goo blog サービス終了のお知らせ 

Home Sweet Home from Canada

ゴールデンレトリバー Jenny, Jina & Jody(エンジェル)との生活日記

Osteosarcoma(骨肉腫)と診断され1年

2007年09月30日 | Angel Jody
去年の9月29日、Canada West Veterinary Specialists & Critical Care HospitalでジョディはOsteosarcoma(骨肉腫)で断脚手術が必要だと診断されました。その際、断脚手術をし抗がん剤治療をしても1年生きられる可能性は50%と言われました。

あれから1年。毎年この時期になると、あの日の事を思い出すんだろうなぁと思います。診断から手術(10月3日)迄は丸3日しかありませんでした。その3日の間に、夫と調べられるだけの情報を集めたのを思い出します、、。必死でした。

そのジョディの足形を29日に食べてしまったジェニー。ただの偶然なのでしょうが、何ともメッセージのような気がして、、。

去年の9月29日に始まった私達と癌との戦い。今考えても喉の奥が詰まる思いです。


Terry Fox Run

2007年09月17日 | Angel Jody
カナダの有名なヒーローの一人、テリーフォックスは22歳という若さの中、Osteosarcoma(骨肉腫)で亡くなりました。18歳の時、癌の宣告を受け、断脚手術を受けた後、癌撲滅を願い癌研究の資金を集める為、東海岸からバンクーバーのある西海岸を目指し一本足で走り資金集めを呼びかけました。残念ながら癌が肺に転移し、志半ばで諦めざるを得なくなりました。彼の死後、彼の意思を継いで彼の家族が癌撲滅を願いキャンサーリサーチの資金集めをする為テリーフォックスランを続けています。今迄に400ミリオンドルの資金をキャンサーリサーチの為に集めました。日本を含め、世界の色々な国でもテリーフォックスランが行われています。1981年に始まったTerry Fox Run。今年ですでに26回目を迎えました。私たちは12年前に東京で参加して以来の参加です。

今年は私たちにとってもとても意味深いTerry Fox Runになりました。テリーと同じ癌で逝ってしまったジョディを偲び、このランに参加することにしました。友人知人に呼びかけ、約500ドル(5万円)の寄付金を集め、テリーフォックス基金に寄付しました。


ジェニーも参加者が付けるリボンを付け参加しました。


犬連れの人たちも沢山いました。


もう一人のローカルヒーロー、リックハンセン氏も車いすで毎年参加。


Terry Fox Runは他のRunと違い、競争ではありません。皆走るというより、ぞろぞろ歩いていた感じです。




Terry Fox Secondly Schoolの前ではチアリーダーズ達がテリーフォックスラン参加者を激励していました。

ジェニーも一度も会うことが出来なかったお姉ちゃん、ジョディの為に6キロを一生懸命歩きました。昨日はあいにくの雨でしたが、それでも3千人の人がテリーの地元、Port Coquitlamに集まりました。バンクーバーやその他の市でも同じようにテリーフォックスランが行われました。 私はジョディの写真を抱えてジョディと一緒に歩きました。



雨の中6キロ歩きました。10キロのコースもあります。

ゴールした後、サーティフィケートを頂いて帰りました。

今もこの癌と戦っている人や犬達が沢山います。一日でも早く治療法が見つかり、尊い命がこの癌に奪われないよう願っています。

去年の8月15日

2007年08月15日 | Angel Jody
8月15日は私達夫婦にとって忘れられない日になりました。

去年の8月15日、私達は夏休みを取っていました。その1ヶ月前位から時々ビッコをひくようになっていたジョディ。何度か獣医に連れて行き、診てもらってはいたのですが、年齢(当時7歳)からくるものでしょう、様子をみて又来て下さい、、、と言われ、7歳になるとこういう事もある訳ね、、程度に思っていました。ビッコをひいていた日もあれば、普通に歩き、走り、泳ぎ、何時もの通りに戻ったりと、気にはなってはいたものの、「年齢からくる問題」と自分たちに言い聞かせていたようです。

前日がとても暑い日だったので私達のベッドルームのある上階は不快に暑く、そういう日はジョディは何時も涼しい1階の玄関先で寝ていました。休暇中の15日の朝、何時もよりゆっくり起き、1階に降りてみるとジョディが好きな窓際で寝ていました。でも、様子が少し変でした。「ジョディ?」と声をかけても、頭をあげる事が出来ません。「ジョディ??」その時、それ迄1ヶ月に起こった色々な事から「本当はもっと何か問題があるんじゃない?」と言う不安が現実になり、頭を持ち上げる事さえ出来なくなってしまったジョディを目の当りにして二人ともパニック状態になりました。

何とか起こし前庭に連れて行き排泄をさせようとしましたが、ヨロヨロで歩くのがやっとでとても辛そうでした。その姿をみて、絶対に何か大変な問題があるはずだ、、と悟った私達は、その不安感から、二人で肩を抱いて泣いたのを覚えています。二人とも何も言葉に出しては言いませんでした、、、。でも今思えば、二人とも、何か大変な事が起きている事を察していました。

