直江実樹 naoe-miki / Radio Perfomer 's Blog

短波ラジオ奏者直江実樹のライブスケジュール活動報告等のブログ

緊急告知:2006/7/16 BankArt studio NYK

2006-07-13 15:04:41 | Weblog
「向現」
2006.7.16 sun
@BankART studio NYK

open/14:00 close/21:00
charge/1,000円

LIVE
MS-LINK (zenvy & 404 special feat.Toru)
sekiguti (BATTLE HAWK)

【ARTENA BankArt Session】
■DJ:
dbqp(Ohpia,BATTLE HAWK,Style.00)
西田(BATTLE HAWK,ヤングボウズ)
http://battlehawk.hp.infoseek.co.jp/
■トランペット:
小西徹郎
http://www1.odn.ne.jp/birdsound/aboume3.htm
■短波ラジオ:
直江実樹(電脳ショックボーイズ)
http://type123.moo.jp/denn_top.html
■パフォーマンス:
KDANCE(ARTENA主催)
http://artena.jp/
亞弥
http://artena.jp/modules/artena/index.php
マルガ
http://margajo.blog47.fc2.com/
■スライド・ショー:
Kari(ギャラリーガレリアQ運営)
http://www.galeriaq.com/
■ライティング:
Ohpia(ya,mi)
http://ohpia.web.fc2.com/

DJ
MURA (club24 resident DJ,Style.00,月光浴)
ttokuraa (Think=Sync,BATTLE HAWK)
Ark spec (Think=Sync,Karmadelic All Stars)
uemura (Style.00)
eri-hana (tektek)
the甘食+Illegal Alien

VJ
404
Ohpia
artcode
weri
スピルバーグ映像

Drink
Econo Lodge

support
taichi

19:30からは横浜国際花火大会が始まるので
花火見ながらのフリースペース!

MS-LINK,VJ 404による映像作品集「FAV SERIES」
リリースパーティー。「FAV SERIES」参加ミュー
ジシャンに加え、横浜テクノパーティー
「Think=Sync」のDJを招いてのコラボレートイベント。

BankART Studio NYK

〒231-0002 横浜市中区海岸通3-9
TEL : 045-663-4677

横浜みなとみらい線「馬車道駅」
6出口[万国橋口] 徒歩4分

BankART HP
http://www.bankart1929.com
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2006/7/4 高円寺ShowBoatに謹成祝花solo

2006-07-13 14:57:49 | Weblog
冒頭の線の細い静々とした登場、ゆっくりと両腕をたわませながら、揺らし、腕に巻かれた鈴の音の高まりと共に粛々とした静寂を破るハイハットのハウリング→円環し、漆黒の歪んだ楕円を刻む響動がビリビリとそして、ヒシヒシと迫り出して来る。
フェイドするものでは無い、最初から力強く、鼓動と肉体のうねりに任せている確固たる調べ。
身を預けるのは、弧を描き出し、視覚的ディレイを瞬時に、パノラマしていく彼女自身だ。
ライヴでしか実感できないのは、その限られた空間をも、観る側が体感しているということ。
そう思いを巡らす間髪も入れず、チープでシンプルなビートが、アンバランスに彼女の慈しみと狂怨とを多湿に緊密に湛えつつも、不連続にグルーヴを生成、提供するいつもの稜線を崩す→この懐の軽味は今までの謹成祝花には無かった(とはいえ、彼女のパフォーマンスを久しぶりに観たので、その変化に自分が付いて行ってないだけかもですが)。
叩きつけられるマイクの白亜のコードが瞬間を垂直に捉え、幾筋にも見せる残像、残照、残滓。
それら総てのたわみのしなやかさが「楽」を愉悦する老獪さを湛えるのである。
指先と爪先、宙空に波動をくっきりと刻まれるラインを分け隔つ、乳房の先端で、光と音の直線的構造に脳内ステップを繰り返す。

見つけ出すのは何?
掬い上げられるのは何?

