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アロマな日々

一条の光に誘われて歩くうちに、この世とあの世を繋ぐ魔法の世界に紛れ込んでいました。夢のワンダーランド体験を綴ります。

孤高の人

2006年06月13日 | my favorite・・・
以前に、村上龍氏が、中田英寿選手のことを優しくて強い人と絶賛していていました。けれど、新聞記事などを読む限りでは、中田英寿選手は、自分からは人の輪の中に入っていくことが大の苦手で、一人でいることが多い孤高の人という印象が強いです。中田選手と自分を比較しては顰蹙を買ってしまいそうで申し訳ないのですが、私も人の輪の中には入れないというか、入っていく気が元々ない人間なので、中田英寿選手もそれでいいのではないかと思ってしまいます。ただ、イチロー選手の昨今の、リーダーシップの秀逸さを目の当たりにしてみると、やはりリーダーたるもの、現状に甘んじてばかりではいけないのかもしれないとの考えも浮かんできます。

人間は自分の力や持ち味だけで勝負せずとも、人の力を借りてもいいということを最近、周囲の人から教えられることが多いのですが、中田英寿選手にも力強い見方が傍にいてくれているようなのでとても安心です。一人でいることの多い中田英寿選手の傍にすーっと近寄っていく宮本恒靖選手。人には理解されがたい自分の特質を補ってフォローしてくれる誰かが、自分の脇を固めてくれたら…頼まなくても、そんなことをしてくれる人が傍に来てくれたら…それを至福と呼ばずに何としましょう…という感じを抱きます。遠くの世界で起こっていることが、私自身の身の上にも起こっていることを思うと、とても暖かい気持ちになります。ドイツでの日本選手たちの健闘をできるかぎり応援したいと思います。サッカーの技術が十分に発揮されるために、現地での、日本の選手たちのチームワークやコミュニケーションがスムーズな流れに乗りますようにと祈るばかりです。今後の、奇跡の展開を信じてエールを送りたいと思っています。