ハンカチノキを見に 「くつきの森」 へ出かけました。

京都大原三千院を北に3~40分走ると滋賀県朽木に辿り着きます。
近年「高島町」に統合されたこの朽木に「森林公園くつきの森」があります。

まず「森林公園くつきの森」のシンボル「ユリノキ広場」
「ユリノキ」は東京小石川に蒔かれた種を1984年広場に植栽。
北米と中国にのみ分布していますが、氷河期には日本にも自生していたとか。

残念なことに今年は気温が上がらず生育が遅れているため
「蕾もまだ上がってこない」とNPO法人麻生里山センターの方が
枝を探って見せて下さいました。

黄色くて甘い香りのするチューリップ型の花が咲くそうで
この蜜を吸わせるため、養蜂家が蜂を連れて来られることもあるそうです。
英語では「チューリップツリー」というそうな。
でもどうして「ユリノキ」?

で、これが昨年の花の後にできた種。燐片状にバラけます。
まだ足元にたくさん落ちていました。

そして、これがお目当ての「ハンカチノキ」
今年はどうしたことでしょう!
毎年5月の連休には開花して「ハンカチノキ、フェスタ」まで開かれているというのに。

まだこんな状態です。
センターの方はとても恐縮されていて「今年は気温が上がらなくて・・・」と。
この冬は2mもの積雪があり、木の枝も随分折れたというお話でした。
そんなことも影響してか、この春はどこも植物の生育が不順なようです。
「後10日ほどしたら開花しますので、是非もう一度来て下さい。」
申し訳なさそうにおっしゃるので、「また来ます!」とお返事。
彼の責任ではないんですが・・・
開花した「ハンカチノキ」撮影出来たら、またアップしますね。
ハンカチノキ見られました!こちらをクリックしてください