朝から雨降りの中、午前中に、都内に花物を配達。帰宅途中に上野から、本郷通りを
抜けて、駒込方面から王子、そして荒川大橋にて安行方面と向かう予定で
したがラジオから1945年3月10日、都内下町、上野、谷中、駒込方面、
いわゆる下町への下町大空襲が行われたのが3.10 75年前と聞こえてきました。
夜間空襲で多くの方が亡くなられた言われてます。 運転しながら75年の過去
と聞き流してました。 もう都会ではそんな空襲なんて忘れさられてる
そんな気持ちでした。 ところが急に本郷通りを車で走っていたところ、本郷通りの
道沿いに、栄松院が近づくに、スダジイの巨樹が頭に過りました。 1年3か月ぶりに
栄松院、お寺様の駐車場に入ってしまいました。 何故か写真を載せてます。
上の3枚の写真は、75年前の大空襲の焼夷弾や爆弾の爪痕が残り、炭のように
炭化してます。 初めて見たときの衝撃的な姿に我を忘れた過去を思い出しました。
当時は竹の囲いなどなく、目の前で見ることが出来ました。 さらにやっては
いけないこと、今でも忘れません中央穴の位置の左際、炭化した場所に手を添えました。
急に電気が走ったのを覚えてます。 慌てて後ろにヨロケタノを覚えてます。 ビックリした過去が
有ります。 手には真っ黒な炭が付いたのを忘れもしません。巨樹がさわるな
と声をかけたのでしょうか? 今では竹の囲いが出来て、立ち入り禁止です。
真横から見た巨樹の姿ですが前面は炭化して幹が
枯れて、去年切り倒されてますが後者は、生きて
緑濃く再び生育してます。
生きてた時の姿は幹回り9.2m
樹高10m 樹齢800年と言われる
スダジイの巨樹です。
去年の1月の姿ですが竹囲いもなく
切り倒された間もない頃の切り株です。
巨樹は多くがお寺様の境内にあると言われてます。70%。
御神木になり地域の皆様に保護され、
大切に扱われ長く生き続けます。