誰でも年はとるのだ。

物は増やさないように生きていこう～

と、言いながらまたこのような物体を抱えて帰宅・・・。

バランスボールより邪魔になりません

黄色と2色ありましたが、黄色は部屋の中でかなり主張すると思われ
目立たない　あお・・・。

何の物体かというと、空気を入れて使います。
ので、これにのるとバランスをとるために軸を作ろうとするので
たいかんが鍛えられる。・・・かもしれません
座布団代わりにこの上に座ってみるのも、何気にいろんなところを使います。

この時期、
いろんな運動を試みる方々をみて、
何事もやり方ってあるので、危険だな～と思うわけです。

運動不足だから何十年も何もしてないけど、とりあえず走り始めたとか・・・・
膝とかいろいろ壊れるわな・・・・

ストレッチにしたって・・・軟らかくなるどころか
そのやり方じゃその辺、あの辺、この辺
壊れます～～ぅ～
年寄りに多い・・・・
見た目でやろうとする・・・・・。
かと、思えばやたら薀蓄だけ並べる・・・・・。
言うなら　そうやれよ

そーいうこと、こういうこと、あーいうこと、が溜まりに溜まって
爆発しそうになる事ありませんか？
私だけですか・・・・そーですか・・・・。
いちいち、ムキにならなきゃいいんですけどね
そんな事わかってるんですけどね

先日

舞台のお手伝いの現場で、5歳上の先輩が壊れている？
壊れていく？現場を目の当たりにした・・・・・。
ちょっと前から　いろんな小さい出来事があり、「ん？？」
と、思って心配していたのだが
それが、確信に・・・・。

ん・・・

具体的に言うと・・・・・・
なんの役にもたたぬ　状態・・・

いろんな事をバリバリこなし、頼れる先輩だったのに・・・

教師クラスのレッスンにも「小児ぜんそくで・・・」と、
出てこなくなり・・・・
そんなオバサンが小児ぜんそく？？ってあるのね・・・お大事に・・・と
思っていたら、
先輩が頼まれたスタジオの戸締りは必ず、鍵が閉まってなかったり
電気がついてたり、暖房が付いてたり・・・・・

たまに顔を合わせることがあると、
なにか・・・でっかいリボンがついたような帽子をかぶっている・・・
けど・・・服はユニクロの下着？のような長袖Tシャツに小豆色のカラージーンズ？
奇妙・・・

で、他の先輩方が気づいたのが
子供達の舞台メークを4.5人の先生達でやっていたのだが、
その先輩のメークが変なのだ・・・・オカメインコのような・・・・
さすがに、変な顔にされた生徒達は他の先生達に直してもらう・・・・と、いうとき。

また、その先輩が準備を任されてたメーク道具一式の中に、口紅が1つも入っていないことが発覚。
他の先生がお母様方に使えそうな口紅を提供していただき、事なきを得て
メーク道具を撤収しようとしている時
「なんか～見たこともないものが入ってるときあるのよね～～。
この口紅なんか何でここにこんなブランドのものが、あるんだろー
ほら、ここにも4本もある」

え・・・・・
あなたが入れるの忘れたから、他の先生が駆け回って貸していただいたのに・・・
忘れたの？か？何時間も経ってませんが・・・・

その他多数の出来事により、役に立たぬレッテルを貼られてしまった先輩。

1年前くらいに晴れてご結婚なさったのだが両方初婚・・

「私、料理しないじゃない？だからダンナサンが作ったものを食べてるの」
他の先輩方に
「じゃ、毎日何やってんの？？料理も家事もしないで・・・」
「ん～TVみてるかな」

で、あるときは
「ダンナサンが風邪ひいたので、病院連れて行くので休みます」との連絡があったり・・・
ダンナいくつだ・・・・・いい年したおっさんが奥さんに付き添われて行くの？？

こんな、ババアにはなるまい・・・・・・・。

きちんと素敵に年を重ねている人たちだけを見て
前を向いて進んでいこう

みんな、年をとっていくんだ。
けど、年のとり方ってある・・・・・・。
そう思う今日この頃・・・・・

ま、

人それぞれの生き方、価値観、あるでしょうがね。
私は普通でいたいわ・・・・。

 

