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大学入試の失敗を帳消にする編入学

2015年06月04日 17時52分56秒 | キャリア支援
大学入試の失敗を帳消し
「一流大学卒」になるウラ技

SPA! 2015年5月2日 09時01分
(2015年5月2日 09時10分 更新)


写真:イメージ(大学の大教室)

14年度「学校基本調査」によれば、
短大から4年制大学への編入者は4,773人、
専門学校からの編入は1,556人。

この編入制度が一流大学への“抜け道”になることもある。
試験科目は英語・小論文・面接などで一般入試より少ない。
センター試験も不要、複数の国立大を受験できる。
3年次から編入すれば同い年の現役生と同時に卒業できるので、
大学入試の失敗も帳消しだ。

なかには、“編入予備校”のような短大もある。
例えば関西のK短大は、編入対策を正規カリキュラムに組み込み、
授業で試験対策ができると宣伝。
予備校講師を招いて小論文や面接の特訓を行う短大も多い。
九州のF短大には、編入試験の交通費を最大3万5,000円まで
援助する制度
がある。

99年から、一定の要件を満たす専門学校修了者の大学編入も認められた。
現在、東北大などの旧帝大、東京外国語大などの一流大学も
専門学校出身者を受け入れている。
これらの専門学校も、“ランクアップ”“試験科目が少ない”を売りに、
入学直後から徹底した編入対策を行っている。

だが、うまい話ばかりではない。
全国の大学で就職指導をしてきたコンサルタントのJ氏はこう語る。
「実は、学歴を問わない面接でも編入生は不利な場合が多いんです。
大学に入って1年足らずで就活に突入しますが、
試験勉強以外に面接でアピールできる話題がない」

一般入学者が大学生活を送る2年間に
受験勉強をする編入は、
それなりに重いハンディもある。

http://www.excite.co.jp/News/column_g/20150502/Spa_20150502_00835049.html

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地理的表示保護制度スタート

2015年06月04日 10時53分11秒 | 学習支援・研究
地理的表示保護制度スタート
「夕張メロン」など19品申請

フジサンケイビジネスアイ

農林水産省は1日、地域特有の農産物や食品を国がブランドとして保護する
「地理的表示保護制度」の登録申請の受け付けを開始した。
受け付け初日は、北海道の「夕張メロン」や
鳥取県の「砂丘らっきょう」、
奈良県の「三輪素麺」など19産品の登録申請があった。

登録された地域ブランドは、
その地域ならではの伝統製法や
品質などの基準を満たしたことを国が証明する
認定マークを表示できる。
同様の名前での類似品販売や、
マークの無許使用などには罰則が科される。
国が品質の“お墨付き”を与えることで、
類似品との差別化や不正表示の取り締まりに役立てるだけでなく、
地域ブランドの向上や地方特産品の輸出拡大にもつなげる狙いだ。

伊勢神宮にも奉納される高級生糸「伊予生糸」を申請した愛媛県の生産者団体関係者は
「生産者が激減し、今後、奉納ができるか心配されている。
国のお墨付きを受けることで、
養蚕業が再び盛り上がるきっかけになれば」と期待を寄せた。
また、夕張メロンを申請した団体関係者は
「国がブランドを保護してくれるのは心強い。
若い生産者にも励みになる」と話した。


写真:夕張メロン(毎日新聞)

農水省は申請を受けてから、専門家などから意見を聞き、
登録の可否を決める。登録まで
半年ほどかかる見込みで、
年内をめどに第1号を登録認定する。

http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20150601019.html

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