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六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業 工事進捗率3% 2014年3月
東京地下鉄南北線の六本木一丁目駅前、首都高速都心環状線の谷町ジャンクション前の再開発工事です。以前のこの場所には六本木プリンスホテルの敷地と、日本IBM本社ビルが建っていたのですが、現在は更地になって工事が進められています。再開発施設は延床面積約20万㎡と、すぐ近くにある六本木ヒルズや東京ミッドタウン並みの規模となっていて、業務×住宅×商業の大規模複合開発となります。
再開発施設の概要
再開発施設の面積は約2.7ha、高さ約249mの業務棟(40階)、住宅棟(27階)、商業棟(3階)の3つの施設で構成される大規模複合開発となっていて、前述の通り延床面積約20万平米(約6万坪)を誇る住友不動産のフラッグシッププロジェクトとなります。大手不動産業者である住友不動産は、すぐ脇に立っている泉ガーデンタワーの高層ビルも所有しています。
高低差のある地形的な特性を活かして施行区域を南北2つの街区に分け、低地側の「北街区」には商業施設を、丘陵地帯の高台側の「南街区」には業務棟と住宅棟を建設します。また地域貢献の観点から、災害時は一時避難場所としても活用できる複数の広場
を設置されます。
再開発事業の主な特徴
1.延床面積約20万㎡、隣接する「泉ガーデン」と並ぶ、“住友不動産最大級のフラッグシッププロジェクト”
2.施行区域約2.7ha、新たな駅前拠点となる業務×住宅×商業の大規模複合開発
3.業務棟・住宅棟は免震構造、オフィス基準階貸室面積約1000坪、無停電対応などBCP対策を強化
4.歩行者の利便性向上のため、 「六本木一丁目」駅西口改札を新設、六本木通りと駅とを結ぶ地下連絡通路や地下鉄駅前広場を整備
5.通常は憩いの場、災害時は一時避難場所として活用する緑豊かな広場を敷地内に設置
6.敷地外周部の道路拡幅や歩道状空地の整備、電線の地中化などを実施
「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」“住友不動産最大級のプロジェクト” 建物本体工事に着手
http://office.sumitomo-rd.co.jp/building/newsimg/d6b8afd39e7644b8bac95206a4f3cbbb.pdf#search='%E5%85%AD%E6%9C%AC%E6%9C%A8%E4%B8%89%E4%B8%81%E7%9B%AE%E6%9D%B1%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E7%AC%AC%E4%B8%80%E7%A8%AE%E5%B8%82%E8%A1%97%E5%9C%B0%E5%86%8D%E9%96%8B%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%A5%AD'
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再開発敷地の東側を通っている都道415号線(首都高速中央環状線が上を通っている)の歩道から撮影した工事現場の様子です。現在は敷地全体が工事用フェンスで覆われている状況です。
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この先の六本木二丁目交差点(都心環状線の谷町ジャンクション)へ向かって、緩やかな下り坂となっていて、この辺りの地面全体が北側へ向かって緩やかな下り傾斜地形となっています。
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工事用フェンスには、災害時の一時避難場所にも活用される広場の完成予想図が掲示されていました。確かにこの界隈には大きな広場らしい広場は存在していなかったですね。
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しばらく北側へ向かって歩いて行くと、六本木二丁目交差点へ向かって一気に急な下り坂が伸びていきます。
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振り返ると、上り坂になっていますね。
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道なりに沿って、急な下り坂を歩いていきます。工事現場内もこのような急斜面が広がっているはずで、この環境下で工事が実施されているのです。
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工事用の説明板を撮影しました。
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再開発敷地の北側の通りを散策していきます。地面全体が東側へ向かって斜めになっていますね…。この場所は武蔵野台地の東端部の一部である「麻布台」の岬のような先端部の地形が広がっているのです。
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縄文時代の一時期、海の水位が現在よりも高かった時代には、文字通りこの高台の北側は全て海面だった時代があったのだそうです。それにしても、すごい地形の場所で再開発工事が行われているのですね。
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六本木通り側から再開発敷地の全景を撮影してみました。地面全体が傾いているのか、撮影している私「緑」のデジカメが斜めになっているのか、よくわからなくなってきました。
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このような場合は、まっすぐに建っている(はずである)周囲の高層ビルや建物の縦方向のラインを基準にすると判断しやすくなりますね。
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再開発現場の地図です。