虎ノ門ヒルズ森タワーの低層階の商業施設「ショップ&レストラン内」を、愛宕通り側の入り口から散策していきます。午前11時前後の時間帯だったので、まだビジネスマンの人たちの姿は見られませんでした。
6月11日に開業直後は大雨時だったのですが、この日は快晴だったので、南側のガラスから太陽の光がアトリウムの吹き抜け空間の中に降り注いでいました。
開業後1週間ほど経った時期の散策だったのですが、開業時の混雑もなくなってきていました。
アトリウムの吹き抜け空間内に設置されているカフェを撮影しました。吹き抜け空間の中は天井が非常に高く、広々とした雰囲気に包まれていました。
吹き抜け空間内から、ステップガーデンのせせらぎや散策道前へ出ることも可能になっています。
館内には若木状態の竹の木々が植えられていました。東京ミッドタウンのキャノピースクエア内と似ている感じがしますね。
そして、虎ノ門ヒルズの公式キャラクターである「トラのもん」です。
トラの門の周囲には多くの見学者や家族連れの人たちが集まって、記念撮影に興じていました。
「実際にドラえもんがいたら、これくらいの大きさなのか」と、その迫力に圧倒されてしまいました。
吹き抜け空間の仲は3フロア分の高さがあり、外側は全面ガラス張りになっているので、非常に開放感があると同時に自然光が入ってくる構造になっています。
虎ノ門ヒルズ森タワーの建設工事中は、この吹き抜け空間の工事だけが最後まで中々進まず、一体何がこの場所に出来るのだろうかと最後まで疑問に思っていたところです。
この吹き抜け空間の真下には、環状第2号線の「築地虎ノ門トンネル」が通っていて、トンネル工事と高層ビルの建設工事を同時並行的に実施する必要性があったことから、工事が手間取ったのかもしれません。
アトリウムの吹き抜け空間の中を通り抜けて、2階フロアの北側、オフィスエントランス前にやってきました。アーティストであるサン・クァク氏の描いたガラス壁画の存在に圧倒されます。
すぐそばで眺めてみると、すごく躍動感があって、日本の水墨画みたいですね。
上を眺めてみると、天井にもアートの一部が描かれていました。再開発施設の中で最も無味乾燥な場所であるオフィスロビーに、アートを配置するという考え方も斬新だなと感じました。
オフィスロビー周辺は、流石に多くのビジネスマンの人たちで賑わっていました。
しばらく2階フロア周辺をウロウロしていました。オフィスロビーとショップ&レストランは完全に分離されているのではなく、オフィスロビーを取り囲むように店舗が配置されています。