どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

納骨の日

2024年03月14日 | 日記

昨夜は寝つきが悪かったが 無事 4時半起床

掃除や洗濯も済ませて 8時過ぎに家を出る

予定通り天気は良好

石材店に挨拶のために立ち寄り 更地になったという我が家のお墓のあった場所まで見に行く

何度となく水を運び 剪定した枝や雑草を捨てに行ったこの道も もう歩くことは無い

最初の頃は霊園の地図を手放せなかったが 長い間にいつしか道も覚えた

木々の緑と広い空を楽しみながら 霊園内を散歩する

あと10日もしたら 桜も満開になっているだろう

桜の頃に来ることは滅多になかったが 昔 両親と来た時に車の中から見た花吹雪のことを思い出す

 

お彼岸の前だからだろうか 霊園は人も少なく 事務所もガラガラだった

予定よりも少し早く 石材店の人が車で骨壺を運んできてくれた

祖父母 戦地で亡くなった父の兄 独身のまま70歳を前にして亡くなった叔母 そして両親の6基を献花台の場所に並べる

お線香を焚けるとわかって 用意すれば良かったと言ったら 石材店の人がサービスで車から出してきてくれた

あっけなくお別れの時は過ぎ 石材店の人にお礼を述べて 寸志を渡す

こうするしかなかった これで良かったのだと思いつつも 荷を下ろして軽くなったはずの心が別の何かで重くなったような気がして 今日の空模様とは裏腹に 晴れ晴れとした気分というわけにはいかないようだ

 

昼過ぎ 帰りにお寿司を買って帰宅

これで子供としての責任はすべて果たしたことになる

あとは わが身の始末だけ

また新たなステージに進む

コメント (2)
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