雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

とにかく謝ってみた。

2012-08-21 20:09:31 | works
…昨日の続きです。

あさイチでうちの各担当者さまと善後策を協議して、うちの事務所として1000万円の財源をかき集めました。
この予算を一時的に組み替えて、10月1日に正式な予算が来るまでのつなぎにしたいと本社に掛け合ってくることになりました。
それ以外の方法は思いつかないし、今さら工事の発注を取り消すわけにもいきません。
朝、本社の担当男子に電話をしたところ、上役さまは相当なお怒りのご様子とのこと。
ワタクシが逆の立場だったらやっぱり怒るに決まっているので、とにかくひたすら謝るしかないと覚悟を決めて事務所を出ました。

やっちまった張本人及びその上司の雁首を揃えさせて出頭しようかとも思いましたが、それは逆効果だろうと思った次第。
地下鉄の最寄駅まで歩きながら、何とか敵前逃亡を図れないかとも思いましたが、それでは何の解決にもなりません。
西新宿に着く頃には、いくら何でも生首を取られるわけではないと腹を括り、担当部署に出頭しました。
上役さまの顔を見るなり、土下座はさすがにしなかったものの、「申し訳ありませんでした」とひたすら頭を下げておりました。
事情を説明して、うちにある予算をかき集めて何とかしたいという話をしたところ、意外にあっさりとOKが出ました。

傍で担当男子が意外そうな顔をしており、あとで話を聞いたら昨日は本当に怒ってたんですよとのこと。
こういう時は正直に事情を申し述べて、余計な弁解などせずに謝れば、何とか道は開けるもののようです。
事務所で待っている方々に事の経緯を報告して、昨日からのドタバタも一応落ち着きました。まずはめでたいことですね。