緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

(仮称)紀尾井町計画オフィス・ホテル棟新築工事:工事進捗率5% 2014年3月

2014年03月13日 20時00分00秒 | 再開発・千代田区


(仮称)紀尾井町計画オフィス・ホテル棟新築工事:工事進捗率5% 2014年3月
江戸時代、徳川御三家のひとつである「紀州徳川家」の中屋敷の敷地であり、戦後はグランドプリンスホテル赤坂の施設の敷地となっていた場所の再開発計画です。今回の事業では、東京都の指定有形文化財である旧李王家東京邸(旧グランドプリンスホテル赤坂旧館)を保存しつつ、オフィス・ホテル・商業施設からなる「オフィス・ホテル棟」と賃貸住宅である「住宅棟」の2棟の高層ビルを建設します。紀州徳川藩や尾張徳川藩ゆかりの地として、同じ千代田区内の番町と並ぶ山の手の一つとして緑多き優雅な佇まいの住宅街の中の再開発計画となっています。

グランドプリンスホテル赤坂の閉鎖後と再開発
2011年3月31日をもって、グランドプリンスホテル赤坂の営業は終了しました。3月24日、東京都は福島第一原子力発電所事故で避難した福島県民の受け入れ施設として、新館を活用すると発表しまし、建物の解体は7月以降に行われることとなりました。建て替えに伴う地区計画について、東京都の都市計画審議会は2011年7月、緑地の割合を増やすなど周辺環境に配慮されているとして、容積率を従来の2倍の600%に設定します。これにより、該当地区の建物の高さの上限は180メートルとなり、現在の140メートルから大幅に増すことになりました。

再開発を進める西武ホールディングスは、該当する紀尾井町南地区440000平米の敷地に2棟の高層ビルを2012年から建設しています。1棟は高さ180メートルの複合ビルで、上層に200-300室規模のホテル、中層にオフィス、低層に商業施設を設けます。もう1棟は高さ120メートルのタワーマンションとなり、100-200戸の賃貸住戸となります。旧館(旧李王家邸)については、移築して活用されることになっています。

解体工事と旧館の移動
新館の解体工事は、粉塵や部材の飛散、騒音や振動を最小限に抑える新工法の「テコレップシステム」を開発した大成建設が請け負い、西武ホールディングス傘下の西武建設も参加しました。解体工事は当初2011年9月中から本格的に開始されるとされていたのですが、諸事情により工事開始は遅れて2012年6月から実施されました。解体作業は2013年5月頃まで続く予定とされたのですが、最終的には2013年7月6日に解体作業が完了しました。旧館は曳家による移動が行われました。

グランドプリンスホテル赤坂旧館(旧李王家邸)
昭和5年(1930年)、韓国皇太子として生まれ、朝鮮併合後には日本の皇族に準じた扱いを受けていた李垠の邸宅として造営された建物を引き継いでホテルとして開業しました。建物は木造2階建の洋館で、宮内省内匠寮の北村耕造、権藤要吉らが設計し、清水組(当時)により施工されました。日本の敗戦後には李垠も臣籍降下したことから、建物の大部分は参議院議長公邸などとして使用された後、1952年に国土計画興業(後のコクド、及びプリンスホテル)がこれを取得します。1客室35室が整備され、1955年に赤坂プリンスホテルとして開業しました。

再開発計画の特徴とコンセプト
本計画施設では、空地部分の大部分を緑化することで弁慶濠から清水谷公園に繋がる広大な緑の空間を生み出し、旧李王家東京邸(旧グランドプリンスホテル赤坂旧館)を再整備して「ホスピタリティ」あふれる憩いの場を提供するとともに、長期的にご利用いただけるサスティナブル(持続可能)な魅力溢れる施設を整備します。また、特に「環境」「防災」「設備スペック」の充実を図り、快適なオフィス、良質なサービスのホテル、魅力ある商業施設、高品質な住宅などを提供し、機能性と独自性のある複合施設として、紀尾井町ならではの新たな付加価値を創造していきます。


