『ザ・ウォーク』(原題:The Walk)
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット,ベン・キングズレー,シャルロット・ルボン,
ジェームズ・バッジ・デール,クレメント・シボミー,スティーヴ・ヴァレンタイン他
寝不足のところを25分かけて109シネマズ箕面まで歩いたせいで、
疲れて眠ってしまうかと思いましたが、
『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』は楽しかったのでセーフ。
本作はちょっと睡魔に襲われるかもしれない危険を感じながらIMAX3D版を鑑賞。
第81回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『マン・オン・ワイヤー』(2008)。
それこそいつ眠くなっても不思議はない作品だったのですが、
こんなことを試みるイカレタ人物がいたという事実が衝撃的で、
私はとても面白く観ることができた1本でした。
そのドキュメンタリーを原作とする作品です。
そういえば本作の試写会が109シネマズ大阪エキスポシティのグランドオープン前にあり、
応募したのに外れたことを思い出します。ゲストは浜村淳さんでした。
フランスに暮らすフィリップ・プティが少年時代に観たサーカス。
パパ・ルディなる国籍不明の老人が仕切るそのサーカスは夢の世界。
なかでも綱渡りに目が釘付けになったフィリップは、独学で綱渡りにチャレンジ。
夜、サーカスのテントに忍び込んで綱渡りをしようとしたところ、
ルディに見つかって大目玉を喰らう。
が、フィリップが咄嗟におこなった曲芸にセンスを認めたのか、
ルディはフィリップに時折指南するようになる。
曲芸師になりたいというフィリップに両親は猛反対。
フィリップは家を飛び出すと、パリの街頭で曲芸を始め、金を稼ぐ。
綱渡りができる場所を常に探していたフィリップは、
ある日の雑誌でニューヨークのツインタワー建設の記事を目にする。
地上110階建て、高さ411mのワールドトレードセンター。
この北館と南館の間に綱を張って、いつか必ず渡ると決める。
同じ頃、街頭で歌をうたっていたアニーと知り合う。
アニーはフィリップに綱渡りの練習場所を紹介。
その様子を写真に収めたいと言ってきたジャン=ルイと友だちに。
フィリップが夢を語るとアニーもジャン=ルイも大賛成。
ワールドトレードセンターの完成を前に、皆でニューヨークへと乗り込むのだが……。
そんなところで綱渡りをすることはもちろん違法。
綱渡りで法をおかす前にまずは入念な下調べが必要だから、
彼らはあの手この手を使って建物に侵入します。
その過程で知り合う保険会社のバリーや、数学者のジェフ、
通信機器を売るジャン=ピエールなど協力者の人柄が魅力的。
綱渡りの目論見がバレたから巻き込んじゃえとばかりに引っ張り込まれたメンバーですが、
みんなイタズラ好きの子どもの顔になっています。
しかし、高所恐怖症でなくともビビります。
何度チビりそうになったことか(笑)。
意外に真上から下を見る映像のほうが平気に思えました。
ビルの端に立つ姿やビルの壁伝いに作業するシーンのほうがヒヤヒヤもの。
違法行為で逮捕されて、判事が下した処分が素敵です。
「子どもたちが見られる場所、安全な高さで綱渡りを」。
セントラルパークで綱渡りをする刑でした。
1974年8月7日の出来事でした。
ワールドトレードセンター側の計らいで、永久通行証を贈られたフィリップ。
あのビルは、もうありません。
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット,ベン・キングズレー,シャルロット・ルボン,
ジェームズ・バッジ・デール,クレメント・シボミー,スティーヴ・ヴァレンタイン他
寝不足のところを25分かけて109シネマズ箕面まで歩いたせいで、
疲れて眠ってしまうかと思いましたが、
『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』は楽しかったのでセーフ。
本作はちょっと睡魔に襲われるかもしれない危険を感じながらIMAX3D版を鑑賞。
第81回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『マン・オン・ワイヤー』(2008)。
それこそいつ眠くなっても不思議はない作品だったのですが、
こんなことを試みるイカレタ人物がいたという事実が衝撃的で、
私はとても面白く観ることができた1本でした。
そのドキュメンタリーを原作とする作品です。
そういえば本作の試写会が109シネマズ大阪エキスポシティのグランドオープン前にあり、
応募したのに外れたことを思い出します。ゲストは浜村淳さんでした。
フランスに暮らすフィリップ・プティが少年時代に観たサーカス。
パパ・ルディなる国籍不明の老人が仕切るそのサーカスは夢の世界。
なかでも綱渡りに目が釘付けになったフィリップは、独学で綱渡りにチャレンジ。
夜、サーカスのテントに忍び込んで綱渡りをしようとしたところ、
ルディに見つかって大目玉を喰らう。
が、フィリップが咄嗟におこなった曲芸にセンスを認めたのか、
ルディはフィリップに時折指南するようになる。
曲芸師になりたいというフィリップに両親は猛反対。
フィリップは家を飛び出すと、パリの街頭で曲芸を始め、金を稼ぐ。
綱渡りができる場所を常に探していたフィリップは、
ある日の雑誌でニューヨークのツインタワー建設の記事を目にする。
地上110階建て、高さ411mのワールドトレードセンター。
この北館と南館の間に綱を張って、いつか必ず渡ると決める。
同じ頃、街頭で歌をうたっていたアニーと知り合う。
アニーはフィリップに綱渡りの練習場所を紹介。
その様子を写真に収めたいと言ってきたジャン=ルイと友だちに。
フィリップが夢を語るとアニーもジャン=ルイも大賛成。
ワールドトレードセンターの完成を前に、皆でニューヨークへと乗り込むのだが……。
そんなところで綱渡りをすることはもちろん違法。
綱渡りで法をおかす前にまずは入念な下調べが必要だから、
彼らはあの手この手を使って建物に侵入します。
その過程で知り合う保険会社のバリーや、数学者のジェフ、
通信機器を売るジャン=ピエールなど協力者の人柄が魅力的。
綱渡りの目論見がバレたから巻き込んじゃえとばかりに引っ張り込まれたメンバーですが、
みんなイタズラ好きの子どもの顔になっています。
しかし、高所恐怖症でなくともビビります。
何度チビりそうになったことか(笑)。
意外に真上から下を見る映像のほうが平気に思えました。
ビルの端に立つ姿やビルの壁伝いに作業するシーンのほうがヒヤヒヤもの。
違法行為で逮捕されて、判事が下した処分が素敵です。
「子どもたちが見られる場所、安全な高さで綱渡りを」。
セントラルパークで綱渡りをする刑でした。
1974年8月7日の出来事でした。
ワールドトレードセンター側の計らいで、永久通行証を贈られたフィリップ。
あのビルは、もうありません。