2年前の今日、9月29日、ジョディはOsteosarcoma(骨肉腫)と診断されました。断脚手術をし、抗がん剤治療をして1年生きる可能性は50%と言う酷な宣告でした。
その日は、こんな深刻な宣告を受けるとは思ってもいなかった私は気になりながらも仕事に出かけました。夫一人でジョディを専門医が集まる病院へ連れて行きました。今迄の経過を報告し、私が数日前に見つけたという「スポット」をドクターに伝え、ドクターがその「スポット」を触ったと同時に、ジョディが痛さのあまり、今迄一度も聞いた事がない絞るような声で雄叫びをあげたそうです。夫はその声を一生忘れる事は出来ない、、と言っています。とにかく、痛いんだそうです、、、。骨癌は本当に痛いんだそうです。人間だったらここ迄我慢は出来ない、、と言われました。とにかく痛みを取る為、1日でも早く断脚手術を、、と言われその日に決断。10月3日の手術迄、本当にどうやって過ごしたか記憶があまりありません、、、。
写真も少ないんです。とにかくその日に始めたアンチキャンサーダイエットを手作りしたり、資料を集めたり、とにかくジョディの命を救いたいと一生懸命でした。まさか、手術から2ヶ月後に私達の手元から離れてしまうなんて夢にも思っていませんでした、、、。
当時フロリダ大学の教授だったDr. Clemmonsのアンチキャンサーダイエットレシピで作った食事を食べるジョディ。食欲は最後迄ありました。
家の近所のお散歩。ジョディは何時もボールや木の枝をくわえて歩くのが好きでした。
よっぽど痛かったのでしょう、、。右足には体重をかけていないようでした、、。
手術前、ジョディの一番好きだったバンツェンレークへ。本当に病気なの?と思う程、元気に飛び跳ねていました。余程嬉しかったのでしょう、、、。
それでも家に帰れば、、、、。
私のブログにも「犬、骨肉腫、」等の検索で訪れて下さる方がいらっしゃいます。私が2年前に藁をもすがる気持ちで情報探しをしていた時を思い出します。私達の辛く悲しい経験が少しでも、今骨肉腫で戦っている愛犬を救いたいと願っている飼い主さんのお役に立てればどんなに嬉しい事かと思います。
ジョディはとてもしっかりとした強い子でした。だからあそこ迄我慢していたのかと思うともっと早く何とか手を尽くせなかったのか、、と悔やまれます。短かったけど、ジョディとの7年半の生活は私達に大きな幸せを与えてくれました。どんなに感謝してもしきれません。
今は天国で四本足に戻って大好きなテニスボールを追っかけている事でしょう。そして、時々下に降りてきては「ジェニーはまったく」と苦笑いして私達を見ているような気がします。
今日はやっぱり悲しい日です。
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