再開発計画の全景です。


グランドプリンスホテル赤坂旧館(旧李王家邸)は施設内に保存されます。

本事業の概要(今後の事業進捗にともない変更となることがあります)
所在地 東京都千代田区紀尾井町1-2
敷地面積 約30400㎡
延床面積 約227200㎡
主用途内訳 
オフィス 約110000㎡
ホテル 約28700㎡
住宅 約22700㎡
商業 約10800㎡ 他
設計・監理株式会社 日建設計
外装デザイン Kohn Pedersen Fox Associates P.C.
総事業費 約980億円
予定予定 2013年1月以降新築工事着工~2016年5月頃新築工事竣工
開業予定 2016年夏頃
<オフィス・ホテル棟の概要>
主要用途オフィス・ホテル
※ホテルは株式会社プリンスホテルが運営予定
階数 地上36階地下2階
ホテル:36階~30階
オフィス:28階~5階
商業施設:4階~1階
高さ約 180m(紀尾井町通りより)
構造 鉄骨造等(制振構造)
施工会社 鹿島・鉄建・熊谷建設共同企業体
<住宅棟の概要>
主要用途住宅
階数 地上24階
住宅:24~2階
高さ 約90m(プリンス通りより)
構造 高強度鉄筋コンクリート造(免震構造)
施工会社 西武・大林・前田建設共同企業体

ケンプラッツ 【開発】赤坂プリンス跡地に延べ床約23万m2のツインタワー、西武プロパティーズが開発
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/nfm/news/20120910/582689/
「(仮称)紀尾井町計画」の事業決定について
http://www.seibu-group.co.jp/pdf/20121108kioichouplan.pdf#search='%28%E4%BB%AE%E7%A7%B0%29%E7%B4%80%E5%B0%BE%E4%BA%95%E7%94%BA%E8%A8%88%E7%94%BB'



千代田区の紀尾井町地区、皇居外濠(弁慶濠)に架橋されている「弁慶橋(べんけいばし)」上から撮影した再開発工事現場の全景です。この日は雲一つない快晴の青空の天候だったのですが、北風が非常に強くて寒かったです。




「紀尾井町(きおいちょう)」の地名の由来は、この地にかつてあった紀州徳川家中屋敷、尾張徳川家中屋敷、彦根井伊家中屋敷に由来しており(それぞれ紀州家、尾州家、井伊家と呼ばれた)、各家の文字を1文字ずつとって町名としました。




紀州徳川家の中屋敷跡は現在のグランドプリンスホテル赤坂・清水谷公園、尾張徳川家の屋敷跡は現在の上智大学、井伊家の屋敷跡は現在のホテルニューオータニ付近にそれぞれあたっています。




弁慶橋北岸から清水谷公園方向へ伸びている「紀尾井町通り」を散策していきます。歩道は非常に狭かったです。




紀尾井町通りに面している工事用ゲート前にやってきました。正午過ぎのお昼ご飯の時間帯だったので、工事現場内はひっそりとしていました。




建設中の高層ビルの完成予想図が掲示されていました。




工事用の説明板を撮影しました。




「オフィス・ホテル棟新築工事」と「外構工事」が同時並行的に実施されているのですね。




赤坂見附交差点の東側、国道246号線上に架橋されている歩道橋から再開発工事現場の全景を撮影しました。弁慶濠の立派な石垣や、敷地内の木々に囲まれていて、工事現場には見えないですね。




歩道橋上から撮影した「グランドプリンスホテル赤坂・旧館」の建物です。大成建設による約44メートルの距離の曳き家(ひきや)工事が実施されています。




建物をズームで撮影しました。




再開発計画の地図です。

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(仮称)西新橋一丁目計画:工事進捗率90% 2014年3月

2014年03月13日 20時00分00秒 | 再開発・港区


(仮称)西新橋一丁目計画 工事進捗率90% 2014年3月
JR新橋駅前から外濠通りを虎ノ門方向へ約300メートル程向かった西新橋交差点前、旧新日本石油本社ビルの建て替え工事です。この再開発計画は、三菱地所などが出資すする「西新橋ディベロップメント特定目的会社」が西新橋一丁目地区の旧新日本石油本社ビルを建て替え、地上22階・地下3階建ての高層オフィスビルを建設するものです。

建物・計画概要
名称 (仮称)西新橋一丁目計画
所在地 東京都港区西新橋一丁目4番1、2、6号
敷地面積 約4796㎡(約1450坪)
延床面積 約54943㎡(約16620坪)
階数 地上22階(S造)、地下3階(SRC造)、塔屋2階
主要用途 事務所、店舗、駐車場
駐車台数 139台
設計監理 株式会社三菱地所設計
施工 鹿島建設株式会社
スケジュール 2012年7月26日 新築着工
2014年4月竣工(予定)

