直江実樹 naoe-miki / Radio Perfomer 's Blog

短波ラジオ奏者直江実樹のライブスケジュール活動報告等のブログ

●2024/6/30(sun.) シン・試聴室:アフタヌーン喫茶「The Nightfly」@日ノ出町試聴室その3

2024-06-23 22:29:04 | Weblog
●2024/6/30(sun.)
@日ノ出町試聴室その3
  
http://shicho.org/

シン・試聴室:アフタヌーン喫茶「The Nightfly」

オープン 12:00 / スタート 13:00
料金:チャージなし+要ドリンク注文

MC&盤担当:工市蝋
MC:直江実樹


大瀧詠一「EACH TIME」30周年の聴き比べでは、30周年盤の夏の日のペーパーバックのイントロの元バージョン探しを敢行。そこで当時のデジタルマスタリング盤であることを見つけ出し(ということはオリジナル盤とデジタルマスタリング盤が違うという発見)たり、シュガーベイブ「SONGS」30周年聴き比べでは、NIAGARA BOXの91年盤のリバーブ効き過ぎの深い海を再発見したりと黄金町時代に濃厚かつエンドレスな聴き比べの超久々の第3弾はDonald Fagenの「The Nightfly」。早過ぎたレトロスペクティブなコンセプトアルバム、初のデジタルマスタリングアナログ作品、私が故郷金沢の輸入盤屋で生まれて初めて見たポップはこのアルバムにあった「世紀の名盤!」、まさにこの一語に尽きるマスターピースの聴き比べ。1982年という視点も含めて、当時中高生の私たちがこんなA.O.R.的先品をどう喜んでいたかも含めて、しゃべりながら聴きまくります。
聴きこむもよし、いっしょに語るもよし、競輪横目に呑むもよし、日曜昼のお楽しみです。
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●2024/6/28(fri.) Silent Doppler #2 / Solo×4 & Duo×2によるフリーインプロヴィセーション・ライブ@江古田フライングティーポット

2024-06-23 22:21:22 | Weblog
●2024/6/28(fri.)
@江古田フライングティーポット
 
https://flyingteapot1997.wixsite.com/ekoda-flying-teapot

Silent Doppler #2
 Solo×4 & Duo×2によるフリーインプロヴィセーション・ライブ


open 19:30 start 20:00
¥2000+order

【出演者】
Silent Doppler(山下渉(g)& Mary Meacha Goldfish(analog synthesizer,others))
MIKIKAWOL(直江実樹(radio)& Kawol SamarQandi (g))
4名のソロと各ユニットによる即興演奏

******************

音楽を聴き楽器を演奏するなかで常に「ウェルメイドなパッケージ、本格派臭のするもの」よりも、どこか綻びや揺らぎ、脆さや壊れやすさを漂わせた声や音の美しさに惹かれ続け、私自身そういう音を求めて活動を続けてきました。長年、交流を暖めておりますミュージシャンKawol Samerquandiさん、彼の謳う“貧しい音楽”というコンセプトには上記の感覚に繋がるものがありどこか他人とは思えない感覚を覚えていました。
そんなKawolさん、Meachaさんとのコラボレーションライブ企画の第二弾は、ラジオ奏者・直江実樹さんを迎えて4人のソロとデュオ2組にてお送りします。


【出演者プロフィール】

Wataru Yamashita/山下渉
12月16日能登半島生まれ。10代でギターを覚え、フィードバックを延々と慣らし続けたり、べろべろに緩めた弦を静かに揺らすだけで時間を忘れることに没頭。金沢市での学生時代にロックバンドに参加した後、暗黒舞踏家の公演に参加したことをきっかけに、即興演奏を中心に舞踏のほか演劇や朗読など舞台芸術とのコラボレーションを1990年代まで続ける。2000年以降は音楽のみの活動に移り、東京都内でのライブ活動を開始。2010年代よりチェロ演奏も始める。現在は複数のユニットでライブ活動中。
エレクトリックギターとアタッチメントを積極的に用いる演奏スタイルを取る一方で、毎月、アコースティック楽器限定の即興演奏ジャムセッション「禁煙アコースティック・フリーインプロ・ジャムセッション」を江古田 カフェ・フライングティーポットにて主催するなどアコースティック楽器での活動も並行している。
https://www.facebook.com/watarloo0311