ミートソース

買ってきたハンバーグのタネからのミートソース

ハンバーグが上手に焼けないので
我が家ではハンバーグ不評・・・・・。

ならばと、ハンバーグのタネをくずし、
トマト缶入れたりケチャップいれたり
クレイジーペッパーいれたりしてのミートソースなんだが
おんなじようにもう1度作れと言われても
作れない・・・・・

寝坊しよう・・・。

お弁当持ってってもい～んじゃないの？？

大学に通いだした人におせっかい・・・。

いらない・・・・

そりゃそーだ

大変だったけど、めんどくさかったけど、解放されたら
ちょっとさみしい・・・か・・・・。

じゃ、毎日作ってと言われてもそれはそれで・・・・・

勝手なものですな・・・・・・

準備開始。

少し暖かくなってきました。
桜もあっという間に終わりました。
本当に早かった・・・・。散るの。

そろそろ、二の腕準備しとかないと腕が出せない事になるか・・・
と、ダンベルを見えるとこに出してみた。
チューブも出てきた。

で、あれだな・・・・。
踵がやばい・・・・・・・。

続 母娘旅。春日大社・東大寺・そして帰路へ

朝からバイキング・・・がっつり
そして、なにやらでっかな荷物を送る手配をする母・・・。
そんなに何買ったんだ？？

我が家3人の旅行だとチェックアウトギリギリまで、マッタリと過ごすのだが
生きている時間ももったいないのか、時間を無駄にしない母。
早々に行動開始

タクシーで春日大社へ～

　

朝の清々しい空気。人もいない・・・。



わ・・・・ここにも鹿・・・。



平城京の守り神として1300年前に創建されたそうだ。
1300年前・・・・

朱塗りの回廊、釣灯篭が印象的です。
が、なにやら工事中でちょっとがっかり・・・
今日はお祭りがあるので、あと15分で出てくださいにもがっかり・・・

はいはい。でます。でます。

世界遺産だがお手洗いの汚さにびっくり！！

世界遺産なのにこれはないわ・・・・

まさに・・・・・。

ここから東大寺へ向かいます。
森の中の参道を散歩してる感じで着けそうです。



げっ！！鹿！鹿！！

やっぱりいるのね・・・・。

鹿せんべいを持ってないかぎり近づいてはこない。
よかった・・・・。

東大寺のお隣の氷室神社の桜がきれいだよ。

と、タクシーの運転手さんが言ってたので行ってみる。



沢山の人がしだれ桜に群がる。

垂れすぎよね・・・・

・・・・また、何か言ってる・・・・・・

もういちいち気にしないことにした。

そして、東大寺

でかい・・・・・・。
そして、ガイジンいっぱい。
外国語しか聞こえてきません。
ここどこ？？
外国へ来たみたいな錯角に陥る。

デカイ

なんと・・・撮影OKです。
大仏の前でピースして写真取る人々・・・。
ん～～～違う気がする・・・。
別にいいけど・・・・。

大仏様の真後ろ

そして、なかなか眺めのよい
2月堂へ

ガイジンと鹿にまぎれながら、
大仏殿とセットのチケットを買ったので
東大寺ミュージアムへ

空いてます。のんびりとゆったりと鑑賞出来ます。
たまたまなのか・・・シーンとした静寂が心地いい。

何だか・・・もう仏像も同じに見えてきましたが・・・

が、月光・日光菩薩像・千手観音像は見事でした。
けど、いろんなとこで見てるような気がしてきて、
どれが本物とかあるのかな～
何とか寺の観音様、菩薩様って感じなのかな～

仏像見すぎて、混乱中・・・。

お腹すいたわ

このような場所のお土産やさんにまぎれた食堂は懲りておりますので

仏像で腹いっぱいな感じで駅へ向かいます。

ぎゃ！駅にもガイジンの団体さんがあふれております。
この方々が行かないようなところへ入りましょう。

と、入ったらば思い切り
大家族連れガイジンさんのお隣・・・
でもお行儀の良い方々で、お食事ももう終わってる模様。

と、入れ替わりにやってきたのが1人の西洋人おじさん。
店員のおばーさんの迫力にオドオドしていて、なぜか目が合い苦笑い・・・。
絶対に英語を話そうともしないおばーさん店員。
ここは日本だ！日本語で何が悪い！！ってくらいの迫力。

