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路地町家

再生保存した小さな町家のお話です。
それに京都のこと。感動したこと。時には猫も登場したり。。。

ワビスケが咲いた!

2011-11-17 | 今日の路地町家


障子を開けると、ワビスケが咲いていた。
今年はやっと咲いてくれた。
でもやはり、昨年の過剰剪定が祟って枝振りが疎らなままだ。
今年のお礼肥えは、もっとたっぷり与えることにしよう。



ワビスケは「ツバキ」と「チャ」の雑種だという。
ツバキのように華やかに咲き誇りことはなく
控えめに謙虚に花をつける。

そんなところが気に入っている。


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L'OCCITANE

2011-11-01 | 今日の路地町家

ロクシタンのキャンドル、ラベンダー
この間の、フランスからのお客様から戴いたお土産の一つ。
日本ではまだ販売されていないとか。。。
ちいさな藍美術館で購入の「シンディゴ絞り」の敷物がぴったり!
町家の中が、素敵な香りでいっぱいです~

      
ロクシタンが続きます。
スペインから帰国した長女夫婦のお土産の一つ。


大好きなVERBENAの香り・・・さっそく浴室に。と思ったら
先に戴いた、ミモザの香りのツルツルになるお気に入り石鹸が入っていました。
これを使い終わってからにいたしましょう。

ロクシタンのプレゼントとても嬉しいです。

どれをとってもいい香りで、なにか幸せな気分になりますね~♪



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今年こそ「ワビスケ」

2011-09-20 | 今日の路地町家
昨年は蕾が付けられなかった「ワビスケ」(ごめんね)

今年は、虫がつかないようオルトランを何度か根元に撒き
剪定も肥料も、慎重に控えめにして見守りました。

すると。。。


       このシルエットは“つぼみ”!


        紛れもない“蕾”です!


  今年の晩秋には、一輪づつ咲いてくれることでしょう。
  楽しみです。

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「粽」と「茅の輪」飾りました

2011-08-04 | 今日の路地町家

茅の輪を飾りました。
粽と共に「蘇民将来子孫者也」(そみんしょうらいしそんのものなり)

今年の茅の輪は、ちょっと大き過ぎたかしら?
最強の構えで、たくさん災難を祓っていただきましょう!!
よろしくお願いいたします。




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もともと、町家の夏は節電

2011-06-09 | 今日の路地町家
昨年のあまりの暑さに、来年はやっぱり「クーラーを付けよう」
そう考えていたのですが。。。

時あたかも震災の年。
電力不足が社会問題となり、国民総節電の機運が高まりを見せる中
「クーラー新設」は考えもの。
以前から設置のクーラーなら、控えめに使用で済むところですが・・・



もともと京町家は夏を基準に造られていて
6月衣替えの季節には
建具は風通しの良い「葭戸(よしど)」や「簾(すだれ)」に入れ替え
足当りもひんやりするよう、畳の上に「あじろ」や「籐むしろ」を上敷きし
通り庭の「のれん」さえ、厚手のものから軽やかな「麻のれん」に架け替えます。

そして、坪庭や裏庭に打ち水をして風を起こし
そのひんやりした空気を家の中に呼び込み「涼」を採る仕組みになっています。

わずかな温度差を頬に受け~~「涼を味わう」。

飽食を経験した現代人が忘れてしまった五感。
それを取り戻さなければ感じ取れない「涼」かも知れません。

風の通り道


結論として
今年の夏はクーラー導入を取り止め、五感を使って乗り越えることとします。





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「イカリソウのその後」と「水引草の不思議」

2011-04-30 | 今日の路地町家
昨年秋、3枚だけ葉の付いた苗をもらって植えつけた草は
綺麗な花が咲き、イカリソウと判りました。

花が終わって一雨降ると、細い茎を伸ばして
ハート型の葉を軽やかに宙に浮かせています。


中にはこんな形の葉っぱもあって、コガネムシが緑になったよう!
この日陰が気に入ってくれたようです~♪


不思議なのは、同時期に植えつけたこの水引草の葉。
最初間違って踏んでしまったのかと思った、二つのシミ。
葉の細胞を押しつぶしたようなシミですが、葉裏は何ともありません。


横から見ると、そこだけグレイの毛が密集していて・・・
と、他の葉も見てみると
全部この二つのシミが水引草の証のように付いています。

何か理由があるのでしょうか?とても不思議です。


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今年のワビスケ

2011-04-30 | 今日の路地町家
この冬、花付きが悪かったシロワビスケに
今年はたくさんの新芽が枝を延ばしました。
眩いばかりのベビーグリーンに目を凝らしてみると・・・
小枝の先に小さな芽!