今迄の獣医の所に連れて行こうとは思いませんでした。近所のホリスティックベットに初めて行き(今現在ジェニーがお世話になっているベットではない所)、事情を説明し、出来る検査は全てして欲しいとお願いしました。朝、連れて行き、検査が終わったのは夕方近くでした。血液検査、レントゲン、どれも何も問題がないとの事でした。抗炎症剤を処方され様子をみてみるということで家に帰ってきました。家に戻っても、ビッコをひいていました。それより何より生気を感じませんでした。

その後、再び何時ものジョディの戻ったかのようでしたが、、、それが大きな間違いだったのはその時には知るすべもなく、、、。

ジョディの闘病記は是非残したいと思っています。また時間をつくり、この8月15日に始まった骨肉腫との戦いの日々を何時か記録に残しておこうと思います。その8月15日は、「何だか嫌な予感」の始まりの日でした、、、。


亡くなる1週間前。大好きだったMundy Parkで。

Jody8回目の月命日

2007年08月10日 | Angel Jody
私達の大切なSweet Girl, Jodyが亡くなって今日で8ヶ月になりました。

彼女の事を思わない日は一日もありません、、、。朝起きて、おはよう、帰って来て、ただいま、何時もジョディに話しています。これはこれからも変わる事なく、私達がレインボーブリッジでジョディと再会する迄、ずっと続く事です。

ジョディの事を思うと喉の奥が詰まります。本当に最愛の子でした、、から。



1週間前から集合郵便受けに貼られている手書きのノーティス。飼い主の叫びがこの広告から感じられ、私もとても他人事ではありません。報奨金、7千ドル(70万円)。2キロちょっとのヨークシャテリア(両親が飼っていた犬種なので、余計に自分の事のように感じられ、、、)13歳。 毎日飲んでいた薬もあるようで、どうしても探し出したいという飼い主の気持ちが痛い程分かるだけに、この広告を見るたびに胸が痛みます。No Questions、、何も問いたださないから、とにかく犬を返して欲しい、、、。このノーティス、今日もまだありました。良い進展があれば良いのだけど、、、。


一日も早く、解決して欲しい、、。

Jodyに届いたカード

2007年07月14日 | Angel Jody
ジョディが5年半お世話になっていたVetからカードが届きました。毎年この時期には届く予防注射と健康診断のリマインダーカードですが、今年は何時もと違った気持ちで受け取りました。

バンクーバーから今住んでいる郊外の住宅地に引っ越してきたのはジョディが1歳半の時でした。引っ越して来てすぐに獣医探し。今はどうか分かりませんが、当時、この獣医師は毎週末ローカルテレビに出て視聴者から受ける質問に答えるコーナーを持っていた獣医師でした。テレビで見たことのある獣医師、、何故だか妙に信用してしまっていました。当時、しょっちゅう下痢を起こしていたジョディに、あるペットフード会社(どの獣医も薦める例のブランド)のアレルギー用フードを薦められ、そのフードに変えた所、今迄の問題があっと言う間に解決(したと思っていました)。ちゃんとしたアレルギーテストもせず、多分アレルギーであろうと思い込み、獣医師から薦められるまま、そのフードを5年半も与えていました。その間、食べ物の規制はあるにしろ、特に健康を崩す事もなく、元気に7歳を迎えました。2005年の夏、私達が何時も行く、ホリスティックドギーベーカリーでドッグフードに関するセミナーがあり参加しました。セミナーの後、ホリスティック獣医に胃腸の弱いジョディが今の獣医師の薦めるフードでその問題を解決した事、しかしながら、長期間そのフードを与えていて問題がないのかどうかを尋ねました。その獣医師のアドバイスはアレルギー検査を受け、何にアレルギーでかるかを調べてから判断した方が良いとの事でした。しかし、当時ジョディに与えていたフードを長期で与えるには問題があるのでは?と言うアドバイスから、ジョディにアレルギー血液検査をしました。ずっと動物タンパク質にアレルギーがあると思っていたのですが、結果は全く違っていました(このアレルギー血液検査も賛否両論あり、100%正しい結果が出ないようです。ただガイドラインとして数字を見るくらいに考えておいた方が良いようです)。コーン、バーリー、トマト、その他の穀物類にアレルギー反応が出ていました。その日からドッグフードを生肉ダイエットに一番近いと言われるドライフードに変えました。普通のドライフードには量を増やすため、穀物(コーンなど)が入っていますが、このフードは穀物が入っていません。もっと早く検査をしてもっと早く身体にあった食べ物を与えれば良かったと後悔しています。

去年の今頃、前足をかばうように歩き始めていました。予防注射に連れて行った際(そのテレビの獣医)びっこを引いている事を話しましたが、「もう7歳ですからねぇ、犬もその年になるとそういう事もあります」と言われ何の検査もしませんでした。それでも、びっこを引いたり、それが治ったり(治ってはいなかったのですが、、、)だったので、ただの疲れかな程度にしか考えていませんでした。今思えばその頃すでに骨肉腫に罹っていたようです その後獣医を変えましたが、結局7歳半という若さで逝ってしまいました。いつか時間を見つけて骨肉腫と戦ったジョディの闘病記ブログを立ち上げようと思っています。


去年の今頃のジョディ。このベッドが好きでした。

昨日は、2週間前からの飲み始めた甲状腺のお薬の効果を見てもらう為、ジェニーを獣医に連れて行きました。どうやら薬が効いているようです。2週間後に再び甲状腺の検査をすると言われました。甲状腺の薬は一生飲ませ続けなくてはいけないようです。