さすがに英語メニューはありましたけどね。

外人さんは何食べるんだろ・・・
寿司だった・・・。

私達はサービス定食
お刺身も小鉢もうなぎも付いて1200円
昨夜、お吸い物をぶちまけておりました母は慎重にふたを開けています。

京都まで特急に乗ります。
あ・・・何か買いたい
父への柿の葉寿司
と、ここにあったのか～と大仏プリンなどを大急ぎで買う

京都では乗り換え45分。
余裕を持ったはずなのに、買い物しようと思ったのに時間がない。
もう気が済んでいるような母を
「ここで待ってて」とおいて、５５１の豚マンとか抹茶のフョンダンショコラとか、
買うもの決めてたので、マッハで回る
お留守番の方のお弁当も買う。
これで夕ごはんはOKだ。
そして、新幹線で飲むビールを忘れてはいけない

ビール飲んで寝てたらもう着きました。
母は東京駅まで　そして、そっからまた新幹線で帰ります。

「いろいろ言ってごめんね。じゃ気をつけて」

と、新幹線を降りる。

思えば、家を出てから何十年経ったんだろう～
お盆やお正月は帰省してるけど、こんなに母と一緒にいる事なんてなかったな

母から洗脳されて育ってきた感を最近特に感じていたのだけれど、
それは、別に悪い事じゃないし、支配されてるわけでもないのでそれはそれで
母を客観的にみて、良いところは見習い　嫌なところは反面教師にすれば良いだけの事だと
思った。
母だから、娘だからって・・・
1人の人間同士なので、思いやりも厳しさも持ってやってかないといけないんだな。

今度は両親と弟との4人の旅行らしいが・・・・
更に強烈な父が参加となる。
誰が仕切るのだろう～
今のところ、私は後遺症が完治しておらずまだ
その気にはなれない・・・

奈良旅行記

おしまい

 

 

続 母娘旅。 奈良興福寺

 

近鉄奈良駅へ着きました。
駅から出ると・・・方向音痴状態に陥る・・・

バイクで地図と勘でどこへでもたどり着いていたのに、
最近何だか、地図が読めなくなっているのだ。
さらに、勘もニブイ・・・・
うえに更に、我慢しすぎて何も働かない・・・・。

まずはホテルへ

もう・・・彷徨うのも嫌なのでタクシー。
母ももういくらでも出す状態。ぐったり・・・。


すぐ着きました～
さっぱりとした接客。
古いようだが、清潔で管理が行き届いたお部屋。
ま、十分です。

ベットに寝転んだら寝そうになりましたが

もったいないので、出かけることにした。

今日と明日で奈良公園周辺を見て回る予定なのた。

フロントで地図をもらう。

母の疲労具合と、私の精神疲労状態を考慮し、
今日はとりあえず、歩いてすぐの『興福寺』へ

ご存知「阿修羅」さんがいるお寺です。

　

　
　油とり紙にも・・・

710年藤原鎌足の子　不比等が創建。
710年って・・・・・

いつだよ・・・・・・・

気が遠くなる。そんな昔からここがあることが怖い・・・。

その割には、人は進歩したのか
その割には、結局やってる事なんか実は一緒で
人は中々進歩してないのか・・・・

こちらは八角円堂の「南円堂」

国宝館は八部衆像や、十大弟子像、金剛力士像など
かなり、見ごたえがあります。

そして、中金堂は再建中で

この部分の瓦に願いことなどを書き、これが中金堂の屋根になる。
1000円から。
ってことで・・・・

やってみた。
筆なのでって訳でもないが・・・・
いつにも増して、上手くかけない・・・・。

そして、習字もやってる母に
ほら！みのりさんここはもう少し・・・・・

と、ダメだしされる大人・・・・


お土産やさんなどを、のぞきつつホテルに戻る。
が！！
あるお土産やさんで、母が壊れる。

カード使えるか聞いてきて！！

と、言って使えることがわかると何だか訳わからない
ガイジンですら買わないであろう、能面を
「お父さんにお土産にする」
といってみたり
「鹿の角・・・（結構なお値段。ピンきりですけどね・・）を、買うわ」

何だかお買い物ターボがかかっている。
もう興福寺に向かう間に書道の筆やら、なんやかんやでお荷物はふえてましたが,
ここで買わなくてもいいのにな、・・・・・・
なんか、2万円の暖簾を買ってるし・・・暖簾に2万出す？？
完全に変なモードです。

