どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

大立鉱山 匠谷側 内匠坑

2017-09-09 20:42:31 | 鉱物採集 兵庫
以前から鉱山の場所はわかっており行きたい場所の一つだったが、鉱山への林道が原形がなくなる程になくなっているので気が進まなかったけど今回アップを兼ねて突撃した。
とりあえずだが道中の写真はなし。
林道は超草ボーボーだけど、平坦なのでなんとかズリ下まで辿り着いた。
ズリ下には謎の円形型コンクリートの遺構が一つあったがそれ以外は、草ボーボーで何も見えなかった。


こっちが来た道。



これはズリ下。


道の先は行き止まりかな?

ズリを登って行くと記載の通りズリは砕かれて小さくなっていて、キッチリ手で選別されていた。
所謂叩くのに丁度良いサイズの石はズリの下側や端の一部に置かれており、これは選鉱外だったのだろう。

ズリの上から撮ったけど小さく砕かれている。

上部は平地になっていた。

平地の奥には陥没跡があるので穴だろう。
しかしここで私の感がピーンときた!
地図を見ても穴の位置がどうしてもおかしい。
またズリは100M以上あり長大であり穴も他に見当たらない。
ここは露頭も兼ねてたのか?しかし露頭跡が見当たらない・・・
うーん?と気になる方向へ進むとビンゴ。

やはり進んだ先にも穴があった。
大きな露頭の採掘跡がボコボコある、穴もあるが今日は付き添いがいるので進入はなし。
しかしこちらは露頭もありズリも比例して積まれているが、最初の方は露頭と穴が別にあったのかな~
露頭なら捨石もかなりあるはずだが、石英しかなかったのでぁゃιぃ。

この後車まで戻りつつ周りを探索し下山。
穴の位置が半分ほど掴めてきたので地図に坑図が書き込めるようになってきた。
11月くらいには再来し内匠坑の追加探索、ガチ装備で山中にある淡立坑1、中、2と大山2坑の探索。

今日の収穫は紫石英と自然銀数個でしたので悪くは無かった。