思い出して書いてみる

仕事も忙しく、たまの休みは家の用事が埋まっているという閉塞感漂う年末。
今日も夜勤で家で惰眠をむさぼる予定だったが無情にも灯油ファンヒーターが燃料切れのアラームを発している次第。

ストックの灯油も無いので、動けるうちに買いに行こうと、重い腰を上げてポリタンクを抱えてケンメリの元へ。
どこのスタンドに行こうかなー・・と考えていたが、ふと近所でも灯油を扱っているのを思い出す。
スタンドまで行くと片道10分はかかるが、近所なので3分もかからず到着。
アイドリングの時間より短い。

バスが通る道なのでケンメリを停める位置を考えてお店に入った。
灯油を入れてもらって車に戻る際にお店の人からケンメリを見とめられ、
そこでしばしの旧車談義が始まる。さらにお店の出入りの業者の方だろうか？
その方も加わり話が盛り上がる。
話題に事欠かないケンメリ。

トランクにポリタンクを収めた後は家に戻る。
ほんの僅かな距離のドライブだが、久しぶりにプチ車談義を味わえて
僅かな満足感をいだいてケンメリを後にする。

いつの間にかイベントに行く余裕もなく、ケンメリを入念に磨いたりする時間も少なくなっており、このままではつまらない人生になってしまうのではと危惧を抱きつつ、
夜勤に備えて仮眠に入るのであった。

お見舞い

なんだか今年は病院へ行く回数が多い気もするが、シリアスな病気のお見舞いではないのでそのぶん幾許か気が楽である。

本日は久しぶりに用事のない一日フルのお休み。
だったが、伯母が入院しているのでそちらへお見舞いに。
本日奥は結婚式出席のため不在だったので、近所の駅で母を乗せて二人で向かう。

津久井道を西へ進み目的の病院を目指す。
以前に同じく伯父が入院していた病院に同じく伯母も入院。
日曜日の午後でも交通量は多めで、スイスイとは行かなかったがなんとか到着した。
伯母を見舞って、その後伯父からは野菜をいただきいつも通りトランクへ。
病院を後にして再び津久井道を東へ走る。
府中街道を北上し、母を途中京王線の駅で下ろす。
母を下ろした後、信号待ちを利用してUターン。
流石に日が暮れてヘッドライトが眩しい時間帯と合って道は混雑していたが、途中で裏道に入りなんとか約束の時間に地元駅に到着。
先程は母を、今度は奥を乗せる。

帰りしなスーパーへ立ち寄り晩御飯と朝食の材料を買い求め、その後無事に帰還。

下道ちょぼちょぼの運転だが、一日走れたことに感謝してケンメリのボディカバーをかけ
荷物を携え家へと戻った。

さすがに寒いと

いよいよ12月。
と言っても特段今のところ変わったこともなく・・・
しかしながら急激に気温が下がり、冬らしい月のスタートと言えるか。

本日も所用で実家の方へ。
ケンメリの元へ向かうとボディカバーは雨によりしっとり。
カバーを丸めてエンジンをかけるが、初爆したあとストール。
アクセルの煽りが足りなかったか。

もう一度セルを回して再始動。
アクセルを適度に踏んで回転を上げる。
バックミラーにマフラーからの白煙（水蒸気）が見える。
流石に寒いせいかいつもよりハッキリと確認ができる。

入念なアイドリングを終えて駐車場を出る。
雨こそ降ってはいないが、曇天模様。
川沿いの道を加速していくと、例によって各部の水滴が飛沫となってウィンドウに付着する。
世田谷通りに出て狛江近くを通過する頃、電光掲示板に渋滞を示す赤いランプが点いているのを確認。
狛江三叉路を抜けてしばらくすると・・・詰まった。
待てども待てども動く気配がなく、Uターンをしようとステアリングを右にきろうとした所で車列が動き始めた。
少し右に振った形で前に進むが、またすぐにストップ。
結局その先で左折して狛江に戻って、仙川を抜けて甲州街道へ出ることに。
本日は１３時に約束をしている案件があったため、先に到着して昼食を済ませるつもりで早めに家を出たつもりが思わぬ所で足止めを食う。

途中ケンメリにも昼食を摂らせるべくガソリンスタンドへ。
給油の傍ら空気圧をチェック。
夏場は暑さで膨張気味だったが、気温が減って空気圧も下がっていた。
それぞれ適切な空気圧にしてエアタンクを返却。
伝票にサインをしていると店員さんから
「こんな天気で走らせても大丈夫なんですか？」
とお気遣いいただくが、
「これしか無いんです」
と返答。
事実なので仕方がない。

給油を済ませて先を急ぐ。
急いでも結局は前が詰まっているのでさほど早くいけるわけではないがなんとか甲州街道へ到達した。
上り方向の甲州街道も渋滞しており、ラジオの情報と電光掲示板を見るとどうやら環八で事故及び検分をしているようだ。
環八に繋がる甲州街道や世田谷通りが混雑していたのはその為だった。
あのまま一車線の世田道よりも甲州街道のほうが流れはあった。

結局１３時の時点では荒玉水道道路にいたので、先方に連絡をして少し送れる旨を伝達。
その後方南通りへ出て、コインパーキングへ。
用件を無事に済ませてコインパーキングを出る。料金は最低料金の１００円。
この１００円をケチって３万幾許かのレッカー代を払ったことを今でも覚えている。

そこから今度は実家へ向かい、次なる用件であるパソコン関連の雑務を片付ける。
プリンタのインクチェックとか（笑）

夕方に実家を後にして家へと戻る。
バイクの人にやたらと興味を持たれた様子だが恥ずかしいのでじっと前を見て信号の変わるのをまったりしつつ、家へと戻った。

結局今日は雨は降らず、給油もできて露払いもできた一日。
そしてケンメリを降りる際に、いつの間にか室内灯が復活していることに気づく。
（実は数ヶ月前あたりから、スイッチの接触不良で点かなくなっていた）
LEDなどの指向性の灯りと違い、ぼんやりと明るい白熱球の灯りにどこか安心感を覚えつつドアを閉める。
再び暗くなる室内。
そしてボディカバーを掛けてケンメリを後にした。