雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

昨日の友は今日の敵。

2012-08-31 20:50:18 | …and so on
衆議院の解散風が吹いてくると、永田町のセンセイ方の離合集散も激しさを増すようです。
昨日の友は今日の敵だったり、昨日の敵は今日の友だったり、見境がないというのはこういうことをさすんだろうと思います。

何だか悲しくなるぐらい馬鹿馬鹿しい輩の中から、自分たちの生活を託す人を選べと言われても…と思ってげんなりします。
それだけ議員のイスはオイシイことがあるのかと、猜疑心旺盛なワタクシなどは、つい勘繰りたくなってしまうのです。
内憂外患、問題山積のこの国で国会議員を務めようと思うからには、それなりの覚悟が必要だと思うのです。
それなのに、昨今の離合集散具合を見ていると、とにかく当選すれば何でもいいという輩ばかりに見えてしまいます。

声の大きい某政令指定都市の市長のところに行けば当選できそうだという人々には、まとめて落選していただきたい。
元々が地域政党なのに、その市長の個人的人気(?)にあやかって国政に打って出るというのも何だかなと思います。
言ってることは確かに立派そうに聞こえますが、じゃあ、具体的に何ができるのかは全く未知数のはず。
口当たりのいい言葉に騙されて投票して大変な目に遭うのは、前回の衆議院選挙で身を持って実感しているはずですが。
同じ過ちは繰り返さないように、掲げている公約が本当に実行可能なものかどうか吟味しないといけないと思うのです。

かといって、既成政党があの体たらくでは、やっぱり口当たりのいい言葉を信じてみたい気持ちになるのかもしれません。
センセイ方が離合集散に忙しい間に、隣国から領土を乗っ取られてしまうのかも…と思う今日この頃です。