今日は日本語と中国語の話しをします。日本語で、「首」というと、頭と胴体をつなぐ部分、すなわち英語の「neck」とほぼ同意語として用いられます。しかし、中国語では、「首」は日本語でいうところの「アタマ」、英語の「head」を意味します。「neck」は「頸」という漢字が用いられます。確かに、日本語でも、「首」は「コウベ」とも読み、「アタマ」を意味する場合があります。「首を切る」という言い方は、「cut off the neck」という意味合いよりも、「chop the head off」の方が、意味として正しいのでしょうが、現代日本語では、どうも前者の意味合いとして用いられているように思われます。日本語には、長い歴史の中で変化し、中国語で用いられてきた本来の意味とは異なる意味を与えられ、進化を遂げてきた単語や漢字が数々あります。こういう漢字を拾い集めるのも楽しいものです。何かいい例をご存知の方は、ぜひ教えてください。
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また、『先生』は、Mr.に相当するらしいですね。
朝日に面白いコラムがありますので、ご紹介いたします。
漫歩寄語
http://www.asahi.com/world/china/manpo/
中国人が日本語で書いているのですが、中国語の直訳みたいな、日本語固有のものではない表現が所々に登場するのですが、その言葉遣いがなんとも新鮮で面白いのです。
ちょっと主題とは逸れるかと思いましたが、ご紹介いたします。