今回は夜行バスで現地入りし、コンサート参加、そして当日に夜行バスで帰還する、いわゆる「弾丸」を実行することにした。私もしょうこファン歴十年、いつのまにか十年選手となってしまった。最初の頃は駆け出しに過ぎない私であったが、今ではファンの中でも五指に入る存在であろうと自負している。遠征の中でも「弾丸」は最難度の遠征プランである。新幹線や飛行機で日帰り遠征をするファンは少なからずいるとは思うが、ここまでするファンはいないであろう。私くらいになればこんなの普通にやってるぜというのを見せつけてやらねばならない。どうだ、まいったか。
乗車するのは大阪阿倍野発、富士五湖行きの富士急の夜行高速バス「フジヤマライナー」。途中の東静岡で下車する。3列シート（画像左）と4列シート（同右）の2台運行である。夜行バスは若い頃に何度か乗ったことはあるが、おおかた20年ぶりくらいになるか。料金は3列が往復11200円で4列が同8100円。こんなの安いほうを選ぶに決まっている。安さこそが正義である。どうせ乗ってるあいだは寝てるだけだ。
朝6時に東静岡に到着、ＪＲで静岡駅に移動。バスは窮屈でしんどかったのだが、降りてからの寒さのほうにまいってしまった。じっとしておれないくらい寒いってことは、たぶんマイナス気温なんだろうな。今からコンサートの時間まで市内観光することにする。とりあえず駅前で朝めしを食って落ち着いてからだな。ああ寒い。（市内観光編省略）
本日のホール。開演5分前に静岡市民文化会館に到着。しょうこちゃんはこのホールには2011年のファンタジーでも来ている。
キャラクターショーは人気の公演のため、チケット完売になることが多いが、ホールによっては当日券が販売されることもある。チケットを取り損ねた方はホールに問い合わせてみるとよいだろう。今日の私の座席は5列目センター通路側。ファミリーコンサートでは客席下りがあることが多いので、できるだけ通路側を取ることにしている。すでに来ているファン仲間にご挨拶して着席。1900席のホール、振り返って見た感じでは満席のようである。
ＫＳＫバージョンの新プログラムになっているはずである。ガラピコぷ～「♪はじまるよ～」のイントロダクションが流れ、幕が上がり、開演。以下、プログラム順。
［オープニング］
1. エイエイオー
全員で「♪そうさ、げんきげんきオーケー」。新プログラムで変わっております。昨年度は「あおうよ」でオープニングでした。これは新しい歌ですね。私はおかあさんといっしょの歌は知らないので、毎回サビの部分だけをメモして、あとで歌詞検索をしております。しょうこちゃんは黄色に青のストライプのお衣装で今までにはない感じ。スニーカーは白で靴紐は衣装に合わせてブルー。
2. シェイクシェイクげんき
会場に挨拶のあと、全員で「♪フレフレフレフレシェイクシェイク」。
3. 地球ぴょんぴょん
ガラピコぷ～退場して3人で「♪ぴょんぴょんぴょんぴょんとびとび」。この歌は定番になってきたねえ。いつもように歌の前には練習付きで。
4. そよかぜスニーカー
3人で「♪そよかぜスニーカーすあしにはいたら」。これも初めて聞く歌でした。しょうこちゃんがターンするときに思い切り回ったのでスカートが浮いてしまう瞬間がありました。もちろん見えてもいいのをしてるんですけどね。もっかい回ってくれ。目に焼き付けたい。
［ガラピコぷ～コーナー］
5.ドンスカパンパン応援団
ストーリー仕立てのガラピコぷ～コーナーです。大好物のシュークリームを変わった穴の中に落としてしまったチョロミー。客席の大きな声で大きなシュークリームになって戻ってくるというお話でした。 チョロミーの「シュークリームは夢の味」や「おこまりタンゴ」の歌もありました。
［ミュージカルのコーナー］
6. きらきらきらりん・みゅーじかる
「♪きょうっていうなまえのたのしいミュージカル」。3人とも衣装が替わりました。グレーのつなぎ、耳とシッポをつけています。まる耳だからネズミってことのようですな。ミュージカル仕立ての3人のコーナーが始まりました。1番はけんたろう・しょうこで歌ってましたが、2番は二人は舞台袖に下がり、出てきた圭司お兄さんが歌いました。こういうのはだいたい衣装替えのときですね。
7. 君をのせて
場面が変わって、「♪あの地平線かがやくのは～」。しょうこ・けんたろうで。しょうこちゃんは鮮やかなオレンジ色のドレス。まるい台状の上で歌っています。これはお城の塔のようですね。そして、髪の飾りから、これはラプンツェルをイメージしたものでしょう。けんたろうお兄さんはなんか変な格好。
8. 流れ星
「♪ねむいめこすりながらずっとおきてたんだ～」。塔から夜空を見上げながら、しょうこソロ。これは前に聞いたことがあるな。帰ってから調べたら、ファンタジーコンサートのときに歌ってました。しょうこちゃんは色の国のしょうこ姫、けんたろうお兄さんが形の国のけんたろう王子ということでした。王子の衣装に〇△□がたくさん付いてるのはそれでか。なっとく。しょうこ姫はスカートのところが色とりどりになってますわ。色と形か。これでなんとなくこのあとの展開がわかった気がしますな。
