夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

今年観た映画50音順〈あ行〉

2010年12月11日 | 映画(あ行)
恒例におつきあいください。
良くも悪くも思いついた順に、五十音順に1本ずつ。
今年封切orレンタル開始で、極力、書いていない作品を。
ネタバレ御免。

《あ》
『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』(原題:Anvil! The Story of Anvil)
1970年代に結成されたヘヴィメタバンド、アンヴィルを追ったドキュメンタリー。
今も人気のメタリカやスレイヤーといったバンドに、
当時は少なからず影響を与えたにもかかわらず、以降は鳴かず飛ばず。
けれど、彼らは決して音楽を止めようとせず、
スーパーなどで働きながら、50歳になった今も夢を諦めていない。
ヘヴィメタは苦手だという人にもぜひ。格好ワルくて格好イイ。

《い》
『いばらの王 King of Thorn』
岩原裕二のコミックの映画化。
感染すると石化して死に至る病“メドゥーサ”が大流行。
治療法の確立した未来へ、選ばれた160人を冬眠状態で送り込むことに。
ところが、彼らが目覚めたのは、いばらと凶暴な生物に囲まれた廃墟の中。
少女カスミら生き残った人びとは脱出を試みるが……。
難解な部分もあるアニメ。観返したくなる面白さ。

《う》
『運命のボタン』(原題:The Box)
原作は1970年に発表された短編小説。
生活に困窮するルイス夫妻のもとへ、箱が届く。
謎の男がやって来て言うには、箱の中のボタンを押せば、
100万ドルが夫妻のものとなるが、見知らぬ誰かが死ぬ。
決断期限の24時間後が迫り、妻はボタンを押すのだが……。
はっちゃけディアスにはシリアスすぎ。救いのない話。
あなたならどうする?

《え》
『エグザム』(原題:Exam)
イギリスの作品。
某有力企業の採用最終試験に残った8人。
窓のない密室に武装した警備員。机の上には白紙の用紙1枚。
制限時間は80分、試験のルールは3つ。
試験監督および警備員に話しかけてはならない。
自分の試験用紙を破損してはならない。
部屋から出てはならない。
出題が何かすらわからない状態で、8人はどうするのか。
『インシテミル 7日間のデスゲーム』とシチュエーションが似ていますが、
原作が気の毒なそれよりも、こっちのほうが○。

《お》
『大洗にも星はふるなり』
クリスマス・イブ、茨城県大洗の海の家に集まった6人の男。
彼らはひと夏をここで過ごしたバイト仲間で、
いずれもマドンナだった江里子から呼び出されたらしい。
自分だけが呼び出されたと思って来てみたらそうではなく、
肝心の江里子は来ていない。
『キサラギ』(2007)のようなノリですが、ちょい軽い。

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