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11月2日(月)2の授業

2015年11月02日 17時21分31秒 | SIUの授業
ブランド戦略

先月(10月)29日付け日経新聞1面に、
「ローソンが電子マネー」という記事がありました。
詳しくは、以下のブログもご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/mirukikukaku/e/c29d50d0fe6c8561bc95837cb8cfdf50

このネタを使って、電子マネーや各ポイント・カード、
ならびにコンビニについて検討しました。
まず質問したのは、電子マネーやポイント・カードの保有状況です。
みんなバスや地下鉄を使って通学しているので、
交通局発行の電子マネー・カードは持っていましたね。
それに昨年、首都圏でフィールドワークをしたので、
交通系(JR系)の電子マネーCDは保有していました。
流通系の電子マネーの保有は皆無でした。


写真:コンビニ3社で使えるポイントCD

ポイントCDはT-POINTやポンタCDなど、
コンビニで買い物をよくするみなさんは、
もっていました。

さて、ここでブランドとの関連ですが、
ポイントCDを持つ目的として、
それらのブランドを考えての保有でしょうか。
違いますね。

便利だからです。
つまり、よくファミマで買い物をするから、
T-POINTカードを作ったとするのが、
保有理由でしょう。

そうです。
各ポイントCDには、それほどブランド価値は、ないはずです。
ないとは言い過ぎですが、利便性から当該CDを選択するのです。
ただ、ポイントCDも3社くらいに収斂する過程においては、
ブランド力を付けるはずです。

写真:これから導入が予定されている
「おさいふポンタCD」

本日は、このようなブランドとそれを求める消費者行動について、
考えてみました。
本日も全員出席でした。

ローソン電子マネー、セブン-イレブンでも利用可能に

2015年11月02日 10時08分11秒 | SIUの授業
新参入のローソン電子マネー、セブン-イレブンでも利用可能に?
マネジメント
2015.10.30(Fri) 14:00
ポイントカードは固定客化に貢献している



「おさいふポンタ」のカード
コンビニエンスストア 特別編集


ローソンは29日、信販大手のJCBと組み、
電子マネー事業に参入すると発表したが、
これがコンビニエンスストア業界に波紋を広げそうだ。
というのもJCBの加盟店でローソンの電子マネーが利用できることで
結果的にコンビニ最大手の
セブン―イレブン・ジャパンの店頭でも使える格好になるからだ。
セブン―イレブンでは流通系の電子マネーには門戸を開いていなかった。
ローソンのJCBと協業した〝トロイの木馬〟作戦
セブン―イレブンの電子マネー「ナナコ」はどう対応するか、
今後注目されそうだ。

ローソンは大株主の三菱商事系の共通ポイント「ポンタ」の中核メンバーになっている。
最近ではポンタから収集されるビッグデータの活用にも乗り出しており、
ポイント事業には力を入れてきた。

今回、そのローソンがJCBと組み11月3日から展開始める電子マネーは
「おさいふポンタ」。ポイント獲得だけでなく、
任意の金額をチャージし決済にも利用できる。
電子マネーはローソンだけでなく、
JCBの国内取り扱い店900万店でも利用できるようになる。

しかし、これが結果としてコンビニ最大手のセブン―イレブン店頭でも決済に使えたり、
「おさいふポンタ」にポイントが貯まったりすることになる。

セブン―イレブンは、親会社のセブン&アイ・ホールディングスが
独自の電子マネー「ナナコ」を展開している。
このため、セブン―イレブン店頭ではこれまでJR東日本系の「スイカ」など
交通系電子マネー以外、ファミリーマートと親密な
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が展開
する
「Tカード」など流通系の電子マネーには門戸を開いていなかった。

写真:コンビニで使えるポイント・カード

しかし今回、あたかもJCBという〝トロイの木馬〟に乗ってやってくる
「おさいふポンタ」が、セブン―イレブンの店舗に上陸、
図らずも門戸を開放する格好となった。

http://hanjohanjo.jp/article/2015/10/30/3135.html