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代表取締役、代表取締役社長、社長……これって何が違うの?

2015年11月15日 17時10分34秒 | 学習支援・研究
代表取締役、代表取締役社長、社長……
これって何が違うの?

教えて!gooウォッチ
2015年11月2日 08時00分 (2015年11月2日 16時37分 更新)


代表取締役、代表取締役社長、社長……これって何が違うの?
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突然ですが、クイズです。会社を代表する役職といえば何?
「当然、『社長』でしょう!」と思ったアナタ、
それでは、「教えて!goo」の「代表取締役、
代表取締役社長、社長。
これらの違いは?」という質問には、答えられるだろうか?

これに対して、
「代表取締役、会社を代表して契約等の行為を行うことができる人だから、
不測の事態を考えて複数の人に代表権を与えてます」(g4330さん)、
「代表取締役は法律に基づくもの。
社長は法律に基づかないもの」(boseroadさん)、
「『社長』は社内のルールですから、
『代表取締役』ではない平の『取締役』でもなれますし、
役員ではない『従業員』、
たとえば『執行役員』などでもなることができます」(jactaさん)
などの回答が寄せられたが、果たして正解は? 
ということで、会社の登記に関する業務全般に関与し、
「会社法」にも詳しい司法書士に話を聞いてみることにした。

法律のプロが解説
お答えいただいたのは、司法書士法人コスモの山口里美さん。
「まず『代表取締役』とは、法律上、株式会社を代表する取締役のことを指します。
『代表取締役』は、法律上、会社を代表するものとして
『業務に関する一切の裁判上又は
裁判外の行為をする権限』を有していると定められています」(山口さん)

では、「代表取締役社長」や「社長」とはどう違うのだろう?
「『代表取締役社長』は法律上定められたものではなく、
慣例上使用されてきた名称にすぎません。
『代表取締役』を複数選任している場合に、
その中の一人について“会社のトップ”であることを
明示するために使用することが多いようです。
また『社長』も、法律上定められたものではなく、
文字通り“会社のトップ”たる職責上の地位を明示するために
使用されている名称にすぎません」(山口さん)

法律で定められた「代表取締役」は1社に1名とは限らないので、
差別化するために「代表取締役」や
「社長」を使うことが多いようだ。
しかしながら、実際の業務決定権がなくても
「社長」の名称をつけられている人もいるので、
「社長」を相手に取引をする際には、
その実態を見極める必要があるとのこと。

番外編。「代表取締役会長」って何?
さらに、「代表取締役会長」という肩書もあるが、
役割が何なのか聞いてみた。

「『代表取締役会長』も、法律上定められたものではなく、
慣例上使用されてきた名称ですが、
取締役会の議長である代表取締役を指すことがあります。…

この場合の『代表取締役会長』の役割は、
取締役会を運営し、統括することです。
また、『代表取締役会長』は『代表取締役社長』を退いてから、
名誉職的な位置づけで就く役職を指すことがあります。
この場合は、『代表取締役会長』は、
『代表取締役社長』の業務執行を
監督する役割を担うことが多いようです」(山口さん)

意外と知らない肩書の意味。
さて、あなたの会社のトップは
何と名乗っているだろうか?

(酒井理恵)

http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20151102/Goowatch_cbab7bd1a44a7bcf18ea3f24e5181db8.html

正しい英文かチェックする裏技

2015年11月15日 15時25分14秒 | 学習支援・研究
翻訳サイトより正確!? 
正しい英文かチェックする裏技

All About
2015年10月27日 19時45分
(2015年10月27日 20時40分 更新)


同じ文章でも翻訳サイトによって結果はマチマチ。
正しい表現はいったいどれなの……?
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あなたの英作文、本当に間違ってないですか?
英作文や和英翻訳など、英語で文章を作る機会があると
「本当にこの文章で通じるのか?」と
不安になってしまうことがありますよね。
辞書やネット翻訳を駆使しても、
ネイティブチェックでも受けない限りなかなか確信は持てません。
しかし、そんな不安を少しでも解消してくれる、
しかも無料の方法があります。
それは検索エンジンを使うことです。
今回は検索エンジンを使って
英作文のクオリティを高める方法をお教えします。

翻訳サイトによって訳文は違う
英作文や翻訳を行う際、一番気軽に使えるのが翻訳サイトです。
しかし注意しなくてはならないのが翻訳サイトによって訳文は違うということです。
「いつもお世話になっております」
メールや手紙などでよく使われる文言ですが、
これを複数の翻訳サイトにかけてみます。
・Google翻訳:I appreciate your support.
・Yahoo翻訳:Thank you for your consideration, as always.
・エキサイト翻訳:It always is under care.
・Infoseekマルチ翻訳:Thank you for your continued business.