そして、

あなたも何か買いなさいよ！！

と、なぜかけんか腰・・・・

じゃ～これ・・・・。
と、ナントか染めのバックを手にとると

わーいいわね　　　私それにするわ。


え・・・・・・・
私のは・・・・・・・。

そして、また誰に配るんだかもらってもうれしくないようなものを
沢山、沢山買い込んでおります・・・・・
その荷物どーすんだろ・・・・し～～らない！

で、夕ごはん。
ホテルなので付いてません。ホテルのレストランも充実してましたが
お値段も充実なので

何食べようか？どこにしようか？
アーケードの商店街？をウロウロしてみる。
ここは？あそこは？？
いちいち。えー。と言う母。
ホテルでいいんじゃない

・・・・・・・・・・・・・・・・・

だったら、最初から言えばいいのに・・・・・・・。
いよいよ、しゃべらなくなってきた私に気づいたのか、どーなのか

ここで良いんじゃない？

いっけん、料亭風？かと思いきや
大衆レストラン？お好み食堂？？

もういいよ・・・ここで。



まずは命の水です。

心拍数を整え

私、最近肉食べてないから肉にするわ。

え・・・昨夜の夕食は豚肉のしゃぶしゃぶのようなものだったと思うのですが・・・
鹿の肉も牛たたき風なものもあったし、

つーか新幹線ですき焼き弁当食べてませんでした？？

あら、おいしそう～～～
で、いきなりお吸い物をぶちまけるという・・・・・・

またセットしなおして持ってきていただきました。

普通においしい。
でも、母はまた油っぽいだのナンだのと言うわけです。

満腹になったところでコンビニでビールを買い込みホテルへ戻る。

ふぅ～～～
疲れたね。大丈夫？？明日はどうしようか・・・・・。

いやいや、参った参った。昨日も今日もみのりに歩き回らせられてホント疲れた。
いやいや、参った。

で、苦労してまわってきたところなども、大した事なかったとか
あれはダメだわとか、あそこはおいしくなかったとか
全部否定的なことを言うわけです。

はぁ～～～？？？？？

自分で言うのも何ですが
私は滅多に切れません・・・・・・。
ほとんど、心臓バクバクいいながらも我慢してかわします。

さすがに・・・・・・切れた。

疲れないようにと
細心の注意を心がけて、体力も時間も無理のないように計画を立てていろいろ
予約し欲張らないように、最小限の行動範囲で動くようにしているのに
そーいうこと言うか・・・・・。
心外です。

そして、とにかく一言多い！！！
楽しかった！おいしかった！で良いじゃない！
あら探しばっかりして、なにが俳人よ！
全然心が豊かじゃないし、思いやりもないじゃない！！

なに、酔っ払ってからんでんのよぉ～

は？・・・・・・
この程度の酒じゃ酔いませんが・・・・・・

このばばあ・・・・・・吉野山の奥深く、そうそう行きたがってた西行庵へ
姥捨てしてくればよかったな・・・・・・・

そーだ、そーだよ。



で、話は父の成人のお祝いのお話へ
先日弟の2度目の嫁がかなり張り切ってたが・・・。
「私、あそこいきたいんですよ～～」と・・・・
が、
父の希望は4人で北海道旅行・・・・・。
さすが、私の父だ。間違いない。

そんな話題でチョイと軌道修正しつつ


更に飲んで、あと1日の我慢我慢と言い聞かせ寝る。
疲れた・・・。


母と娘はこんなもんか？？ね？

休憩♪

ナポリタンも好き、ガリガリくんも好き。
これは…(￣(工)￣)

