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M's World

食と酒にまつわるエトセトラ

ワインの香り

2009年01月17日 | グルメ
ワインの香り
ワインの師匠(?)N氏と『LunaSol』にビオワインを飲みに行ったときの話。テイスティングノートには、

「ブラックベリーやジャムの香り、ほのかに木樽の香りが…」

う~ん??なんじゃこりゃ?

ワインの香りを表現する独特の言い回しですよね。スミレの花の香りから枯葉の香りまで、ワイン醸造の過程では到底でてきそうもない表現もあります。飲み手が感じたイメージを伝えているのですが、よくつかわれる言葉があるそうです。

という話をしていたら、マスターがテイスティングのチェックシートをくれました。お遊びで使っているそうで(実はトレーニングだと思います)、ワインの銘柄、年代、産地、ぶどう種、色、香り、味わい等々を記録するシートです。

“ワインの香り”のチェック欄には、果実(フレッシュ)、果実(加熱乾燥)、花、植物系、樹木系、動物系、香辛料、化学系、土系、微生物系、欠陥臭の11分類、さらにそれぞれに細かい分類があります。例えば、果実(フレッシュ)なら、レモン、ライム、グレープフルーツ、…、バナナの28種類の香り、微生物系なら、バター、ヨーグルト、チーズなど9種類の香りが書かれていて、その中から近いイメージのものを選ぶようになっています。なかには、鉛筆の削りカスやアスファルト、湿った段ボール、ネズミなど、こんな香りのワインがあるのか疑うような選択肢があります(そもそもネズミの香りがわからん!)

このシート片手にしゃべりながら飲むのも結構楽しめます。マスターからは「ワインを飲むたびに記録していけば財産になるよ」といわれましたが、まずは酒の肴として(^^)v

コメント (2)
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