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「完璧主義」をやめて「達成主義」で

2013年10月20日 17時42分06秒 | 学習支援・研究
失敗の恐怖をモチベーションにしない。
「完璧主義」をやめて「達成主義」で仕事しよう

ライフハッカー[日本版]
2013年10月10日(木)11:10


あなたは完璧主義者ですか?
細かいことに死ぬほどエネルギーと時間を注いでいませんか?
よく罪悪感を感じる方ですか?
自分では完璧主義だと思っていなくても、
たいていの人はこのような考えを持ったことがあるでしょう。

非効率的な考えから逃れるのは難しいもの。
だから「完璧主義」という名の落とし穴に自分がはまっていないか、
考えてみましょう。

完璧主義は成長を妨げる
いいものを作り上げること、期待を超えるようなものを
作り上げることを求められるときがあります。
「完璧でないとダメ」と言われることもあります。

しかしあまりにも細かい部分に固執して、他人の期待につぶされてしまうと、
仕事がはかどりません。締切だけが迫り、ストレスにさいなまれるでしょう。

これが、普段は完璧主義者ではない人が
そのような思想に陥る場合の落とし穴です。
他人の期待に応えられないかもしれないという恐怖心......
この恐怖心が完璧主義の原因です。

すべての変化に対応できない、最善の計画を立てていない、
自分のあるいは他人の期待に応えられない......。
その恐怖心によってとても慎重になり、目指すべきゴールは
細かい点を完璧にすることではなく仕事を終わらせることだ
ということを忘れてしまいがちです。

まずは目的の達成、細部の改善はその後でOK

必要なのは心を入れ替えること。
まずは目的の達成に集中し、そのあと細部を改善していくべきです。
基本に重きを置き、最善に近づけるのはそのあとでいいのです。

事業の発展のためには、「最低限達成すべきことをするべきだ」
という考え方があります。新事業を始めるときは、
本質的なところに焦点を当て、顧客のフィードバックをもとに
改善していく、という考え方です。
こうすることで、しだいに良いものが出来上がっていきます。

目的達成に当たっては、まず核となる計画を立てて臨みましょう。
これは単純であればあるほど良いのです。
1日にするべき少しのこと、あるいは1週間に2日・20分ずつ行うことなど、
何でもOK。大事なのは、あなたがそこから
どんな経験を得られるかです。

計画が進むにつれ、改善に向けて何が必要かが見えてくるでしょう。
完璧な計画を立てるより、経験することで
必要なことがわかってくるはずです。

このような「達成主義」には、2つのポイントがあります。

1)基本計画(できるだけ単純なもの)を立てること
2)経験を得るにつれて少しずつそれを変更していくこと

考え方を「達成主義」に切り替える方法

この「達成主義」の姿勢を育てるにはどうしたら良いのでしょうか。

今始めること。
とりあえず手を付けてみましょう。
「最善」の方法を最初から探すべきではありません。
最低限のことを守れればそれで良しとします。
その方法が最もいいものかどうかを考えるために
立ち止まるのはやめましょう。さまざまな実地経験を積むことで、
直感的に何をするべきかがわかってきます。

勢いを保ちましょう。
仕事のやり方を吟味するために立ち止まるたび、
(特に完璧主義者の人は)スピードが遅くなります。
どう行うかはそれほど大事ではありません。
多くて1週間に1度、それについて考えるだけで十分です。

計画に変更を加えるたびに、それを適応させるため
一時的にでも立ち止まらなければなりません。
何度もこのようなことをしていると
モチベーションが下がり、ゴールが遠のきます。

作家として、筆者は次のことを学びました。
「酒に酔いながら書き、しらふの状態で編集する」評価することなく、
心に浮かんだことを書き連ねるのです。
そのあと、大事ではないことを削って徐々に改善していきます。

この姿勢が目的を達成する際にも当てはまります。
順調に進んでいるかは考えず、とりあえず目の前のことをこなしましょう。

1週間に1度くらい休んでみて、どれぐらい進んだか
客観視してみるといいでしょう。この時に
仕事を振り返り、経験に基づいて、必要なら計画を適応させましょう。

後はとにかくやってみることです。

成功者の多くが実践していること――それは、
失敗の恐怖を気にしないことです。

Focus On Achieving Your Goals And Defeat Your Need For Perfectionism
By Using The Completionist Mindset|Dumb Little Man

Ericson Ay Mires(訳:駒場咲)

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就活中の大学生ら対象の調査結果

2013年10月20日 12時18分15秒 | キャリア支援
就活中の21%「死にたい」
大学生ら対象の調査

共同通信

2013年10月18日 20時42分
(2013年10月18日 20時44分 更新)

就職活動を始めた後の大学生ら約120人にアンケートしたところ、
21%が「本気で死にたい、消えたい」と考えていたことが18日、
NPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」の調査で分かった。
 
清水康之代表は「企業の不誠実な対応に不満を覚える学生も多い。
内定を取れないと疎外感も強くなる。
学生たちが納得して活動できる環境をつくらないといけない」と話している。
 
調査は3月と7月の2回実施。
東京都内で就活中または就活を終えた大学生や
大学院生ら計243人から回答を得た。

就活中の学生2割「自殺考えた」=
大学は相談体制の整備を―NPO調査


時事通信社
2013年10月18日 19時35分
(2013年10月18日 23時40分 更新)

就職活動をした学生のうち2割が活動中に自殺を考えたことが18日、
自殺問題に取り組むNPO法人「自殺対策支援センターライフリンク」
(東京)の調査で分かった。
 
同NPOは今年7月、都内で就職活動をしていた大学生ら
122人に聞き取りや郵送で調査を実施。この結果、
全体の21%に当たる26人が就職活動中に
「本気で死にたいと考えたことがある」と回答した。
 
同NPOの清水康之代表は
「周囲が内定する中で、不採用が続き、極度の不安・緊張状態に置かれれば
うつ状態になり、自殺を考えてもおかしくない」と分析。
「大学進学が目的化している教育を改め、
社会で働いていくことを念頭に置いた教育に変えるべきだ」と指摘している。
 
大学に対しては、就職活動で失敗したが立ち直った人の例を学生に紹介するなど、
相談しやすい体制の整備を提言している。
 

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