路地町家

再生保存した小さな町家のお話です。
それに京都のこと。感動したこと。時には猫も登場したり。。。

茂庵の「茶碗つくりワークショップ」

2011-12-08 | 古き佳き物

友人ご夫妻にお誘いいただいて、「茶碗つくり」初体験。
過去記事 「茂庵」と、山麓の「大正時代の家並み」 の中の一軒「碧山居」が会場でした。
           ↑クリックして下さい。


吉田山斜面に建つ不思議な雰囲気の住宅に、少なからず興味を抱き
内部の見学はできないものかと考えていたところですから
「碧山居」に案内された時は・・・エーッツ?ココ!!
  
期せずしてこの住宅に足を踏み入れ。。。やっぱり!!
玄関と反対側の奥には、景観を楽しめるように手摺付きの内縁が設けられ
大文字山を望む大パノラマが広がっていました。


      内縁の天井、綺麗ですね~

「茶碗つくり」の会場用に建具は外されていましたが
2畳の畳敷き玄関間から、直接 奥のパノラマの広がる内縁まで廊下が伸びていて
その廊下をはさんで左右に、和室が2つ取ってありました。
建具を入れると、さぞ落ち着いた雰囲気の和風住居になることでしょう。


そしてこの家は、驚いたことに玄関外から見れば2階建て
中に入ると更に地階があり、地階の外が庭になっているのです。


        地階へ降りる階段

お尋ねしなかったのですが、ほとんど当時のままの間取りなのではないでしょうか?
なんと瀟洒な建築!このままずっと伝えていただきたい住宅でした。

さあここで「茶碗つくり」を教えていただきます。が
                                つづきは次回に。



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