奈良へ 母娘旅 その５吉野 さよなら吉野

すばらしい庭園の「竹林院」
静寂をかき消す、母の携帯・・・・。

「はい！はい！！私ね、今旅行に来てるのよ。
はい！はい！！大丈夫！！大丈夫！！」

すごい・・・大声・・・・

うるさい・・・・・・。

携帯から声が小さく聞きにくいようで、自分がデカイ声でしゃべると
大きく聞こえてくるものだと思うらしい・・・・

すごくうるさい・・・・。

たぶん、私が注意しないと誰もしてくれなくて
ますます迷惑な女になると思われるので注意する。

だから、だれもいないところに行ったじゃない

と、言うが宿泊している方もいると思われる方面へ叫びながら移動していった・・・。


もう、携帯切っとけ・・・・。あーやだやだ・・・。

大海人皇子（天武天皇）が冬に咲く桜の吉夢をみて、
実際にその桜を見つけてそこにこの寺をたてたそーな

『桜本坊』　　

私も夢に出てこないかな～～何か・・・・

お土産やさんが並ぶ道をケーブル乗り場へ向かい歩きます。
下りなので楽チンです。

柿の葉寿司・吉野葛・・・お買い忘れはありませんか？

途中、お世話になった宿の方とすれ違い会釈をする。
あら！！だれ？だれ？？こんなとこにも知り合いいるの？

・・・・・・
あんなにお世話になって　　もう忘れてんのね・・・・・・。
怖いわ・・・年とるって・・・・・。

また、フラフラしながらケーブル乗り場へ到着。

ちょうどケーブル発車の時間です。

なにやら、TVのクルーのような若者が機材抱えて4，5人。が一緒。
大学のサークルか？何かか？？

ものの3分でケーブルで駅へ到着。
お腹すいたわね・・・・

が、はじまった・・・。いえ・・空いてませんが・・・・
駅前には前記のように、寂れたお土産やさんが４．５軒。
食堂みたいなのは１軒。選択肢なし。
わたしは山菜そばにするわ・・・・

え・・・・私はいらない。

食べなさいよ！！

じゃ・・・ビール。

食べなさい

え・・・・・。ぢやカレー。

奥から、チーン。思いきり　　ククレカレー・ボンカレー・
それはそれでおいしかったんですがね・・・・
食べなくてもよかった・・・。

で、電車の時間までウロウロしてると
さっきケーブルで一緒だった若者がお土産やさんで撮影している。
さっきはいなかった浴衣姿のタレントが合流してた。

誰だ？？見たことあるような気もする。

まわりは人もいなくて、お気の毒なほどのどーでもいいっぷり・・・。
母などは

やらせよ！やらせ！！
やらせの意味もわからず使っているようだ・・・。
俳人としてもまずいだろう・・・・・・。

しばしロケッぷりを遠巻きに見学。
何もないし暇だし・・・

そして、周りにいスタッフの隣に近づき
あの・・・・なんていう方ですか？？
と、聞いてみた。

「うーまんらっしゅあわーです。」

何だか、赤面して答えられたんですが・・・・・。
オーラも何もない誰がタレントだったかわからない感じで、
私は忘れないようにすばやくメモしたのでした。ひらがなで。

さー吉野ともお別れです。

こんな景色にはお目にかかれませんでしたが、のんびりとゆったりと過ごす事が出来ました。
咲いてないので人も少なく、満開ではこうはいかなかったかも知れない・・・
かえって、良かったのかな。

そして、近鉄特急で橿原神宮で乗り換え
乗り継ぎの関係で、大和西大寺で乗り換え
あ～～～！！平城京だぁ～～～！！
と、電車の窓からの平城京跡・・・・。
唐招提寺も薬師寺も
１人ならば、行ったのに・・・・・・。とは、言うまい。

目を閉じると『忍』の字が見えてくるようになった。

奈良市内へ～～～

つづく

 