9. チム・チム・チェリー
けんたろうソロ。よく知られてる歌ですけど、もともとミュージカル「メリー・ポピンズ」のなかのミュージカルナンバーです。この歌を入れた関連性は今のところわかりません。そういえば、春からホリプロのミュージカル「メリー・ポピンズ」が始まるんだよね。花ちゃんと小野田龍之介が出るんで、しょうこちゃんもたぶん見に行くと思うよ。ホリプロのミュージカルはだいたい見に行ってるみたいだから。
10. いっしょにつくったら
しょうこ・けんたろう「♪わたしは色いろんな色とてもきれいですてきでしょ」。しょうこちゃんにしか表現できない曲はいくつもありますが、その一曲がこれです。いいですね。この一曲を聴くためだけでも遠征する価値はあるってもんです。
11. 輝く未来
ミュージカルのフィナーレ。しょうこ・けんたろう「♪いつもあこがれたひとり塔の中で～」。「ラプンツェル」のデュエットですね。しょうこちゃんのレパートリーには「アラジン」のデュエットもありますが、もともと私はこっちのほうが好きで、最近よく歌ってくれるのでうれしいですね。
［ガラピコぷ～コーナー］
12. 曲名不明
ガラピコぷ～「♪ドゥビドゥビドゥわくわく～」。ドゥーワップ風の曲でした。
13. てをたたこ
ガラピコぷ～「♪たのしいときにはてをたたこ～」。
14. やくそくハーイ！
3人も出てきて「♪てをふるとみんなてをふるよ～」。しょうこちゃんは衣装替えをしています。メーメーに出てた白地に花柄の衣装。ピンクの靴紐の白スニーカー。
［体操のコーナー］
3人でじゃんけんをして勝った人が体操を担当することになったそうです。しょうこちゃん、じゃんけんの前から言い訳してますね。しょう「肘すりむいちゃって今日はちょっとできないかも」（ネタです）。けんたろう「体操に肘は関係ないから」。じゃんけんの結果は、しょうこちゃんの勝ち。
15. ヤッホ・ホー
しょうこちゃんは準備で舞台袖に下がり、残った二人で「ヤッホ・ホー」。ここで客席おりがありました。私の側は圭司お兄さん、スケートをしてるんで歩きにくそうですね。しょうこちゃんが下りてくるのを期待して取った通路側だけど、圭司お兄さんでもまあええか。タッチ。さすが二人ともフットワークがいいんで最後列まで行ってますね。しょうこちゃんなら真ん中までにも行けないことが多いんだけど。
16. ブンバボーン
しょうこちゃんの準備が出来て登場。衣装はメーメーに写真が出てる赤のサロペットです。「ブンバボーン」を前に見たのは京都で、担当はけんたろうお兄さんでした。体が大きいからやたらダイナミックに見えたんだけど、しょうこちゃんはやっぱり可愛らしいですね。でも、これもしゃべりながらだから大変なんだよねえ。腰は大丈夫そうですよ。状態がよくないときには、もしじゃんけんで決まっても代わってくれるはずですから。前に代役で圭司お兄さんが担当したのがどこかであったらしいですからね。
［フィナーレ］
17. Say！good-bye〜明日をみつめて〜
全員揃ってのフィナーレ。曲は昨年度と同じですね。時間は1時間ぴったり。内容も充実しており、満足度高いですよ。
ガラピコぷ～のグッズコーナーは開演前も終演後も混雑しております。どうせなら、コンサート中に振り回したいでしょう。お買いになるのでしたら開演前がいいでしょうね。
出待ちの光景。画像なし。楽屋口で待っているのは、私を含め3人だけ。最近は出待ちをされる方が少なくて、しょうゆびメンバーだけになっています。今日は皆さんが新幹線で東京にお帰りになられますので、終演1時間後に全員揃ってのお出ましとなりました。しょうこちゃんはピンクのコート、白のニット帽の格好。待っているのは、毎回同じ顔ぶれで申し訳ないことです。3人に声をかけて、握手などしてもらい、静岡駅に向かう車をお見送りしました。次回は大宮公演もＫＳＫバージョンで、私も行きます。おさむ・しょうこ・きよこ（OSKでええの）の別バージョンは京都公演には必ず行く予定にしております。
メーメーブログで出待ちについてコメントをいただきました。寒い日も雨の日も台風の日も、いつもいつも待ってるのがうちらしょうゆびのことです。気にかけていただき、本当にありがたいことです。
帰りのバスの時間まで時間待ち。あらかじめ探しておいたスパ「天神の湯」へ。東静岡駅から徒歩10分くらい。スパならいくらでもいられるし、温泉も入れるし、めしも食えるし、横にもなれるし、時間つぶしには最適だろ。
補記。夜行バスを利用しての弾丸プランの感想。翌朝帰宅してまる一日完全にダウンした。乗ってる時間は7時間ほどだが、夜行長距離バスをちょっとなめていた。年齢的なものかもしれんが、身体へのダメージが大きすぎる。もうしません。身のほどをわきまえます。いやいや、3列シートはまだ試してなかったな。
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