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『劇場版「進撃の巨人」後編 自由の翼』

2015年07月01日 | 映画(さ行)
『劇場版「進撃の巨人」後編 自由の翼』
監督:荒木哲郎
声の出演:梶裕貴,石川由依,井上麻里奈,神谷浩史,小野大輔,朴路美他

なんばパークスシネマにて、前述の『天の茶助』とハシゴ。

原作未読、TV版もまったく観たことがなく、前編は劇場で観るのをパス。
DVD化されてからレンタルしてみたら、あまりの面白さに仰天。
後編は是が非でも劇場で観なければと思いました。

前編のおさらいをしてみますと、こんな感じ。

繁栄を極めた人類は、突如出現した人を喰らう謎の巨人により、絶望の縁に立たされる。
生き残った人類は、巨大な壁を築いてその内側に町をつくり、生活するように。
壁の内側にさえいれば平和そのもの。
こうして100年が過ぎ、人類が巨人の脅威を忘れたころ、壁を破って巨人が侵入してくる。
打倒巨人を掲げる調査兵団に属する少年エレンは、巨人との死闘の末、自らが巨人化して……。

さて、後編。

エレンはずっと巨人のままというわけではなく、ふだんは少年。
自分の肉体を傷つけて強い痛みを感じたときに巨人化する。
もはやほかの巨人どもを倒すにはそんなエレンを利用するしかないと考える人々と、
巨人化する奴を町に置いてはおけないと、エレンの処刑を望む人々とがいる。
はたして巨人化したエレンは自分をコントロールできるのかどうかが重要で、
調査兵団の団長エルヴィンは、兵士長リヴァイの管理下でエレンを巨人化させてみようと言う。

最初は調査兵団の兵士たちから敵視されていたエレンだが、次第に絆が生まれる。
エレンの力に賭けてみようと、調査兵団は作戦を練り、いざ出陣。
ところが、14m級の女型巨人が現れ、次々と兵士たちが殺されて……。

付け焼き刃ですみません。
私の理解はこの程度で、ほんとはわからないことだらけだと思うのですが、
そのわからなさを感じさせられることなく、映像に飲み込まれます。
ちょっと顔に線が入りすぎやろと思わないこともないけれど、
こんなド迫力で面白いアニメーションがあるとは、マジでびっくり。

エレンにミカサにアルミンと、カタカナだけど不思議と忘れにくい名前で、
誰のことだっけと悩むこともなく、各々の役割も明快です。
原作やTV版を知らない人も取り込もうと思ったら、これって重要なことですよね。

これで終わりかと思いきや、おいっ、まだ続くのかよ。
夏には実写版も公開だし、いろいろと乗せられてしまうのでした。

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