奈良へ 母娘旅 その４吉野 奥千本方面と如意輪寺

私の立てた予定では
お昼過ぎに吉野から奈良市内へ向かう特急を予約したので

『欲張らない』というテーマのもと、

宿の周りの竹林院や桜本坊などをのんびりと散歩して
という感じで過ごす予定だった。

が、

私、西行庵に行きたいわ。

皆様・・・上の地図をご覧ください。
西行庵とはお山の一番上にありますね
車では行けません。行けても運転手さんは嫌がります。

宿まで乗った運転手さんからの聞き込み済

でも、まだ言う・・・

じゃ金峯神社と、吉野水分神社には行きたいわ。

・・・・行きたいわって・・・またはじまったわ・・・
あの人は地図がぜぇ～～んぶ平面に見えるのだ。


宿の少し上のほうから、バスが出ているようだったが、
全体が予想以上の山だし、『脳天』の後遺症も残っているはずなので・・・・
もう、めんどくさいので

前日の夜、フロントにタクシーの貸切の予約を入れた。
1時間5000円
はい。はい。いくらでも出します。母が・・・・

朝、9時にお迎え

ジモティだという運転手さん。
「希望は、1時間で金峯神社・吉野水分神社・如意輪寺に行きたいのですが
可能でしょうか？」

西行庵は無理よね・・・・・

まだ、言うか・・・・・・・。

まずは、金峯神社へ
タクシーは結構な山道を進んでいきます。
杉林の暗い、細い道。
これ、すれ違えない・・・・。

ここがバス停と教えてもらったところから、
『脳天』どころではない坂道が・・・・
これ、無理だわ。
タクシーでスイスイ。
良い選択をした自分を褒めてあげたい

金峯神社

し～～～～ん

結構な寂れっぷり・・・・。
掃除してたおじさんと運転手さんが話してる。

「昨日は雨だったから、来るのやめたのよ。」

へ？　ここ管理してる人よね？？
御朱印をお願いすると・・・・

「俺・・・書けっかな・・・・。」

書いていただいてる間に、「義経の隠れ塔」とやらに。

あの・・・近くですか？すぐですか？何分ですか？？

しつこく確認する。

実は・・・『脳天』で・・・・と話すと納得された。
行ってしまったか～～と。

はい。すぐでした。
車まで戻ると・・・・

西行庵へは・・・

運転者さんにまだ言ってる。感心するほどしつこい女だ。

人が歩いていくような山道を車で行くような人は、常識的ならばいない様子で、
健脚な人でないと無理です。
やっとあきらめたようだ。
あーしつこい。

そして、吉野水分神社

ここも急な坂のところにある。
これ、バスで来て歩くには相当な体力が必要だ。

そして、次へ向かう前に
穴場へお連れします

と、運転手さんが連れてってくれました。

あきらめてた桜が満開
吉野で一番早く咲くところなんだそうだ。
空の色と桜が、すばらしい事になっている。

そう、空も違うのだ。ここは。

　　　
　

そして、吉野が一望できる

　

約束の１時間まであと少し・・・・

「電車の時間とかあったらあれやけど、
せっかく、遠い吉野まで来たんやから時間気にせんと
十分に楽しんでください。」

そーだよなー
確かにもう一生来る事もないかもしれないし・・・

あら、じゃあとはサービスかしら・・・

ったく・・・・。

そして、後醍醐天皇の勅願寺「如意輪寺」

　

裏山には後醍醐天皇の御陵があります。

後に、吉野を訪れた松尾芭蕉は

【御廟年経て　忍は何を　志のぶ草】

と詠んだそうな。

後醍醐天皇はホントに波乱万丈な人生を送られたのですね・・・・。

聖徳太子が開き、空海も参籠したという修験寺院。
「竹林院」
で、運転手さんとさよなら～～

結局、予定１時間が１時間４５分・・・。
でも、１時間半の料金で良いと言ってくださり
年配者同伴に関わらず、大変有意義な吉野めぐりとなりました。

体力を使わず、金を使う。
時には有りです。

補足
母は俳人なので、松尾芭蕉を敬愛しており、西行庵の西行さんは
松尾芭蕉が尊敬してた方のようですね。


調べたら、母がしつこく行きたがってた、西行庵はこれ。
何時間も歩きたどり着くと、思いもひとしおかも？

車で行くもんじゃない・・・・・・と思う。

俳人のくせにそういうとこがわかってない。ブツブツ。
限界まであと・・・・・・

我慢してお付き合いください。

つづく

 

 

 

奈良へ 母娘旅 その３吉野 予定外【脳天様】

 