これ、花芽じゃないでしょうか?
【追記】まだ早すぎますね。これは葉芽でした。


昨年は花芽ができた時、失敗したのです。
蕾が立派になりますように!もっと増えますように!
と、肥料をたっぷり与えてしまったから・・・
花芽は殆ど葉っぱに変身してしまったのでした。

今年は、ひたすら見守ることにします。
秋も深まった頃、たくさんのシロワビスケが咲きますように!



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山吹と山野草が咲きました

2011-04-21 | 今日の路地町家

山吹が、今年も清楚な花を咲かせてくれました。


昨年、京北に住む知人のところから貰って来た野草。
ランの一種のようですが、名前も知らないのに、いつの間にか咲いていました。
野草は強いんですね!

【追記】これは「イカリソウ」だと判明!
双六さんに教えていただきました。蘭の仲間ではありません。



これも京北で貰った「エビネ」、新芽が顔を出しています。


雑草と一緒に水引草の新芽が育っていました。
可愛い花!と撮影して拡大してみたら、これは小さな虫のようですね~

【追記】これももしかしたら、種子かもしれませんね。

ウンと暖かな日と恵みの雨に育まれて
時々寒い日もありますけど、そろそろ新緑の季節どすえ。


Comments (8)
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袋小路って、なんのこと?

2011-04-07 | 今日の路地町家
 
路地の入口に設置された「袋小路」の結界表示。
路地通路は私有地のため、「無断立入り禁止」の意味合いを「やんわり」伝えようとして
皆さんが考え出された苦肉の柵(策)なのですが・・・

やっぱり京都風は特別なのかな?
京都人はひとりよがりなのかな?。。。と思わされることがありました。

先日通りすがりの観光客が2人、この表示を見てなお興味津々。
路地探索とばかりにキョロキョロ観察しながら最奥まで入ってきて
「な~んだ行き止まりか!」と。
高齢の住人の方が「袋小路と書いてありましたやろ?」と問うと
「ふくろ小路」という名前の路地だと思ったとのこと(笑)

「袋小路」「袋路地」とは
袋状になった入り口が一つの路地。通り抜けができない小路のことですよ。
観光地京都なら、奥の奥まで見てみたくなるのでしょうね~

やっぱり説明文も要りそうですね。

    *    *    *

因みに「ウキペディア」の結界の項に例として、こんな記述がありました。

生活や作法上注意すべきなんらかの境界を示す事物が、結界と呼称される場合もある。
作法・礼儀・知識のない者は境界を越えたり領域内に迷いこむことができてしまい、
領域や動作を冒す侵入者として扱われ、無作法または無作法者とよぶ。

また、日本建築に見られる「襖(ふすま)」「障子(しょうじ)」「衝立(ついたて)」
「縁側」などの仕掛けも、同様の意味で広義の「結界」である。
商家においては、帳場と客を仕切るために置く帳場格子を結界と呼ぶ。

    *    *    *

思えば、頑丈な鍵もなく物音も筒抜けの襖を隔てて、他人同士が泊まる「旅籠」が機能していた日本です。
結界を精神的に捉える技が身についていたはずですが、現代ではそれも希薄になっているようですね。
機密性の高い住まいが発達してきた所以でしょうか?

マナーの良い「ただの見学者」まで、無作法者呼ばわりはいたしませんが
どこへ行っても、その土地に住む人の気持ちになって観光したいものですね。



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大地震!

2011-03-11 | 今日の路地町家


旧暦のひな祭りまで飾ることにしている「お雛さま」

撮影しておこうとカメラを構えると
どうも前のめりに傾いてしまって、フラ~っとする。
(↑はその時シャッターを押した写真)
大きくゆっくり回るメリーゴーラウンドに乗っているよう。
もしや虚血性○○か!? と思ったら・・・
ペンダントライトが揺れているではありませんか!

