春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

樹木の実 ナンキンハゼ 12

2018-12-04 | 樹木
白実と紅葉色になるまで待ってました。時季到来です。
ひし形の葉は先端が鋭く尖り、樹皮は灰褐色で不規則にたてに割れ目が入ります。
落ち葉になると、見事な絨毯を見せてくれますが、今回は敷き詰められる姿が旨く撮れません。

枝につく白実、葉の色付き今の時期にナンキンハゼの晴れ舞台でした。

















氷が張るごろに実が落ちて鳥たちの餌になり、また
その場所を歩くと殻の割れる冬の音がして、すぐにこの場所にナンキンハゼの実があることがわかります。公園の街路樹。












白ワビスケ 茶花

2018-12-04 | 樹木
安行地区に今、白花のワビスケがひっそりと丘陵地帯に
咲いてます。 今年は満開の小輪の花、猪口咲きの花の品種、雄しべには花粉が無く果実が生らない椿。
簡素で控えめな趣、まさに茶花としての昔からの、千利休が伝えた花として高貴な椿の代表格。












      


侘助には30種ぐらいの品種があります。古き時代から茶花として有名で千利休が
愛した花で、一部では利休の庭師の名が、ワビスケの名称とも言われてます。ワビ、侘とサビ、寂がある花を咲かせる
ことから、茶道に通じるものがあった花です。  山茶花は花ビラをバラバラと散らしますが、椿は花ひとつを落とします。
今年も1ヶ月もありません。  暖かな1日でした。