本ブログはgooブログサービス終了に伴い7月1日に閉鎖することになりました。
こちらでの活動も残り少なくなってきましたので
私が今まで書いた記事の中でお気に入りの記事を再投稿したいと思います。
今回の記事は2年前に書いたもので現在は非公開になっていました。
恋愛ゲーム イケメン戦国◆時をかける恋の武田信玄の恋物語のあらすじを紹介した記事でした。
実はこの記事は過去に3度公開しており1度目も2度目も記事内容に納得がいかず
公開するも削除し3度目の挑戦で完成させた記事です。
今回、再投稿するにあたって少し記事内容の変更と画像を追加しました。
恋愛ゲームが好きな方、恋愛ゲームをプレイしたことがない方にも楽しんで読んでいただけると思います。
世の中にたくさんある武将 武田信玄の物語。
その中の1つ、イケメン戦国の武田信玄の恋物語をお楽しみください☆
(2023年7月30日に公開した記事を再投稿しました)
※この記事はあらすじ紹介(ネタバレ)です。ご注意下さい。
三浦くん
『ゲーム担当の三浦です。今日は僕に代わってmikoさんが恋愛ゲーム、イケメン戦国◆時をかける恋の武田信玄の幸福な恋ルートのあらすじについて話してくれるよ。ネタバレなので内容を知りたくない人はスルーして^^』
こんにちは。mikoです(^-^)
このブログでは通常「三浦くん」というキャラクターがゲームの話をするという設定でやっていますが
恋愛ゲームということで男子キャラの三浦くんだと話しづらいので私自身が話をしています。
今日は「大人×女たらし」甲斐の虎 武田信玄のストーリーのあらすじを紹介します。
なお、私目線での大まかなあらすじ紹介となります。
内容の捉え方や感じ方は人それぞれ違うということをご理解いただきお読みいただけると助かります。
これからイケメン戦国をプレイしてみたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。
「・・・おいで。大人の恋の駆け引きを、君に教えよう」
甲斐の国を取り戻すべく織田軍討伐を目指す情報戦に長けた武将、武田信玄。
信玄は病を患っていて血を吐く時もあるほど病状が悪化している余命がわずかな人です。
短い人生を楽しく生きようと好きな甘いものを食べ、その端正な顔立ちと色気で気に入った女性を口説いていく。
しかし、いつも相手の女性が自分に惚れ始めると突き放してしまう、信玄は本気の恋はしないと決めていました。
生きているうちに武田家を再興しみんなが幸せになれればそれでいいと思っていたのです。
「俺は愛する者は作らないって、心に決めてた。病で弱る姿を見せたくなかったし、
いずれその女をひとりで残すことになるとわかってたからだ」
「俺は戦に勝とうが負けようが、もうすぐ死ぬ」
これは命が尽きようとしている信玄が主人公の女の子に出逢って初めて本気の恋をするおはなし。
本気の恋が運命を変える、閉ざされていた道の先の未来に続く物語です。
【あらすじ】
主人公の女の子は一人旅で訪れた京都の本能寺跡地で突然に起こった嵐によって現れたワームホールに巻き込まれ
五百年前の戦国時代にタイムスリップしてしまいます。
タイムスリップ先の本能寺で織田信長を助けたことから織田軍の世話役として安土城に住むことになりました。
ある日、安土の城下で背の高い男性に声をかけられる女の子。艶を含んだような声で口説かれドキドキしてしまいます。
(かっこいい人だな。整ってるだけじゃなくて、なんだか色っぽい・・・)
その後、合戦に参加することになった女の子は戦場で安土城下で声をかけてきた男性と再会、
その人が敵将の武田信玄だと知ると同時にタイムスリップしてきた夜にも一度逢っていることに気づきました。
以前に織田軍と武田軍が大きな戦(いくさ)をした折、信玄は病で死んだという噂が流れ
猛攻していた武田軍はにわかに総崩れとなり織田に滅ぼされていました。
しかし、実は信玄は生き延びていて上杉謙信と同盟を組み復讐の機会をうかがっていたのです。
襲いかかってくる敵兵を大きな太刀で薙ぎ倒していく信玄、戦場に似つかわしくない余裕めいた笑みを女の子に向けます。
「一度目は偶然、二度目は必然、三回逢えば・・・もうこれは、運命だな」
その後、信長の気に入りの女と知った信玄に戦の駒として利用される為にさらわれ
