直江実樹 naoe-miki / Radio Perfomer 's Blog

短波ラジオ奏者直江実樹のライブスケジュール活動報告等のブログ

●2024/6/28(fri.) Silent Doppler #2 / Solo×4 & Duo×2によるフリーインプロヴィセーション・ライブ@江古田フライングティーポット

2024-06-23 22:21:22 | Weblog
●2024/6/28(fri.)
@江古田フライングティーポット
 
https://flyingteapot1997.wixsite.com/ekoda-flying-teapot

Silent Doppler #2
 Solo×4 & Duo×2によるフリーインプロヴィセーション・ライブ


open 19:30 start 20:00
¥2000+order

【出演者】
Silent Doppler(山下渉(g)& Mary Meacha Goldfish(analog synthesizer,others))
MIKIKAWOL(直江実樹(radio)& Kawol SamarQandi (g))
4名のソロと各ユニットによる即興演奏

******************

音楽を聴き楽器を演奏するなかで常に「ウェルメイドなパッケージ、本格派臭のするもの」よりも、どこか綻びや揺らぎ、脆さや壊れやすさを漂わせた声や音の美しさに惹かれ続け、私自身そういう音を求めて活動を続けてきました。長年、交流を暖めておりますミュージシャンKawol Samerquandiさん、彼の謳う“貧しい音楽”というコンセプトには上記の感覚に繋がるものがありどこか他人とは思えない感覚を覚えていました。
そんなKawolさん、Meachaさんとのコラボレーションライブ企画の第二弾は、ラジオ奏者・直江実樹さんを迎えて4人のソロとデュオ2組にてお送りします。


【出演者プロフィール】

Wataru Yamashita/山下渉
12月16日能登半島生まれ。10代でギターを覚え、フィードバックを延々と慣らし続けたり、べろべろに緩めた弦を静かに揺らすだけで時間を忘れることに没頭。金沢市での学生時代にロックバンドに参加した後、暗黒舞踏家の公演に参加したことをきっかけに、即興演奏を中心に舞踏のほか演劇や朗読など舞台芸術とのコラボレーションを1990年代まで続ける。2000年以降は音楽のみの活動に移り、東京都内でのライブ活動を開始。2010年代よりチェロ演奏も始める。現在は複数のユニットでライブ活動中。
エレクトリックギターとアタッチメントを積極的に用いる演奏スタイルを取る一方で、毎月、アコースティック楽器限定の即興演奏ジャムセッション「禁煙アコースティック・フリーインプロ・ジャムセッション」を江古田 カフェ・フライングティーポットにて主催するなどアコースティック楽器での活動も並行している。
https://www.facebook.com/watarloo0311

Mary Meacha Goldfish /
8月2日東京下町生まれ、その後リゾートホテルの厨房とヨットハーバーを庭として育つ。初めて耳を傾けた「音楽」は嵐の夜の風の音。10代を合唱やブラスバンドでの活動、アトリエでの絵画制作、そしてビートルズ、ゲイリー・マクファーランド、エラ・フィッツジェラルド、ジョアン・ジルベルト、富田勲のシンセサイザーに浸って過ごす。20歳前頃よりイラスト、陶器制作、室内装飾など美術系の仕事を始める。その後大手音楽事務所でのマネージメント業務、カメラマン、グラフィック・デザイナー、老舗フレンチレストラン企画部など様々な職をこなしつつ、2007年パートナーであるKawolとデュオ"REFUGEES"結成。2023年にはREFUGEESにサクソフォン奏者みうらみずきが加わる形でトリオバンドGas Lights結成。2021年プライベートレーベルPLAKA for EARDRUMよりソロアルバム”Aquarium””Aquarium2”を、2022年オーストラリアのRamble RecordsよりREFUGEES1stLP”a distant land of longing”をリリース。
有機的な音響をデザインしつつ、無音の音に耳を澄ます「耳鳴り音楽」を標榜。

Kawol SamarQandi /
10月7日港町生まれ。初めて耳を傾けた「音楽」は短波ラジオを通して聞こえて来たノイズの波。 6才で詩作を12才でギターと歌を14才で作曲を始める。10代の終わり頃から本格的に演奏活動を開始。気がつけば「アラブ古典音楽とその楽器ウード研鑽の為」と称して1989年チュニジアに降り立ちそのまま地中海周辺にて1年程遊学、それらを彼の地の巨匠アリ・スリティ氏に師事する機会を得る。様々な出会いの中でスタジアム、劇場でのコンサート、国営TV等に出演。帰国後別名義にて様々なアーティスト達との数多くの楽曲のレコーディング、コンサート、TV、ラジオ等のメディア出演にギタリスト、ヴォーカリスト、アレンジャー、そしてサウンドプロデューサーとして参加。また作詞作曲家として作品の提供、そしてドキュメンタリーやサスペンス映画のサウンドトラック等も手掛ける。1997年自らの仕事の器として家内制手工業盤レーベル PLAKA for EARDRUMを立ち上げ、21世紀に入りたどたどしいギターとモノローグの様な声のみによる即興演奏から生まれる「貧しい」音楽に専念。その後完全単独演奏会シリーズの開催、 シンセサイザー奏者にしてパートナーであるMary MeachaとREFUGEES結成、史跡洋館や移動電車内など様々な場でのライヴ、時にインターネットを介し時に顔を合わせての内外の音楽家達とのコラボレーションによる作品制作及びギグ、ソロ及びREFUGEES名義でのアルバムリリースといった活動を現在に至るまで継続。 2021年8月オーストラリアのRamble Recordsよりこれまでの節目となる作品群の第1作”silence, notes and structures 1”をリリース。
あらゆる形式を越境しつつ揺れる弦と震える声から古代サマルカンドの謎のように立ち上る沈黙と音とその構造を通して、世界を注意深く聴き続けてゆく意志。
Discography :
https://plakaforeardrum.bandcamp.com/music

直江実樹
1967年12月16日石川県金沢市生まれ
ラジオ奏者。短波ラジオを楽器として用い、受信する信号を元にリアルタイムで即興演奏を繰り広げる。2000年よりライブ活動を開始、2008年頃からインプロヴィゼーションを中心としたソロ活動の他、様々な分野のアーティストとのコラボレーション、ユニット活動、レコーディングへの参加など、精力的な活動を続けている。
2011年にライブCD、2014年にカセットシングル、2017年にはメンバーとなっているブログレッシブ・ロックユニット、新●月ProjectのライブCD「冬の旅」がリリース、2021年にレコーディング作品としては初のソロアルバム「solos」を発表。
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