春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

枯葉色 4 シマサルスベリ大木

2018-12-10 | 樹木
上野不忍池のほとりには驚くほどのシマサルスベリの大木
が存在するのを確認できてます。 百日紅はどこでも見られ、夏の定番の樹木で沢山の色彩の花を咲かせて見せてくれます。
シマサルスベリはと言えば、簡単には見つけられません。 池の近辺には7本の素晴らしい大きな木があることがわかってます。

そのうちの背が高く、樹皮の斑の色が強く出るシマサルスベリを載せてます。まだ枯葉をまとい、夕方近くの風景ですが
枯葉色の素晴らしさ、人それぞれの美しさがありますのでお許しをください。晩秋にぴったりの色です。
 











シマサルスベリの樹皮の色は個体差が有り、大きくなるほど縞模様が
変化したり茶、白、樹皮の艶、が顕著に現れます。 季節によっても違います。
斑模様の樹皮は晩秋から冬さらに初春に剥がれ落ちて樹皮はツルツルに変化します。





  



     


いつもの場所のシマサルスベリはすべての葉を落として静かに
休眠状態と判断してます。 日が沈む頃のハス田の美しさは枯葉色を艶やかに見せてくれました。














駅前広場 落葉掃除

2018-12-10 | 樹木
安行造園の担当の川口西口駅前のロータリー内部の花壇の
掃除が先週行われました。 花々の上に積もったケヤキの落葉を払う作業と周辺を4人で行う。川口市役所の公園緑地課の請負仕事で
1年、来年の3月までの契約です。   埼玉県の県木であるケヤキは今の時期多量に葉を落とします。大木ゆえに落とす量は驚くほど
です。 花壇の花の上に落葉がたまると、遠方から見るととても見苦しいです。 他の場所と併合して1日で終了でした。

中央のケヤキの大木は3年前に私どもが布巻をして、保全した結果今では見違えるほど、幹が綺麗になり
緑濃く葉を茂るようになりました。 平成元年に川口西口の再開発事業が終わり。ロータリー内にケヤキが
植栽されてから30年、大きくなり立派になりました。当時は5mほどの2対の中木でした。開発事業に参加してた自分はこのケヤキを見るたびに
当時を思い起こします。








    


次の日の撮影では、すでに落葉が。




ロータリー内に入ることは通常禁止で、このときに
ケヤキを確認して撮影をしました。 30年を経つと成長の早いケヤキは驚くほど大きくなってます。緑の濃い
樹木はくすの木です。




  


川口駅前には過去、国の資源研究所が広大な敷地内にあり、その跡地にはいまや
高層マンションなどが立ち並び、川口の代名詞、鋳物の町のイメージはすっかりなくなりました。ケヤキの
背景には東口にも驚くほどの高層マンションが立ち並び、東京のベットタウンになってます。