吉野朝宮跡を出てふと見ると

首から上の守り神　【脳天大神】
頭がよくなるのか？頭が弱い母娘は大いに惹かれるわけです。

この先？ちょっと行ってみましょう。
頭よくなるわよ。

ん？ちょっとまって・・・・
パンフレットの隅に小さくある脳天大神の説明を発見

お母さん！谷底にあるって書いてあるよ

ほら鳥居あるからすぐよ

え・・・・

っと言ってるとドンドン急な階段が現れてくる。

あの・・・・下りるってことは上がらなくてはならないんですが・・・
おわかりでしょうか・・・・？？



戻るに戻れない状態に陥り、無口になる母・・・・。
ドンドン下りていきます

そのうち、川の音が聞こえてきます。

着いた・・・・。が私は帰りの事が気になりそれどころではない

脳天様は
金峯山寺の蔵王堂に祀られている蔵王大権現様の変化身だそうだ。

参拝した後、ゆで卵をいただいた。
最初の姿が蛇だったそうで、信者の方は蛇の好物の卵をお供えし、
それを参拝者にいただいてもらっていると、いうことだ。

ありがたくいただき、御朱印もいただく。
お守りのところに「脳天タオル」なるものが・・・

父へお土産

そして、宿へ戻るのだがもう大幅に思ってた予定の時間が過ぎている。

これ、戻るのも、来る時の倍はかかるであろう・・・・
がっくり・・・・
そして、母はまた疲れた～だの、もうムリ～だの
なんだかんだ言うんだろうなあーやだやだ。

さー上るわよ


階段を見上げ一応やる気は見せる母

案の定・・・・
ものの10段くらいではーはー言い出す。

もーですか？？はやっ！！

そーだわ！目標を決めるわ。
あそこまで一気に行くわ。

へ？？？？

すごい勢いで７，８だん駆け上がり、

水分水分

を何回か繰り返しているが・・・大騒ぎの割には進まぬ・・・

あの・・・お言葉ですが・・・
マラソンだって同じペースだから長い距離を走れるわけで・・・
ゆっくり、ゆっくりの同じペースで上ったほうが良いのではないでしょーか・・・

いいのよ！！私のやり方なんだから！！

あ・・・そーですか・・・・。ご勝手に・・・。

宿の前の急な坂道を忘れていたが
母の気の強さと意地でようやく宿へ戻れた。

ホント！参ったわ。いくら若く見えるからって年は年なんだから

都合の悪い時には年寄りになるらしい・・・・・・。

予定外の行動で、夕食前に私はお風呂に入れず・・・
母は入ってましたが・・・・
慌しく夕食へ

鹿の肉など、山の幸・・・
生ビールがないってことで
瓶ビール。

不完全燃焼な感、払拭できず、缶ビールを買い込み
1人で飲む。母は飲めないのだ。

満開ならば桜に囲まれた露天風呂。
眺めのよいお風呂。しかもだーれも入ってこないので貸切状態
満開の時期ならばこんなにゆったり出来ないのだろうな～～
と、つぼみの桜を楽しむ。

部屋に戻ると母、大変疲れたようで爆睡
いびきうるさいので、無事に生きてるようだ

さー明日はどうしましょう。

つづく

 

 

奈良へ 母娘旅 その２ 吉野 吉水神社・金峯山寺

　　　

しばし、休憩した後町を散策
が、宿を出たとたん急な坂道を下ることとなる。
下りるってことは、帰りは上がらなくてはならないのよ・・・。

私の不安をよそに母は全開
町並みがいいわねだの、
ずっと何か言っててうるさい・・・・。

　　

ふる～～い店構え。

陀羅尼助だわと、母。

へ？？？？初めて聞いた。

何にでも効くのよ

・・・・んなわけないでしょ・・・・。

買ってみた。
ほれ・・・胃腸薬ですよ胃腸薬
しかも、1回20粒飲むのよ20粒

さらに、

ほら、吉野葛！吉野杉で出来たお箸だわ！
吉野和紙の便箋も買わなくちゃ

お土産やさんなどが立ちならぶ町をあっちよって
こっちよって、中々目的地へたどり着かない・・・・

すでにお荷物が増えてますけど・・・

やっと「吉水神社」へ到着　　
世界遺産です。



明治時代に後醍醐天皇を祀る神社となった吉水神社

倒幕に成功し政権を握ったかと思ったら、味方だった足利さんに追われて
吉野へ逃げてきた後醍醐天皇。
京都の北朝に対する南朝をたてて、戦ってた最中
風邪で亡くなったそうだ。

また、義経と静御前が頼朝から逃げてきたのがここだそうだ。

　

本当にひっそりと質素。

やたらと上手なアキバ系イラストの絵馬がわんさか。
何だか違和感・・・と思ったら



この漫画の舞台？？

そして、

パワースポットで邪気払いの手順が貼ってある。
母に脇で読んでもらい、
「次は？次は？？」
と、やってみたが、たぶん正しくはないであろう・・・・。

これが、

満開だとこうなる。
ポスターを撮影

そして、吉野のシンボル「金峯山寺」
修験道の開祖「役の行者」が１３００年前に開いたそうだ。
広大な寺領と僧兵をもっていた・・・・・
だから、その力を頼りに後醍醐天皇や義経は吉野山に来たのだ。