TVを点けると「大地震」!!
震源地近くの親戚に電話して、無事を確認。
怪我はないものの、とんでもない被害が出ています。

明日の報道が、怖いです。  



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三寒四温?

2011-03-04 | 今日の路地町家
3月の声を聞いても、何でしょうこの寒さ!
三寒四温とはいえ、これほどの寒さに戻るとは。
今日は日差しがあっても雪が横殴りに降り、底冷えしてましたぇ~


カレンダーの3月の文字に、もうほんとうは「春」なのだと。。。
でも「ほうほうほけきょ」の初音は、いまだ耳にせず。



明日は暖かくなるらしい~♪


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えべっさん

2011-01-10 | 今日の路地町家
1月10日は「本えびす」
やっぱり今年もお参りして来ました。


「えべっさん」と書かれた赤い提灯が並ぶ四条通。
駐車場がどこも満車!停めるのに大きく周回しました。


本殿には献酒やお供え物が並び
「えべっさん」は何処に居はるのやろ~見えしまへん。


「えべっさん」は耳が遠いさかい側板を叩いて願い事。
舞妓さんも来たはります~


参拝者は、こちらで笹にいろいろお飾りを付けてもらって持ち帰ります。


今年は「えべっさんの土鈴」を買ってみました。


「路地町家」に、こんなニコニコ顔のお客様が来てくださるように
うさぎさんと一緒に飾ってみました。


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根引き松のこと

2010-12-29 | 今日の路地町家

昨日飾り付けた「根引き松」。
小さい頃から見慣れて来た根の付いた松。
お正月をさりげなく迎えるための準備であり
大きなものほど仰々しくなく、何とはなしに安心できるお飾り。
。。。と、受け入れ続けています。


門松(=根引き松)は
歳神様をお迎えする依代として門口に飾られるものです。
切り枝ではなく根が付いているのは
成長し続けるという意味が込められているから。

根引き松を門松としたのは
平安時代に、貴族が野に出でて小松の苗木を持ち帰り
屋敷に飾ったのが始まりと云われています。

お飾りの仕方は
向かって右に雄松、左に雌松と取り付けます。
京都では左が上(かみ)の考え方があり
御所では、外に向かって左(かみ)に男性、右(しも)に女性と並びました。
(お雛様の並び方、関西と関東で違いますが)
その様子を外から見れば
向かって右に雄(男性)左に雌(女性)となるわけですね。
ややこしい~


雄松、葉は太めでしっかりしていて、先端に触れると痛い。


雌松、葉は細く柔らか、先端に触れてもあまり痛くない。


とはいっても
これと違う飾り方でも、間違い!では無いようです。
左右反対だったり、両方雄松であっても。

肝心なのは、歳神様(お正月)をお迎えしようと云う気持ち。
年の初めは気持ち良く、歳神様にお越しいただきたいものですね。



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あと3日

2010-12-28 | 今日の路地町家
今年もあと3日でお終い。
今日でお仕事御用納めの方も多いのではないでしょうか。


路地町家のお正月準備は少しずつ進んでいます。
今日はざっとお掃除をして「根引き松」を門口に付けました。
「根引き松」は簡単な門松です。

その飾り付けには、決まりごとがあり
門口に飾るのは、今日(28日)が良いとされています。

カメラを忘れましたので
写真は明日撮影して、細かな決まりごとも一緒にアップします。

また覗いてみて下さいね。




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今年のわびすけ

2010-12-26 | 今日の路地町家
今年3月に剪定し過ぎた「わびすけ」
新芽の季節に新しい枝が伸び、花芽らしき物がたくさん付きました。

ところがその後
「もっと花芽が付くように!」と欲が出てしまったからイケマセン。
「花芽が付いたら肥料は切る」
と知っていたのに~~~、ついダラダラと。。。

夏の終わり頃
丸かった花芽は、いつの間にか細長く尖った形に変化し
葉の新芽になってしまったのです。

剪定よりこちらの方が、問題でした!



そんなわけで
今年は上の方に、辛うじて3つ蕾が残っただけ。
12月18日に1輪目が咲き始め、今日もまだ姿を留めています。
あと蕾は2つ、お正月頃に貴重なお花見ができそうです。


たった1輪ですが、とっても綺麗。

もう学習できましたから(ちょっと怪しいですが?)
来年はきっと、花でいっぱいにしてみせますね。


Comments (2)
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