見えない線を意識!
下手な字でもきれいに「見せる」4つのコツ
ヒトメボ
2015年11月3日 08時00分 (2015年11月3日 12時43分 更新)
昔ほど手書きする機会は多くありませんが、
それでも冠婚葬祭での記帳をはじめ、
人前で何かしら文字を書くことってありますよね。
そんなとき、あんまり汚い字は他人に見られたくないもの……。
そこで、『「ありがとう」がきれいに書けるペン字練習帳』の著者で、
書道の師範でもある千葉素舟さんに、
いざというとき、下手な字でもきれいに
「見せる」コツを教えてもらいました。
●漢字は大きめ、ひらがなは小さめに
「漢字とひらがなを同じ大きさで書くと全体的にバランスが悪く、
見た目にも美しくありません。
画数の多い漢字は大きめ、
少ないひらがなは小さめにすることで、
文字の大きさが整い、きれいな字に見えます」(同)
●縦書きのときは文字の中心に一本の線が入るように意識
「一文字目を縦に二等分した場合の中心から、
それ以降の文字の中心がずれているとあまり美しく見えません。
縦書きの場合は、文字の中心にまっすぐな一本の線が入るように
意識して書きましょう。
こうすると左右のバランスが整い、
きれいに見えますよ」(同)
●横書きはアンダーラインが引かれていると意識
「全体が傾いてしまった場合もまたきれいに見えません。
横書きのときは、アンダーラインが引かれているつもりで、
そのラインに文字の底辺が揃うように書くといいですよ」(同)
●文字単体は垂直線を心がける
「文字単体に縦系の線がある場合、
平仮名の『あ』を例に例えると、
最初の一画目の縦棒の始点と終点は
アンダーラインに対して真っすぐ垂直線の上になるようにすることを
こころがけることが大切です。
文字ひとつひとつが曲がっていると、
いくら文章全体を整えても
全然きれいに見えません」(同)
「たとえば、自分だけが見るメモ書きや、
書類にふせんで『確認お願いします』など、
ちょっとしたものを手書きする機会というものは
日々あると思います。そのときに
これらのポイントを意識して、
ゆっくり丁寧に書くようにすれば、
字は自然ときれいになっていきますよ」(同)
自分は字が汚いから…と手書きを避けてきた人も、
ぜひ、ふだんからこれらのコツを取り入れてみてくださいね。
いざというとき、きれいな字を披露できると
思わぬところから
高評価を受けたりするかもしれません。
(相川綾香/コンセプト21)
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20151103/Hitomebo_3812.html
下手な字でもきれいに「見せる」4つのコツ
ヒトメボ
2015年11月3日 08時00分 (2015年11月3日 12時43分 更新)
昔ほど手書きする機会は多くありませんが、
それでも冠婚葬祭での記帳をはじめ、
人前で何かしら文字を書くことってありますよね。
そんなとき、あんまり汚い字は他人に見られたくないもの……。
そこで、『「ありがとう」がきれいに書けるペン字練習帳』の著者で、
書道の師範でもある千葉素舟さんに、
いざというとき、下手な字でもきれいに
「見せる」コツを教えてもらいました。
●漢字は大きめ、ひらがなは小さめに
「漢字とひらがなを同じ大きさで書くと全体的にバランスが悪く、
見た目にも美しくありません。
画数の多い漢字は大きめ、
少ないひらがなは小さめにすることで、
文字の大きさが整い、きれいな字に見えます」(同)
●縦書きのときは文字の中心に一本の線が入るように意識
「一文字目を縦に二等分した場合の中心から、
それ以降の文字の中心がずれているとあまり美しく見えません。
縦書きの場合は、文字の中心にまっすぐな一本の線が入るように
意識して書きましょう。
こうすると左右のバランスが整い、
きれいに見えますよ」(同)
●横書きはアンダーラインが引かれていると意識
「全体が傾いてしまった場合もまたきれいに見えません。
横書きのときは、アンダーラインが引かれているつもりで、
そのラインに文字の底辺が揃うように書くといいですよ」(同)
●文字単体は垂直線を心がける
「文字単体に縦系の線がある場合、
平仮名の『あ』を例に例えると、
最初の一画目の縦棒の始点と終点は
アンダーラインに対して真っすぐ垂直線の上になるようにすることを
こころがけることが大切です。
文字ひとつひとつが曲がっていると、
いくら文章全体を整えても
全然きれいに見えません」(同)
「たとえば、自分だけが見るメモ書きや、
書類にふせんで『確認お願いします』など、
ちょっとしたものを手書きする機会というものは
日々あると思います。そのときに
これらのポイントを意識して、
ゆっくり丁寧に書くようにすれば、
字は自然ときれいになっていきますよ」(同)
自分は字が汚いから…と手書きを避けてきた人も、
ぜひ、ふだんからこれらのコツを取り入れてみてくださいね。
いざというとき、きれいな字を披露できると
思わぬところから
高評価を受けたりするかもしれません。
(相川綾香/コンセプト21)
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20151103/Hitomebo_3812.html