ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

誰のための赤いバラ?

2010年11月09日 | ガーデン
た~ららららったん、と、昔エレクトーンで習ったな~。「ブルーレディに赤いバラ」。もう指使いも思い出せないけれど。

生田緑地ばら園で見た,赤いバラを集めてみました。
どんなバラも素敵ですが,赤いバラって,やはりどこか特別な感じがしますよね。

そーいえばまだ結婚する前のこと,つれからたくさんのバラの花束が届いたことがあった。つれいわく、「花のプレゼントが考える必要がなくて喜んでもらえていちばんコストパフォーマンスが良い」そうですが。

今回一番目にとまったのはこのバラ。
い~いろ~。か~わい~い。

‘グルス・アン・テプリッツ’ ハンガリー 1897年作出。ころんとした花の姿と,このつややかな紅色が,とても深みがありよいのです。

ハンガリーっていうのもめずらしいよね~、と、ちょっとググってみましたら。なんと、宮沢賢治がこのバラを育てていたらしいのです。当時は「日光」という和名で呼ばれていたようですが。
ますますゆかしい感じがします。

そのそばにあったこちら。‘ポン デ ローザ’。ドイツ 1970年作出。

ぱっと頭に浮かんだのは,「不思議の国のアリス」。トランプ達が,赤の女王様にしかられないように、間違えて植えてしまった白いバラをせっせと赤く塗っているところ。


同上。ぽん、ぽんっ、とぱっちりと咲いているところが、挿絵の雰囲気そのままです。


こちらは‘イーナ ハークネス’ イギリス 1946年作出。同じ赤でも少しずつ雰囲気が違うものですね。
お嬢さん,と呼びたくなるような軽やかな赤です。

こちらはゴージャスな赤。

その名も‘クリスチャン ディオール’ フランス 1958年作出。ととのってますね~。


そしてこちら。‘プレシャス プラチナム’ イギリス 1974年作出。
お客さんに頼まれて,「本当に深いビロードのような赤のバラってありますか?」と村田ばら園さんに問い合わせて,薦められたのがこちら。もうひとつの候補はこれからさらに交配して出来た‘イングリット バーグマン’だったのだけれど、その時の苗の状態と赤の深さでこちらになったのでした。植えたときは苗だったから,咲いたところを見てなかったのよね~。う~ん,ほんとに深紅だ。すてき~。

赤いバラって,いいねえ~。

☆今日のちび庭気温:11~18℃ 朝晩冷えてきましたね。つれに鼻風邪を移された???(^^;)



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