信玄が身を寄せている上杉謙信の居城、春日山城で女の子の人質生活が始まるのでした。
「賭けをしようか」
「二月(ふたつき)のうちに、俺が君を心底笑わせることができたら・・・その唇をもらう」
人質として信玄との共同生活が始まった女の子は信玄と賭けをすることになりました。
信玄が女の子を笑わせることができたら唇を奪われる、女の子が勝てば安土に帰してくれるというものでした。
「やあ、今日も君は可愛いな」
女の子の顔を見るなり口説き文句を並べ立てさまざまな手段を使って女の子を笑わせようとします。
信玄は駆け引き上手で自分の要望を通すことが恐ろしく上手い人でした。
本心が全然見えない信玄にからかわれているだけなのか本気なのかわからず翻弄される女の子、
春日山城に連れてこられてから一事が万事この調子で進んでいきました。
最初は掴みどころがない信玄に戸惑うばかりの女の子でしたが接しているうちに少しずつ素の表情が見えてきます。
信玄が治めていた甲斐の国は今は織田の統治下に置かれていました。
自分が治めていたころの国の話を懐かしむように話す信玄を見て
自分の国を自分を信じる仲間を失うのはどんな気分なのだろうと想像すると胸が痛む女の子、
しかし 信玄はどんな時でも笑っている人でした。
「つらく、ありませんか?そんなふうに、感情を隠してして笑うのは」
「つらいと思ったことはない。どんな目に合っても、俺を信じる奴らがいる限りな」
信玄は苦しいことや悲しいことを背負ってもそれが当たり前だと笑っていられる、とても強い人だったのです。
女の子は信玄の軽薄な態度の下に隠された素顔が見えるにつれただの敵将だとは思えなくなっていました。
信玄は自分が病であることを悟られないように隠して女の子と接していました。
病のことを知られた時も女の子を悲しませないために完治したと嘘をつきます。
武田家滅亡のあと各地で細々と抵抗を続けてきた家臣たちの領土は信長により陥落寸前でした。
三ツ者の報告により彼らは信玄復活の知らせを受けそれを希望に降伏せず死ぬ覚悟だと知った信玄。
「もう、時がねえな。誰に恨まれたとしても、手段は選べない」
「君を、戦の駒にする」
信玄は女の子を戦場に連れて行き織田軍を引きずりだすことにしました。
こちらに有利な日取りと場所で幾度も戦を仕掛け向こうが反撃する前に引くことを繰り返し織田軍を消耗させ士気を下げることが狙いでした。
信玄には何か事情があって自分を戦の駒にするのだと知った女の子は信玄を恨むことができず葛藤していました。
この人の言葉や行動のどこからどこまでが駆け引きなのかわからない…
でも女の子は信玄と接しているうちに軽薄なだけの人ではないともう知ってしまった。
「俺が思うに、男女の機微ってやつは戦と同じだ。情報を集め、駆け引きを行い、
相手の心の中に領土を広げていき・・・最後には征服する」
「君は、俺に征服される覚悟があるのか」
あなたのことを信じる為にもっとあなたの情報が欲しい…
信玄のことをもっと知りたいという想いが強くなっていく。そして信玄を好きになっていることに気付きます。
(私は・・・この人のことが、好きなんだ。
もう取り返しがつかないくらい、とっくに好きになってたんだ)
女の子が自分の気持ちを知った矢先に人質を解放され織田軍に帰されることになりました。
信玄は大戦の準備が整ったのでもう消耗戦は必要ない、戦の駒としての役割は終わりだと女の子を突き放してしまいます。
「案外、俺は・・・本気だったみたいだ」
信玄は今まで相手の女性が自分に惚れ始めるとわざと突き放していました。本気の女性は作らないと決めていたからです。
しかし最初はからかって翻弄するだけのつもりが女の子に接するにつれ惹かれていたのでした。
織田軍の元に戻った女の子は軍議の席で信玄の病が完治していないことを知らされます。
悲しみに沈む女の子、信玄との記憶が身体中に残って胸が潰れそうに軋みます。
ついに戦が始まりました、このまま信玄が死んでしまったら後悔することになる。
信玄にもう一度逢えたら素直な気持ちを伝えようと決め戦場に連れて行ってもらうことにしました。
戦のさなか同じ現代人で敵軍にいる忍者の猿飛佐助から信玄の体調が悪化したことを聞かされ
女の子は想いを告げるために佐助の協力のもと織田軍の野営地を抜け出し信玄の元へ逢いにいきます。
