長い年月を経たと思われる青磁盃です。

酸化焼成によってこのような発色になるこの盃は、

現存する数も少ないものです。

時代は中国の元〜明朝期あたりと思いますが、推測です。

口縁に金直し、それとニュウがあります。

ニュウは爪にひっかるほどのものではないです。

高台ややかたつきます。

酒がうまい盃というのはこのような盃のことを言うのではないでしょうか。

径 約9.3センチ前後

高さ 約4−4.3センチ前後

保存箱があります。

ご売約