三菱地所 「(仮称西新橋一丁目計画」着工のお知らせ
http://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec120726_1.pdf#search='%EF%BC%88%E4%BB%AE%E7%A7%B0%EF%BC%89%E8%A5%BF%E6%96%B0%E6%A9%8B%E4%B8%80%E4%B8%81%E7%9B%AE%E8%A8%88%E7%94%BB'



都営地下鉄三田線の内幸町駅前から見上げて撮影した建設中の高層ビルです。建物の外観は完成状態であり、現在は地上周辺の整備工事が行われています。




日比谷通り越しに地上部周辺を撮影しました。




高層ビルの最高高さは約116メートルとなっています。古いオフィスビルが建ち並んでいる新橋地区の中では比較的目立つ高層ビルですね。




西新橋交差点から建設中の高層ビルを見上げて撮影しました。




外濠通りに面している側の地上周辺をズームで撮影しました。




高層ビル内の内装などもほぼ完成しているように見受けられました。




高層ビルの敷地前まで近づいていきます。




外濠通りの歩道内から撮影しました。




外濠通りの歩道から見上げて撮影しました。




高層ビルの正式名称はまだ発表されてはいません。




建築計画のお知らせを撮影しました。




新しい高層ビルは日比谷公園の緑地帯にもほど近い場所にあります。



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(仮称)新日比谷プロジェクト:工事進捗率2% 2014年3月

2014年03月13日 08時00分00秒 | 再開発・千代田区


(仮称)新日比谷プロジェクト 工事進捗率2% 2014年3月
千代田区有楽町一丁目地区の日比谷三井ビルと三信ビル跡地の再開発工事「(仮称)新日比谷プロジェクト」です。JR有楽町駅や地下鉄日比谷駅周辺の繁華街にほど近く、日比谷公園の広大な緑地帯や霞が関の中央省庁街のすぐそばにある大規模な再開発計画となっていて、現在は二つの古いオフィスビルの取り壊し工事は完了していて、既に新しい再開発施設の建設工事が始まっているところです。

再開発計画の概要
2013年12月6日、三井不動産は東京・日比谷地区で進めている「(仮称)新日比谷プロジェクト」が都市計画決定したと発表しました。既存の建物2棟の跡地に、高さ約192メートルの超高層複合ビルを建設します。合わせて、周辺地区や地下鉄駅をつなぐ約4000㎡の広場空間「(仮称)日比谷ゲートプラザ」も整備します。新たに整備する広場空間に、映画や演劇などの国際的なエンターテインメントイベントを誘致する予定だとしています。同社はこのプロジェクトを、日本橋地区の再開発に続く都心型スマートシティの第2弾と位置付けていて、2017年度に竣工する予定となっています。

本件プロジェクトの特徴と都市再生への貢献内容
周辺地区や地下鉄駅をつなぐ歩行者中心の基盤整備
1.まちの賑わいの核となる広場空間「(仮称)日比谷ゲートプラザ」(約4000㎡)の創出
2.日比谷線と千代田線の「日比谷」駅をつなぐバリアフリー動線と地下広場(約1200㎡)の整備

国際競争力を高める都市機能の導入
1.新産業の創出を支援する「(仮称)日比谷ビジネス連携拠点」(約2000㎡)の整備
2.周辺施設と連携した「(仮称)日比谷文化発信拠点」の整備

防災機能の強化と環境負荷低減
1.帰宅困難者支援機能(千代田区最大級となる約5000㎡の一時滞在施設、備蓄倉庫の整備など)の導入
2.高効率で自立性の高いエネルギーシステムの導入、隣接する千代田区の広場に非常時の電力供給
3.環境負荷低減への取り組み(省エネ設備や技術の採用、DHCサブプラントの導入など)
4.日比谷公園と連続する緑化空間の整備(地上、屋上合わせて約2000㎡の緑化、緑化率約40%)


日比谷交差点側から見た外観イメージパースです。


(仮称)日比谷ゲートプラザのイメージパースです。


(仮称)日比谷ゲートプラザは再開発敷地の北側に整備されます。


日比谷線と千代田線「日比谷」駅の2駅間をつなぐ地下バリアフリー動線を整備するとともに、地上へのエレベーターを2基新設し、利便性の向上を図ります。


地下鉄2駅をつなぐ「地下広場」の両側には賑わい施設を設置し、明るく利便性の高い空間を創出します。


天候に左右されず、また映像や音響を使用する多様なイベントに対応できる室内のイベント空間として3層吹抜の(仮称)プロモーションアトリウム(約800㎡)を整備します。