そーか、そーか。納得。
なんで、こんな何もないし、遠いここへ来たのか不思議だった。

行ったその日からご開帳

蔵王堂の金剛蔵王権現立像

３体の権現様・・・すばらしい迫力

デカイ・・そして、
一般的な仏像に比べ

顔がデカイ、バランスが漫画チックだ。
と、いう罰当たりチックな感想

その前に個室のような仕切りが設けられ
権現様とお話をしてください・・・。ですと・・。

せっかくなのでそこへ入り、間近でまじまじと観察。
スーパーサイヤ人に見えてくる。
珍しい風貌。

そして、蔵王堂から見える南朝跡へ下りてみる事に

ひっそり、質素・・・・。ここ？

有名なこの景色はここなのね

咲いてなかったからわかんなかった・・・・・


そして、
この後　予定外の母の暴走・・・・。

つづく・・・・

奈良へ 母娘旅 その1 吉野へ

今回も1人で京都へ行く予定だった・・・。

しかし・・・・

私も行くわ。奈良。

と、母。

京都だって言ってんのに・・・・。

ってなわけで

母がいつかは・・・と言ってた
母娘の2人旅が実現したわけです。無理やり・・・

1人だとバカみたいに歩き回る旅なので、ここはいくら元気だとはいえ
年はとってる訳で母に気を遣わねばならぬ。

地理も体力も関係なく、
あそこもみたいわ。こっちも行きたいわ。
と、言い出すのは目に見えている

なので、欲張らず計画を立て、移動の電車のチケットも細かく予約。
そして、文句は受け付けませんと・・・。

桜までまだ少し早いので、お宿などもすんなり取れた吉野山と、
修学旅行以来の、もはや何も覚えていない　定番の奈良市内。
の2泊3日で行く事にした。

新幹線に乗り込み　まずは京都へ
京都が大変近く感じます。

ここから、近鉄の特急に乗り、橿原神宮で乗り換え
近鉄吉野線の特急で吉野に着きます。

途中、吉野口とか、吉野神宮とかあり
降りそうになってた人がいました。

吉野山へは終点の吉野で降ります。

日頃の行いが良いので・・・雨です・・・

晴れてたらケーブルカーに乗り、宿まで散歩がてら歩く予定でしたが・・・
想像以上、山・・・・。

駅前は何軒かお土産やさんが並び、ひっそりとしている。
こりゃだめだ・・・。タクシー乗り場もひっそり・・・。
そこに書いてあった番号へ
「10分でいきます。」
「10分ですね」
「15分かな・・・」
「・・・・・・」


無事に10分くらいでタクシー到着
宿までお願いすると、結構な山道を上っていく。

桜もまだだし・・・・ただの山・・・・。
「満開の時期はこの道は渋滞でさっぱり動かんことになるのよ。
宿のとこあたりまで2時間以上かかることもあるわな。」

え・・・・・。

7，8分で宿に到着。
坂の上にあり荷物抱え歩いてたらと、想像するとぞっとする。

ロビーから、部屋からも山が一望。

何本かは咲いてる

この山が全部桜になるのだ。

少々古いが落ち着いた旅館。
このまま、落ち着くと動けなくなりそうなので、
休憩して町を散策する事にした。


つづく・・・。

グチが多く長くなりそうだ・・・・

友達100人いらないぞ。

母と、奈良へ2人旅
母と娘では、いろいろあるに決まっていると
覚悟してたのだが、想像以上に
くたびれた・・・・・・。

昨夜戻り、今朝入学式・・・・

お天気にも恵まれ、桜も満開入学式日和です。

だんなさんは
私と入れ替わりに、またまたお隣の国へ出張へ
出張じゃなくても、そのような行事には出たためしがない男・・・。

昨今、このような行事はもちろん父親の出席率が大変多い。

夫婦で出席が大半をしめる中、
ちぇっ・・・また1人だよ・・・

と、あら
じーちゃん、ばーちゃんまでいるぞ・・・・・

小学生じゃないんだが・・・・大学生なんだが・・・・
じーちゃん、ばーちゃんが学費出すのか・・・・と、
思えば納得がいくね。
そーか、そーか。　
母との旅行で何だか鍛えられたわたくし

着慣れないスーツ姿の1年生達
それぞれ、どんな風に成長していくんだろう
しっかり、しっかりお勉強に励んでほしいと思います。