Mary Meacha Goldfish /
8月2日東京下町生まれ、その後リゾートホテルの厨房とヨットハーバーを庭として育つ。初めて耳を傾けた「音楽」は嵐の夜の風の音。10代を合唱やブラスバンドでの活動、アトリエでの絵画制作、そしてビートルズ、ゲイリー・マクファーランド、エラ・フィッツジェラルド、ジョアン・ジルベルト、富田勲のシンセサイザーに浸って過ごす。20歳前頃よりイラスト、陶器制作、室内装飾など美術系の仕事を始める。その後大手音楽事務所でのマネージメント業務、カメラマン、グラフィック・デザイナー、老舗フレンチレストラン企画部など様々な職をこなしつつ、2007年パートナーであるKawolとデュオ"REFUGEES"結成。2023年にはREFUGEESにサクソフォン奏者みうらみずきが加わる形でトリオバンドGas Lights結成。2021年プライベートレーベルPLAKA for EARDRUMよりソロアルバム”Aquarium””Aquarium2”を、2022年オーストラリアのRamble RecordsよりREFUGEES1stLP”a distant land of longing”をリリース。
有機的な音響をデザインしつつ、無音の音に耳を澄ます「耳鳴り音楽」を標榜。

Kawol SamarQandi /
10月7日港町生まれ。初めて耳を傾けた「音楽」は短波ラジオを通して聞こえて来たノイズの波。 6才で詩作を12才でギターと歌を14才で作曲を始める。10代の終わり頃から本格的に演奏活動を開始。気がつけば「アラブ古典音楽とその楽器ウード研鑽の為」と称して1989年チュニジアに降り立ちそのまま地中海周辺にて1年程遊学、それらを彼の地の巨匠アリ・スリティ氏に師事する機会を得る。様々な出会いの中でスタジアム、劇場でのコンサート、国営TV等に出演。帰国後別名義にて様々なアーティスト達との数多くの楽曲のレコーディング、コンサート、TV、ラジオ等のメディア出演にギタリスト、ヴォーカリスト、アレンジャー、そしてサウンドプロデューサーとして参加。また作詞作曲家として作品の提供、そしてドキュメンタリーやサスペンス映画のサウンドトラック等も手掛ける。1997年自らの仕事の器として家内制手工業盤レーベル PLAKA for EARDRUMを立ち上げ、21世紀に入りたどたどしいギターとモノローグの様な声のみによる即興演奏から生まれる「貧しい」音楽に専念。その後完全単独演奏会シリーズの開催、 シンセサイザー奏者にしてパートナーであるMary MeachaとREFUGEES結成、史跡洋館や移動電車内など様々な場でのライヴ、時にインターネットを介し時に顔を合わせての内外の音楽家達とのコラボレーションによる作品制作及びギグ、ソロ及びREFUGEES名義でのアルバムリリースといった活動を現在に至るまで継続。 2021年8月オーストラリアのRamble Recordsよりこれまでの節目となる作品群の第1作”silence, notes and structures 1”をリリース。
あらゆる形式を越境しつつ揺れる弦と震える声から古代サマルカンドの謎のように立ち上る沈黙と音とその構造を通して、世界を注意深く聴き続けてゆく意志。
Discography :
https://plakaforeardrum.bandcamp.com/music

直江実樹
1967年12月16日石川県金沢市生まれ
ラジオ奏者。短波ラジオを楽器として用い、受信する信号を元にリアルタイムで即興演奏を繰り広げる。2000年よりライブ活動を開始、2008年頃からインプロヴィゼーションを中心としたソロ活動の他、様々な分野のアーティストとのコラボレーション、ユニット活動、レコーディングへの参加など、精力的な活動を続けている。
2011年にライブCD、2014年にカセットシングル、2017年にはメンバーとなっているブログレッシブ・ロックユニット、新●月ProjectのライブCD「冬の旅」がリリース、2021年にレコーディング作品としては初のソロアルバム「solos」を発表。
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●2024/6/27(thu.)「雑音」(沢田穣治+中西文彦+直江実樹)@中山MYSTIC

2024-06-23 22:09:36 | Weblog
●2024/6/27(thu.)@中山MYSTIC

「雑音」


Open-18:30 Start-19:30
music charge 投げ銭 + 2オーダー

沢田穣治:ベース
中西文彦:ギター
直江実樹:ラジオ


超久々のこのトリオ!

