ケンメリレポート from ケンメリパラダイス

C110型スカイライン 通称”ケンメリ”にまつわるブログです。
ケンメリに乗ったり触ったりしたら更新してます。

ステキナケンメリ

2010年11月28日 14時29分53秒 | レポート


ケンメリレポート特別バン・・いえ、ワゴンです(笑)

本日はデラックスな楽しいblog管理人バンデラさんに来ていただきました。
理由は2001年11月17日、この日の夜に、お会いしてダッツンバケットを(強引に)譲ってもらったのですが、
今回レカロに入れ替えたため、約9年の時を経てダッツンバケットをお返しするためです。


思い起こせば、購入当初は純正シートでしたが、座面は破れ、煤けてあまりにみすぼらしかったために
雑誌やらを見て社外のシートを入れようと思っていた1999年代初頭。
レカロは使ったこともないのにメジャーすぎるからという理由で敬遠してしまい、
ブリッドとスパルコはケンメリ用のシートレールが無い(当時は知識も乏しかったので探し方が悪かったのだと思いますが)ので×。
ダッツンバケットは雑誌掲載車両の大半が付けているイメージがあったのでこれまた逆に敬遠してしまい、若かりし日の浅薄な自分が恥ずかしいです。(今もたいして変わってないですけど)


最終的に選んだのは通ぶって(苦笑)ケーニッヒでした。
新品を鬼のリボルビング払いで購入し、商品到着の連絡をもらった時は当時の仕事車ミゼット2で引き取りに行きました。
喜び勇んで店に到着しシートレールとシートをミゼットに積み込み後日取り付けてみると・・・助手席側のシートレールが合いません。どうやらC111(後期)用で来てしまったためお店に連絡をし正しいレールを注文してもらったりと多少のすったもんだがあったのを覚えてます。
正しいシートレールが到着して、取り付けを完成させた時は座り心地、というか安全な(まともな)ドライビングポジションを得られたことと、視覚効果(笑)とで喜びもひとしおでした。
しかしホールド性はよかったものの着座位置が純正に比べてどうしても高くなってしまい、座高が高いのも相まって
徐々に使い勝手に違和感を覚えるようになりました。
結局ケーニッヒシートはリボルビングの支払いも終わらぬうちにダルマセリカの先輩へお譲りし純正シートに戻しました。

純正は相変わらず破れていたままですので座り心地どころではありません。
この頃になるとヤフーオークションがだいぶメジャーとなってきて、専門店以外で個人からパーツなどの購入が容易&(業者さんに比べて)安価なことが多いことから、
自分もだいぶ熱心になった時期です。



そんな時、オークションでちらほらとケンメリGTR純正のシートが出品されることがありました。
当時は競合相手が少なかった時代とはいえこちらの商品は価格が鰻上りとなり、何度か入札をしましたが購入に至ることはありませんでした。

そうなると今度は近い形のシートというより系列としてダッツンバケットにたどり着くのは必然だったのかもしれません。(最初は当たり前すぎて・・とか言ってたくせに本当は欲しかったんですねーw)

この頃、美光ワークスから純正デザインのケンメリ用シートカバーが発売されたのを機に
こちらを付ければ破れも解消できるのでは・・・?
と思っていたのですが、そんな折バンデラさんがダッツンバケットを放出するとのお話を伺ったので、横槍を入れる形で強引にお譲りいただきました。
欲しい一念とはいえバンデラさんにはだいぶ無理を言ってしまい、今でも反省しきるばかりです。

快くお譲りいただいた後は早速取り付け。

ダッツンコンペ、ダッツンシフトノブ、ダッツンバケットと揃ったところで大満足しておりました。
純正シートレールを流用して取り付けたためか、やはりダッツンだからか着座位置に関しても問題なく、収まりも良かったのです。

後に助手席とリヤシートは件のシートカバーを取り付けたのですがこれまた手違いでハコスカ用が届くなどすったもんだは相変わらずでした。
無事にケンメリのものが届いて運転席はダッツンシート、助手席、リヤシートはレザー調シートカバーで車内の雰囲気が自分の望んでいたスタイルへぐっと近づきました。


その後9年に渡り支えてくれたダッツンバケットですが、先月の北海道旅行を機にレカロの張替え品と交換したため予備役へと転身いたしました。
9年も使って結構くたびれた状態になってしまいましたが、それでも家で置きっぱなしにしているよりは、誰かに使われてた方が・・と思い、元々の持ち主であるバンデラさんにお声掛けしたところ出戻りとなった次第でした。

当時は箱スカバンにお乗りでしたが、現在はケンメリに乗り換えられましたので、シートレールも無加工でポン付け可能です。そんなわけでケンメリ用レールもお付けしてのご返却となります。
シートを返却した後は、バンデラさんが不人気旧車会いちばちさんとお会いするとのことだったのでご同行させてもらいました。

これまでにケンメリのバンには乗ってますがケンメリワゴンには初めての乗車です。
具体的にどう何が違うかの説明はできませんが(笑)いずれにせよ興奮していたのは事実です。
助手席に乗り込み、いつもより短いノーズと、二点式のシートベルトにドキドキしながら出発です。
道行く人、特に年配の方からの熱い視線が感じられますが、これは助手席ならではの発見でしょうか?(笑)

待ち合わせは津久井道沿いのコンビにでした。

こちらでいちばちさんと合流し、しばしの談笑。
しばしどころではなくだいぶ話し込んでしまいました。
その間、またもやというか小さい子がお父さんに手を引かれながら車を見せて欲しいとやってきました。
先日の保土ヶ谷PAでもありましたが、こういう子がまだまだいるのがなんとなく嬉しく思えます。

楽しい歓談の後、バンデラさんといちばちさんは次なる目的地へ移動となるのですが、自分はあいにく夜勤を控えていたためここで失礼することにいたしました。
近くの駅まで送ってもらい、お二人に挨拶をし、二台の車が走っていくのを見届けて駅へと歩くのでした。

時間にして3時間ほどでしたが夜勤前のわずかな時間でも実に密度の濃い時間が過ごせたこと、それと今現在も変わらずお付き合いいただけてることに感謝しつつ、電車に揺られて帰路へと着きます。
コメント (2)
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