以心伝心

書・旅・本などのメモ。

知の愉しみ知の力

2008年11月18日 | 読書
知の愉しみ 知の力
白川 静,渡部 昇一
致知出版社

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最初に読んだときは、白川先生と渡辺先生の会話が高尚でさっぱりわかりませんでした。「春秋左氏伝」「孟子」「孫子」を読むべきであると言われても・・。「十八史略」とか難しそうな本がいっぱいで~。
91歳の白川先生と70歳の渡辺先生のお話は、とても素敵なのですけどね。
若い人たちに贈る言葉として白川先生が有名な古文の大家の言葉で学問について
こんな言葉を仰っています。
「志あるを要す」・・目標を持つということ
「恒あるを要す」・・なんでも持続しなければいけない
「識あるを要す」・・価値判断ができるということ

白川先生が「字統」「字訓」「字通」の字書三部作を執筆を始められたのは
73歳からだそうです。勤勉というか神様みたいな方です。
因みに白川先生の座右の銘は、「保眞」。
「眞を保つ」ということだそうです。自然の生命力が永遠に貫いていること。
自然になることは遊ぶのがよろしいよ(笑)。だそうです。
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物と委蛇して・・。

2008年11月18日 | 
物を委蛇して、其の波を同じくす。
是 衛生の経なり。  荘子

初めて一枚だけ書いてみました。難しいです。
もっと漢文が読めるようにならなくちゃ・・。
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ムラサキシキブ

2008年11月18日 | 四季折々
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万葉集二九二

2008年11月18日 | 
ひさかたの天の探女が岩の船の泊てし高津はあせにけるかも

                         角麻呂


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