よりハーモニックに、剣を突き立てる様に聳え立つ、凛として、暗黒に身を浸すように、震え、よだつ、リフレイン。

「僕の言葉を」、「ボク」だろうか。

ボクは繰り返され、男女の別なく浮遊し、そのウエットにして、連環する、そぞろとした、「欲望」を、突き出す。

ハイハットは繰り返す、打ち鳴らす、彼女の体は、歪に回り続ける、センター、レフト、ライトに、ビブラートする、ソプラノな、呟き。

ダンス、ダンス、ダンス。

20分を経た辺りから、教練されて染み渡った体の一挙手一投足が原音一致というよりは、原音を創出していく。

ビートするターム。ミニマルを刻むビートは時に、トランスし、ヒップホップを破顔させる。

御詠歌。

ショウボートに佇む。

謹成祝花は、祭祀し、悪意をも沈潜する御詠歌を、グルーヴする、40分強にして、狂のバリエーション、深化。

Maximum of Joy!!

打ち鳴らせ。

といいつつ、20000Vほど、今のところの彼女に合うハコも無いなあ、とショーボートで実感。

http://www.shukuka.org/

右へ下へと、スクロール。
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一寸法師

2006-07-02 11:46:47 | Weblog
江戸川乱歩原作の「一寸法師」を観る1955年、新東宝作品、監督は内川清一郎。よく知らない。
まあ、小人映画なんですが、導入の時計から、ファッションショーでの展開、昭和な町並のたたずまい。言葉も大して規制など無いですし。

探偵助手の小林(宇津井健)が白昼、怪事件に遭遇。その後、大金持ちの後妻から、娘の行方不明事件の捜査依頼を受け、探偵(二本柳寛)とともに捜査を開始、どちらも、小人が関与していて、二つの事件は繋がっていくのだが。後半は探偵小説的、不整合でも解決していく小気味良さと大団円。この時代にシンプルに描けてるんだなあ、と感嘆。
ちなみに後妻役、この映画のヒロイン役は三浦光子。
いやあ、愛人、妾役を演らせたら、巧い女優さんの後妻は正にハマってます。口元の黒子、ハイトーンに鼻にかかった声。成瀬巳喜男の「稲妻」ではおっとりしながらも姉妹で男を取り合うしたたかな女性を、「あらくれ」も似た感じだったが、主役の高峰秀子がハードな役柄なだけに、それに対抗した後家の愛人役での毒づく姿が印象的。この作品は、その間の時期、少しふっくらしている、岸恵子の若い頃の耳障りな声に似ているが、もう少し勝ち気さがなく、だらしない、口元にホクロがその印象を強めている。同じホクロでも溝口健二の「祇園囃子」の木暮実千代みたいに洒脱でもない。都合のいい女感満載。さすが、悪事に荷担した一寸法師に言い寄られるとは、絶妙な隙のある女である。

二本柳寛のクールでハードボイルド然とした探偵役に好感。ちなみに明智ではないんです。助手役の一人に天知茂がいて、すでに明智の準備をしていたことを知りました。他にも、丹波哲郎とか、新東宝で不遇だった若手がチラホラでわりと飽きないですね。刑事役の細川俊夫ってわりと時代劇や子供向けドラマの脇役で馴染みがあるし。

石井輝男の「恐怖畸形人間」、実相寺にしろ、わりと素直に撮る方がいいんだな。(まあ、彼等はかなりスタイル持ってますが)。

この前、裕次郎の日活映画の話を聞いて、当時の日本が見えて面白い(「憎いあんちくしょう」はかなり観たい!)。というので、今かなりその辺がみたいのですが、この映画でも、電信柱が張り巡られた町並と砂利道の途上感に、黒澤の「まああだだよ」ってかなりバーチャルなんだなあと思う。

この映画の町並で「アルファビル」なんて面白いと思ったが「宇宙人、東京にあらわる」なんて快作が日本にはあるなあ、あの宇宙人、岡本太郎デザインかあ。
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