このように同じ言葉でもサイトによって異なる英語が出てきます。
そこで問題なのが、果たしてどの言葉がより自然か、
ネイティブらしいかということです。
実際のところネイティブでもない限り、
かなりの英語上級者でもはニュアンス的なことまで
理解するのは難しいのです。
そこでこれらの英文を検索エンジンにかけます。

その際に気をつけなければならないのが
検索したいフレーズを“〇〇”と
ダブルクォートで囲って検索することです。
そうしないとそれぞれの単語が
バラバラに入っているページも一緒に検索結果に出てしまうからです。

検索ヒット数を比較できる
・Google翻訳:I appreciate your support.(約 404,000件)
・Yahoo翻訳:Thank you for your consideration, as always.(約 3,240件)
・エキサイト翻訳:It always is under care.(約 1,110件)
・Infoseek翻訳:Thank you for your continued business.(約 228,000件)

この検索ヒット数により、どの英文がネット上で
より多く使われているかを知ることができます。…
また、見当違いな英文ではないということも確認できます。

翻訳サイトも間違いがあることに注意
「一時間後に戻ります」という文章を
英語にしようと翻訳サイトにかけると、
あるサイトでは“It returns one hour later.”
という訳文を作成します。

日本語では往々にして主語を省略するため、
この日本語文は「誰が、何が」という主語を明示していません。
そのため翻訳サイトでは“It”という訳し方をし、
結果的に誤訳になってしまうのです。
翻訳サイトに頼り切ると、
まるで見当違いな英文を作成する可能性があるということです。

どの単語を検索すればいいかわからない時は
「一時間後に戻ります」を翻訳サイトを使わずに辞書などを使って“I will return after an hour.”
と訳すとします。
一見問題ないと思われますが、
上記のように検索にかけてみると4件しかヒットしません。

間違っているとしたら“after”と推測できますが、
何の単語を入れればいいか見当がつかないとします。
そんな時には「*」(アスタリスク)を使います。

“I will return * an hour.”

これによりアスタリスク部分に入る単語を
ランダムにした検索結果が表示されます。
その中で前置詞かつ一語である“in”という単語にあたりをつけ、
改めて“I will return in an hour.”
で検索すると約 152,000 件ヒットします。

このように単純に翻訳サイトを使うより、
自分の頭で考えた上で検索エンジンを活用する方が
正しい英文を作れることがあるのです。

精度を上げるための3つのコツ
□1.一つの文章を短くする

“When I was a child, I used to go to a park.”

このように文節が複数ある場合は、
以下のように文節毎に区切って
それぞれ検索すると精度が上がります。

“when I was a child”
“I used to go to a park”

□2.名詞を単純にする

“John met Ken at Tokyo Station.”

このように固有名詞を含む文章はヒット数が大きく下がるので、以下のように一般的な名詞、代名詞に置き換えると精度が上がります。

“I met him at a station.”

ただし、その場合は三単現のS(三人称の現在形は動詞にSがつく)
に気をつけてください。…

□3.英語のサイトを参考にする

ヒットした英文が日本人の作成したページに
記載されているものだと、
ノンネイティブの間違った英文を参考にしてしまう可能性があります。
Googleの設定を英語に変えることも一つの手です。

英作文に不安はつきもの
英語はどんなに勉強してもそれが自然な表現なのか、
一般的に使われている言葉なのかを完全に理解することはできません。
「この英語は合っているのか?」
「ネイティブはこんな言葉を使うのか?」という疑問にぶつかった時、
検索エンジンを活用すれば少なくともそれが既存の表現、
文章であるかがわかります。
是非ともこれらの検索術を参考にしてみてください。

http://www.excite.co.jp/News/column_g/20151027/Allabout_20151027_4.htmlより