建物6階の屋外部分は、日比谷公園を見晴らす「(仮称)日比谷テラス」として一般に開放し、カフェなどを併設した居心地の良い屋上広場空間を整備します。

「(仮称)新日比谷プロジェクト」概要
計画地 東京都千代田区有楽町一丁目1番ほか
主要用途 事務所、店舗、文化交流施設、産業支援施設、駐車場 等
敷地面積 約10700㎡
延床面積 約185000㎡
階数 地上35階、地下4階
建物高さ 約192m
スケジュール(予定) 2014年度着工、2017年度竣工

ケンプラッツ 4000m2広場も創出、日比谷再開発が都市計画決定
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/news/20131206/643509/
都心型スマートシティ第2弾 ~日比谷地区を東京の新たなビジネス・文化交流・発信拠点に~「(仮称)新日比谷プロジェクト」都市計画決定 2017年度完成予定
http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2013/1206/index.html



日比谷公園の緑地帯「心字池」前から撮影した再開発工事現場の全景です。手前を通っているのは「日比谷通り」の大通りです。




再開発工事現場は、日生劇場や帝国ホテル本館などが建ち並んでいる一角の北側に広がっています。更に北側には、JR東京駅の丸の内周辺の高層ビル群が広がっています。




日比谷通り・日生劇場前から再開発工事現場の全景を撮影しました。




この日は休日だったので工事現場内は人の気配もなく、工事用の機械も一切稼働していなくひっそりとしていました。




再開発工事現場の周囲を一周していきます。日比谷通りを挟んで、西側には日比谷公園の緑地帯や、霞が関の中央省庁街のビル群が広がっています。




休日だったので、普段はビジネスマンの人たちで賑わっている日比谷界隈は閑散としていました。




工事用フェンスに張り付けられている説明板群を撮影しました。




三信ビルディング跡地と朝日生命ビルの間を東西方向に通っている通りを散策していきます。三信ビルディングは2007年10月にほぼ全てが解体されました。




再開発工事現場の東側、日比谷シャンテ前から全景を撮影しました。




三信ビルディング跡地と朝日生命ビル、東宝ツインタワービルの間の通りの全景を撮影しました。




JR有楽町駅から日生劇場や帝国ホテル本館方向への人の流れが少しはありました。




日比谷シャンテ前の道路には鉄板が張られています。ダンプトラックやトレーラートラックなどが頻繁に通行する機会があるということですね。




日比谷シャンテ前から西方向を向くと、日比谷公園の緑地帯の木々や、霞が関の中央省庁街の高層ビル群が遠くに見えます。




工事現場の北側に建っている東宝ツインタワービル方向を撮影しました。この界隈はオフィス街よりも、商業街や繁華街の雰囲気の方が強いですね。




工事現場脇の歩道を歩き、日生劇場方向へ向かいます。




東京宝塚劇場前から撮影しました。この日は東宝劇場で何かイベントがあり、賑やかでした。




再開発工事現場の地図です。

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読売新聞ビル:工事進捗率100% 2014年3月

2014年03月13日 08時00分00秒 | 再開発・千代田区


読売新聞ビル 工事進捗率100% 2014年3月
2014年1月6日に全面開業した読売新聞ビルです。完成以前は「(仮称)読売新聞東京本社ビル」と呼ばれていたのですが、正式名称が「読売新聞ビル」に決定しました。建物自体は2013年の11月末に竣工していました。同じ場所にあった旧本社(地下5階、地上10階、延べ面積6万8609㎡)を、地下3階、地上33階の新本社ビルに建て替えました。延べ面積は8万9650㎡で高さは200mです。



大手町交差点前から撮影した読売新聞ビルの全景です。




三井物産ビル前から見上げて撮影しました。




よみうり大手町ホールや見学者専用ギャラリーなどが入居している低層階部分をズームで撮影しました。




低層階部分の全景を撮影しました。




交差点前から高層ビルを見上げて撮影しましたが、全景を構図の中に入れることはできませんでした。




大手町ビルディングの脇から、読売新聞ビルを見上げて撮影しました。




高層ビルの外観は、折りたたんで積み上げた新聞紙の束(たば)がデザインになっているのだそうです。




高層ビルの高さは大手町地区の中では最も高い200mとなっています。




日比谷通りに面した正面エントランス周辺をウロウロしていきます。




日比谷通りに面した正門エントランスの全景を撮影しました。高層階のオフィスフロア専用エントランスは別の場所に設けられています。




正門エントランスの上には「読売新聞」のロゴが打ち込まれています。




ズームで撮影しました。




高層ビルを見上げて撮影しました。



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