横浜市緑区中山4-41-2
045-935-3615

*********
関内・鎌倉で評判を得て、おととし関西ツアーを敢行、なかなか集客芳しくなく、あるお店にはこんなに面白い感じならもっとみんなにアピールすればよかったと言われたりして、二人のマエストロに問題は無いので、このノイズらしきラジオのくそ野郎がひとりいるからだろうな、とネーミングをちょっと恨んだりしつつ。
このトリオ、とんでもなく面白いですよ!なので是非!
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●2024/6/26(wed.) 堺原拓人 / 直江実樹 / 真木大彰@蒲田OTTANTA

2024-06-23 22:06:25 | Weblog
●2024/6/26(wed.)
@蒲田OTTANTA
 
https://studio80.org/

Solo

19:30-22:30
¥1500 1d,

LIVE:
堺原拓人
直江実樹
真木大彰
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ラストタルホピクニックから高岡大祐さんとの鎌倉カフェエチカへ

2024-06-23 21:12:37 | Weblog
昨年末のガリノイズの解散から、今までもそうではありましたが、実に濃密なライブが続いています。

「ラストタルホピクニック」へと繋がるこの6月上旬から中旬。

6月5日に映像を見つつ、リハやミーティング。ロビーさんやELEKIBASS坂本さんの制作には頭が下がる思いばかり。
あがた森魚とは何か、タルホピクニックとは何か、私自身には回答があり、活動においてはそれ以上もあるかもしれないけれど、それは自分自身の活動もままならずのような自転車操業でもあり、それ以下では決してないように参加していくのが精いっぱいではあった。小樽も渋谷も千葉も自分がそこに私はいない。

6月14日にはおそらく16日に演奏しない曲も含めて演奏、なんだかそのことでみんなが気楽&果敢なった気がする、さすがのあがたさんマジック?
そして当日、ちゃんとPAが準備される前に晴れた。そして、そこまで本格的なPAをあんまり想定もしてなかった。

さすがに今までのピクニックとしては最大級の参加者でした。今回はくぅたさん、Catoさんも参加でラジオは3名。
始まる時間も13時半が13時になったりとかありましたが、無事というか大盛況で長い長い楽団の連なりが紫陽花群を抜け、飛鳥山公園を闊歩し、4年間の集大成なのか、何なのか、いろんな時間軸が集結して、ブリキロコモーションを介して飛鳥舞台のフリーコンサートのステージへと繋がる。

渡辺亮さんのカシシも使いつつ、「春の嵐の夜の手品師」では紙のパフォーマンスと共に、ラジオをフューチャー。あがた森魚と直江実樹がくんずほぐれつ。
感慨深いでは語りつくせぬ、思い。PA扱うこともないラジオをどうしようとも思ったが、リハというか段取り時にあがたさんが僕に聞かせるようにするんだ、と言っていただいたのでとても嬉しかったし、そこが絵的に成立すればと。エンディングで大槻さとみさんのピアノが聞こえてきて、とてもたまらないアンサンブルだと確信。
https://twitter.com/i/status/1802563168134410669

熱中症になりそうな状況はリールード帽が助けてくれた。
エンディングから公園の木陰へ、そこから水無川の橋のあたりラスト。

はてさて、タルホピクニックは終わるのだろうか。我々それぞれの活動は終わらないし、あがた森魚は少なくとも83歳まで活動を継続するはずだ。
ピクニックの場所へ。どこでも現れたい。
世界中のどこでもどこへでも。

とはいえ、あがたさんの杖はかっこいいけど外したいよね。

翌日は、鎌倉カフェエチカでKawolさんの歌ものライブを沢田穣治さんのコントラバスとのデュオで。
今週別々にライブでご一緒するお二人、途中から見ることができましたが素晴らしい歌と演奏でした。
やっぱり、Kawolさんの歌ものも大好きだと認識した次第です。

そして、6月18日火曜日は鎌倉カフェエチカでチューバの高岡大祐さんとのソロとソロとデュオのライブ。
信頼と敬愛いうところではKawolさん、沢田さん、そして高岡さんと濃厚なお三方に二日間でお会いするのは自分の幸運を思うばかり。
高岡さんのニューセッティングが見たかったし、何より一緒にやりたかった。
チューバだけにとどまらない全方位なワクワクな音を身体が勝手に揺り動かしてしまうような躍動を同じ場所、同じ時間軸で共有したかった。
そして、とんでもない密度で、鎌倉カフェエチカという空間を駆け抜けました。
感謝しつつ、すべては次へと次へと、いずこへと。
最前列でみていただいたコサカイさんに動画もアップいただきました。 
https://twitter.com/i/status/1803047570228318695

ご来場いただいた皆様に感謝!
旅はまだまだ続く
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