布団の上に座っていた信玄は笑み浮かべて女の子をからかいます。
「んー?天女が舞い降りたかと思ったら、君か」
女の子はこんな時までからかうなんてと思いましたがまだ勝敗がついていなかった賭けの続きをしにきたと言い、
もう一度逢えて嬉しいと心から笑みをこぼしました。
「君をさらうんじゃなかった。こんなに良い女だって知ってたら・・・
遠くから眺めて楽しむだけにしといたんだがな」
信玄は少し悔しそうに呟き女の子を抱き寄せました。
最初はちょっかいをかけるつもりだったのに気づいたら本気にさせられていた。
「君を愛さずにはいられなかった。例えこの先、俺がどうなるとしてもーー」
2人は想いが通じ合い結ばれます。しかし信玄はもう自分の余命が長くないことがわかっていました。
女の子は自分が五百年先の未来からタイムスリップしてきたことを話した際にあることが頭に浮かびました。
現代の医療技術なら信玄の病を治すことができるのではないかと。
信玄は信長を倒し甲斐の国を取り戻し家臣たちのために道を切り開ければそれで自分の役目は終わりだと思っていましたが
女の子と恋に落ちその先の未来を描かずにはいられなくなっていました。
未来にタイムスリップできたとしても本当に病が治るのか、治ったとしても元の時代に戻ってこれるのかわからない。
それでも叶わないで終わるはずだった夢が実現する可能性があるのならー。
2人は一世一代の賭けをすることにしました。
この戦が終わったら信玄と一緒に現代に行って病の治療をする、そう固く誓い女の子は織田軍の元に帰っていきました。
「信玄様が命を散らす運命を持ってたとしても、私はそれに最後まで抗ってみせる」
信玄は自分と同じく信長を憎んでいる顕如と同盟を結び信長を討伐することになっていましたが
顕如の裏切りによって三つ巴の戦いとなり織田軍、武田・上杉軍ともに厳しい戦況に立たされてしまいます。
信玄は和睦を申し入れるために織田の本陣へやってきて共同統治することを提案しました。
織田と武田で、都度、会議をして国の方針を定めていく、それは戦わずして甲斐を取り戻すための信玄の策だったのです。
信玄は織田と和睦を結ぶ際の条件として女の子を人質に指定しました。女の子はずっと信玄のそばにいられるようになったのです。
織田軍と武田・上杉軍は共に顕如を討伐することになりました。しかし女の子が顕如の部下にさらわれてしまいます。
(信玄様と一緒に生きたい。病に蝕まれた信玄様を助けたい)
信玄との未来がなくなることに比べればひどいことをされても全然平気、
何があっても生き抜くと約束したから心が折れたりせずに信玄の元へ帰ってみせると顕如に対して気丈にふるまう女の子。
そして信長、信玄、謙信の総大将3人が顕如の陣営に夜襲をかけ顕如から女の子を取り戻し
ほどなくして顕如の軍勢は織田軍と武田・上杉軍によって捕らえられ戦が終わったのでした。
「賭けをしようか」
「俺がこれから、君を心底笑わせることができたら・・・君の生涯をもらう」
幸せがひたひたと心に広がっていく、最初に賭けをしたときは信玄のことを好きになるなんて思っていなかった。
今は信玄への想いで苦しいくらいに満たされている、それを余すことなく伝えたくて女の子はただ笑みをこぼしました。
「・・・ずっと、俺のそばにいろ。いいな」
ワームホールが出現する日がやってきました。
みるみる空が曇り始め雨が降り出し女の子がタイムスリップしてきた日と同じように嵐が来ました。
2人はぎゅっと手をつなぎます。
「行きましょう、私たちの未来へ」
病を必ず治して故郷に帰ってくる、未来への希望を胸につないだ手の温もりを感じながら2人は五百年後にタイムスリップしていきました。
「ふたりで、生きた証を、たくさんたくさん作りましょう」
「ああ。必ずそうしよう。約束だ」
その後、信玄は現代で病を治し元の時代に戻ってきます。
信玄は病によって未来が閉ざされていましたが主人公の女の子と出逢って運命が大きく変わっていくのです。
イケメン戦国◆時をかける恋~武田信玄 幸福な恋ルート~【あらすじ紹介】でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
もう1つの物語、情熱の恋ルートはあなたの心を震わせるような熱いおはなしになっております。
興味がある方はぜひ読んでみてくださいね☆